競技用靴の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における競技用靴の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.4ポイント上昇し122.5。前月との比較では4.0ポイント上昇。上がったのは4ケ月連続。

最大値・・・122.5(2024年9月)
最小値・・・82.9(2018年12月)
平均値・・・100.7
標準偏差・・9.4

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の競技用靴の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の競技用靴の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の競技用靴の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1足]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の競技用靴の表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と競技用靴の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の競技用靴の値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の競技用靴の値段・価格[単位:1足]とランキングを見てみましょう。

46都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は15,263円。標準偏差は1,300円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.5%。競技用靴の変動係数をその他の品目と比較したところ、競技用靴は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

競技用靴の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は31となりました。
46都市の中で競技用靴の値段が最も安い都市のランキング第1位は11,595円[単位:1足]の長崎市、次いで12,600円の甲府市、13,145円の津市の順です。同様に、競技用靴の値段が最も高い都市は16,500円の青森市。また、最も高い青森市と最も安い長崎市との価格差は4,905円となっています。

競技用靴の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1足、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	13,145	15,950	15,950	24
青森市	14,025	16,500	16,500	31
盛岡市	15,950	15,675	16,500	31
仙台市	15,950	15,950	15,675	22
秋田市	16,500	16,500	16,500	31
山形市	14,410	11,270	13,745	8
福島市	16,500	16,500	16,500	31
水戸市	16,500	13,200	13,475	4
宇都宮市	16,500	16,500	16,500	31
前橋市	16,500	15,950	16,500	31
さいたま市	14,300	14,300	14,300	14
千葉市	15,950	16,500	16,500	31
東京都区部	15,170	14,877	14,877	17
横浜市	15,950	13,475	15,950	24
新潟市	16,500	16,500	16,500	31
富山市	14,135	13,475	14,025	10
金沢市	16,500	15,675	16,500	31
福井市	15,400	15,675	16,500	31
甲府市	13,250	12,600	12,600	2
長野市	15,950	13,475	14,025	10
岐阜市	13,640	14,025	14,025	10
静岡市	15,180	16,500	16,500	31
名古屋市	15,400	13,640	15,950	24
津市	11,990	13,145	13,145	3
京都市	15,950	13,245	14,745	16
大阪市	14,323	15,400	15,400	18
神戸市	14,250	15,125	16,500	31
奈良市	13,640	16,500	16,500	31
和歌山市	16,500	15,950	15,950	24
鳥取市	13,245	15,400	15,400	18
松江市	16,500	15,400	15,950	24
岡山市	13,310	15,950	15,950	24
広島市	16,500	13,475	13,475	4
山口市	16,500	15,950	15,950	24
徳島市	13,700	13,475	13,475	4
高松市	15,950	16,500	16,500	31
松山市	14,300	13,695	13,695	7
高知市	15,675	14,245	14,245	13
福岡市	13,640	15,675	15,675	22
佐賀市	15,950	13,745	13,745	8
長崎市	15,950	11,595	11,595	1
熊本市	16,500	14,850	15,400	18
大分市	16,500	16,500	16,500	31
宮崎市	16,500	15,400	15,400	18
鹿児島市	16,500	16,500	16,500	31
那覇市	10,230	14,300	14,300	14

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。