ノートブックの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるノートブックの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より7.7ポイント上昇し112.2。前月との比較では0.6ポイント上昇。上がったのは5ケ月連続。

最大値・・・112.2(2024年2月)
最小値・・・87(2016年1月)
平均値・・・96.6
標準偏差・・6.63

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のノートブックの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のノートブックの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のノートブックの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1冊]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のノートブックの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とノートブックの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のノートブックの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のノートブックの値段・価格[単位:1冊]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は180円。標準偏差は23円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.8%。ノートブックの変動係数をその他の品目と比較した結果、ノートブックの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ノートブックの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は71となりました。
81都市の中でノートブックの値段が最も安い都市のランキング第1位は96円[単位:1冊]の岡山市、次いで107円の浦安市、130円の大分市の順です。同様に、ノートブックの値段が最も高い都市は230円の松阪市。また、最も高い松阪市と最も安い岡山市との価格差は134円となっています。

ノートブックの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1冊、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	162	184	184	34
函館市	184	195	195	50
旭川市	162	184	184	34
青森市	197	209	209	77
盛岡市	179	195	195	50
仙台市	186	201	201	69
八戸市	184	195	195	50
秋田市	163	169	169	22
山形市	198	209	209	77
福島市	184	202	202	70
郡山市	161	174	174	27
水戸市	187	187	187	46
日立市	148	178	178	31
宇都宮市	140	160	160	14
小山市	152	163	163	17
前橋市	129	135	135	4
さいたま市	186	202	202	70
熊谷市	163	174	174	27
川口市	173	195	195	50
所沢市	172	138	138	5
千葉市	166	173	173	26
佐倉市	165	185	185	38
浦安市	173	107	107	2
東京都区部	179	185	186	43
八王子市	152	152	152	9
立川市	184	195	195	50
府中市	170	139	139	6
横浜市	168	185	185	38
川崎市	187	199	199	66
相模原市	179	191	191	49
横須賀市	173	195	195	50
新潟市	180	206	202	70
長岡市	174	174	174	27
富山市	141	169	169	22
金沢市	174	185	185	38
福井市	183	188	199	66
甲府市	150	199	199	66
長野市	134	158	158	13
松本市	173	195	195	50
岐阜市	172	184	188	48
静岡市	198	209	209	77
浜松市	179	172	181	32
富士市	161	161	161	15
名古屋市	163	195	195	50
岡崎市	185	185	207	75
津市	180	185	185	38
松阪市	163	230	230	81
大津市	174	196	196	64
京都市	169	202	202	70
大阪市	183	197	197	65
堺市	179	195	195	50
枚方市	173	184	184	34
東大阪市	173	195	195	50
神戸市	179	195	195	50
姫路市	173	195	195	50
西宮市	185	208	208	76
伊丹市	151	151	162	16
奈良市	168	195	195	50
和歌山市	147	153	153	10
鳥取市	173	195	195	50
松江市	101	172	172	24
岡山市	74	74	96	1
広島市	156	172	172	24
福山市	198	209	209	77
山口市	151	151	151	8
宇部市	143	154	154	11
徳島市	167	183	183	33
高松市	174	179	164	19
松山市	158	175	175	30
今治市	143	176	154	11
高知市	169	186	186	43
福岡市	163	163	163	17
北九州市	192	203	203	74
佐賀市	186	186	186	43
長崎市	187	187	187	46
佐世保市	173	184	184	34
熊本市	164	185	185	38
大分市	124	130	130	3
宮崎市	158	166	166	21
鹿児島市	156	165	165	20
那覇市	131	142	142	7

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。