ノートブックの価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるノートブックの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比7.1%増の107.3。2年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のノートブックの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のノートブックの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のノートブックの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1冊]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のノートブックの表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とノートブックの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のノートブックの値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のノートブックの値段・価格[単位:1冊]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は172円。標準偏差は21円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.2%。ノートブックの変動係数をその他の品目と比較した結果、ノートブックの地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

ノートブックの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は72。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は3となりました。
2023年において、81都市の中でノートブックの値段が最も安い都市のランキング第1位は74円[単位:1冊]の岡山市、次いで111円の松江市、128円の大分市の順です。同様に、ノートブックの値段が最も高い都市は206円の静岡市。また、最も高い静岡市と最も安い岡山市との価格差は132円となっています。

ノートブックの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1冊、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	162	162	173	32
函館市	184	178	186	64
旭川市	168	162	173	32
青森市	186	190	203	78
盛岡市	175	172	184	58
仙台市	173	178	194	75
八戸市	173	177	187	66
秋田市	153	156	167	26
山形市	187	191	204	79
福島市	173	177	191	72
郡山市	150	153	166	23
水戸市	171	173	187	66
日立市	148	148	166	23
宇都宮市	141	140	153	13
小山市	175	172	155	14
前橋市	110	107	131	4
さいたま市	175	178	192	74
熊谷市	163	163	171	30
川口市	162	165	181	48
所沢市	156	164	150	8
千葉市	157	161	170	29
佐倉市	156	162	182	52
浦安市	162	162	157	16
東京都区部	162	167	180	46
八王子市	184	172	151	9
立川市	173	175	186	64
府中市	170	170	152	12
横浜市	163	163	177	42
川崎市	179	182	191	72
相模原市	173	174	185	62
横須賀市	162	165	182	52
新潟市	168	170	183	56
長岡市	174	174	174	36
富山市	156	149	149	7
金沢市	135	153	178	44
福井市	172	174	185	62
甲府市	166	152	184	58
長野市	123	125	139	6
松本市	162	164	181	48
岐阜市	157	162	177	42
静岡市	168	181	206	81
浜松市	160	153	176	40
富士市	161	161	161	19
名古屋市	155	157	173	32
岡崎市	173	173	184	58
津市	157	157	181	48
松阪市	163	163	173	32
大津市	153	154	184	58
京都市	175	172	183	56
大阪市	165	171	187	66
堺市	174	178	189	71
枚方市	162	165	179	45
東大阪市	162	165	181	48
神戸市	168	170	180	46
姫路市	162	165	182	52
西宮市	185	185	198	76
伊丹市	151	151	157	16
奈良市	161	158	174	36
和歌山市	142	143	151	9
鳥取市	162	165	182	52
松江市	86	88	111	2
岡山市	139	80	74	1
広島市	135	139	161	19
福山市	187	191	204	79
山口市	144	147	151	9
宇部市	129	138	156	15
徳島市	166	171	175	39
高松市	157	152	174	36
松山市	149	154	169	28
今治市	129	136	158	18
高知市	159	153	167	26
福岡市	151	153	166	23
北九州市	185	184	198	76
佐賀市	175	178	188	70
長崎市	169	169	187	66
佐世保市	162	165	171	30
熊本市	169	166	176	40
大分市	131	123	128	3
宮崎市	139	141	161	19
鹿児島市	156	156	161	19
那覇市	122	125	135	5

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。