ノートブックの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるノートブックの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.1ポイント上昇し115.7。前月との比較では0.8ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・115.7(2025年1月)
最小値・・・90.8(2018年5月)
平均値・・・101
標準偏差・・7.39

下表は地域別(都市別)のノートブックの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のノートブックの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のノートブックの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1冊]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のノートブックの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とノートブックの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のノートブックの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のノートブックの値段・価格[単位:1冊]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は186円。標準偏差は29円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15.6%。ノートブックの変動係数をその他の品目と比較した結果、ノートブックの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ノートブックの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は33。同様に、下落した都市の数は4、変化のない都市の数は42となりました。
79都市の中でノートブックの値段が最も安い都市のランキング第1位は74円[単位:1冊]の浦安市、次いで96円の岡山市、118円の枚方市の順です。同様に、ノートブックの値段が最も高い都市は220円の山形市。また、最も高い山形市と最も安い浦安市との価格差は146円となっています。

ノートブックの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1冊、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	184	184	195	41
函館市	195	217	217	68
旭川市	184	184	184	29
青森市	209	213	218	75
盛岡市	195	206	206	56
仙台市	201	217	217	68
八戸市	195	217	217	68
秋田市	169	174	179	25
山形市	209	220	220	77
福島市	202	201	201	50
郡山市	174	174	185	32
水戸市	187	198	157	12
日立市	178	168	178	24
宇都宮市	160	170	170	19
小山市	163	174	174	21
前橋市	135	140	140	6
さいたま市	202	202	213	65
熊谷市	174	174	174	21
川口市	195	195	217	68
所沢市	138	138	138	4
千葉市	173	173	184	29
浦安市	107	74	74	1
東京都区部	186	191	197	46
八王子市	152	152	152	11
立川市	195	217	217	68
府中市	139	139	139	5
横浜市	185	202	213	65
川崎市	199	199	204	54
相模原市	191	191	219	76
新潟市	202	202	213	65
長岡市	174	186	186	34
富山市	169	191	191	36
金沢市	185	190	190	35
福井市	199	204	204	54
甲府市	199	198	201	50
長野市	158	157	163	15
松本市	195	195	195	41
岐阜市	188	188	199	49
静岡市	209	220	220	77
浜松市	181	181	192	38
富士市	161	161	161	14
名古屋市	195	195	203	53
豊橋市		174	174	21
津市	185	185	191	36
松阪市	230	208	208	61
大津市	196	196	196	45
京都市	202	201	206	56
大阪市	197	202	209	64
堺市	195	206	206	56
枚方市	184	118	118	3
東大阪市	195	195	217	68
神戸市	195	195	206	56
姫路市	195	195	195	41
西宮市	208	208	208	61
伊丹市	162	185	185	32
奈良市	195	195	206	56
和歌山市	153	153	158	13
鳥取市	195	195	217	68
松江市	172	182	193	39
岡山市	96	96	96	2
広島市	172	182	193	39
福山市	209	220	220	77
山口市	151	198	184	29
宇部市	154	140	140	6
徳島市	183	183	183	28
高松市	164	173	173	20
松山市	175	153	164	16
今治市	154	176	140	6
高知市	186	168	179	25
福岡市	163	174	179	25
北九州市	203	208	208	61
佐賀市	186	197	197	46
長崎市	187	208	197	46
佐世保市	184	184	195	41
熊本市	185	196	202	52
大分市	130	141	141	9
宮崎市	166	168	168	18
鹿児島市	165	165	165	17
那覇市	142	142	142	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。