競技用靴の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における競技用靴の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比7.7%増の112.7。前年より増加となったのは2年ぶり。2015年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の競技用靴の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の競技用靴の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の競技用靴の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1足]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の競技用靴の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と競技用靴の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の競技用靴の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の競技用靴の値段・価格[単位:1足]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は14,152円。標準偏差は1,055円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.5%。競技用靴の変動係数をその他の品目と比較したところ、競技用靴は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

競技用靴の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は42。同様に、下落した都市の数は5、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、47都市の中で競技用靴の値段が最も安い都市のランキング第1位は11,720円[単位:1足]の山形市、次いで11,814円の那覇市、12,039円の甲府市の順です。同様に、競技用靴の値段が最も高い都市は15,813円の新潟市、次いで15,583円の盛岡市、15,560円の前橋市の順です。また、最も高い新潟市と最も安い山形市との価格差は4,093円となっています。

競技用靴の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1足、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	13,552	12,841	14,057	20
青森市	11,687	11,994	13,654	16
盛岡市	12,759	13,823	15,583	46
仙台市	12,904	14,345	14,450	26
秋田市	14,300	14,600	15,070	38
山形市	12,155	11,321	11,720	1
福島市	14,103	14,346	15,354	40
水戸市	12,851	12,828	12,643	5
宇都宮市	14,085	13,913	14,763	32
前橋市	13,134	13,998	15,560	45
さいたま市	13,649	13,750	14,071	21
千葉市	13,057	13,718	14,509	28
東京都区部	13,259	13,213	14,424	25
横浜市	13,804	11,950	13,956	19
新潟市	13,819	14,075	15,813	47
富山市	12,453	12,522	13,521	13
金沢市	13,915	13,319	14,965	37
福井市	14,621	14,147	14,873	34
甲府市	11,307	10,180	12,039	3
長野市	13,555	13,873	15,441	42
岐阜市	11,444	10,230	12,305	4
静岡市	12,288	11,714	13,066	8
名古屋市	14,300	13,764	14,749	31
津市	15,400	15,400	13,433	11
大津市	13,423	14,300	13,730	17
京都市	13,965	14,428	14,887	35
大阪市	12,762	12,840	13,610	14
神戸市	12,150	11,753	12,887	7
奈良市	14,300	13,873	14,923	36
和歌山市	13,351	13,521	14,482	27
鳥取市	11,340	11,494	13,221	9
松江市	13,004	12,705	14,593	29
岡山市	13,885	12,989	13,623	15
広島市	11,527	11,589	12,779	6
山口市	14,181	14,804	15,492	43
徳島市	13,750	13,750	14,321	23
高松市	12,380	14,053	15,308	39
松山市	12,689	13,243	14,408	24
高知市	12,949	13,493	13,492	12
福岡市	13,915	13,448	14,635	30
佐賀市	13,195	10,679	13,744	18
長崎市	14,002	12,613	14,131	22
熊本市	12,762	12,785	13,243	10
大分市	13,223	12,352	14,868	33
宮崎市	12,543	14,170	15,400	41
鹿児島市	13,584	13,975	15,537	44
那覇市	11,807	13,334	11,814	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。