ノートブックの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年7月におけるノートブックの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.2ポイント上昇し113.9。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは10ケ月連続。

最大値・・・113.9(2024年7月)
最小値・・・89.2(2017年1月)
平均値・・・98.7
標準偏差・・7.04

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のノートブックの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のノートブックの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年7月日本地図でみる都道府県別のノートブックの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1冊]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のノートブックの表のから2024年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とノートブックの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のノートブックの値段・価格と2024年7月の安値ランキング

2024年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のノートブックの値段・価格[単位:1冊]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は181円。標準偏差は25円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.8%。ノートブックの変動係数をその他の品目と比較した結果、ノートブックの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ノートブックの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は5。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は74となりました。
81都市の中でノートブックの値段が最も安い都市のランキング第1位は59円[単位:1冊]の浦安市、次いで96円の岡山市、135円の前橋市の順です。同様に、ノートブックの値段が最も高い都市は209円の山形市。また、最も高い山形市と最も安い浦安市との価格差は150円となっています。

ノートブックの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年7月 2024年6月 2024年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1冊、順位]

都市名	2023年7月	2024年6月	2024年7月	ランキング (安値順)
札幌市	184	184	184	35
函館市	184	195	195	46
旭川市	184	184	184	35
青森市	209	209	207	75
盛岡市	184	195	195	46
仙台市	201	201	201	65
八戸市	184	195	195	46
秋田市	169	169	169	18
山形市	209	209	209	79
福島市	191	201	201	65
郡山市	161	174	174	24
水戸市	187	187	187	41
日立市	168	178	178	30
宇都宮市	155	160	175	27
小山市	152	163	163	14
前橋市	135	135	135	3
さいたま市	191	202	202	70
熊谷市	174	174	174	24
川口市	184	195	195	46
所沢市	128	138	138	4
千葉市	172	173	173	22
佐倉市	185	196	196	58
浦安市	140	59	59	1
東京都区部	179	191	192	45
八王子市	152	152	152	8
立川市	184	195	195	46
府中市	129	139	139	5
横浜市	180	202	202	70
川崎市	194	199	199	61
相模原市	191	191	191	44
横須賀市	184	195	195	46
新潟市	180	202	202	70
長岡市	174	174	174	24
富山市	147	169	169	18
金沢市	174	190	190	43
福井市	188	199	199	61
甲府市	193	199	199	61
長野市	141	158	158	11
松本市	184	195	195	46
岐阜市	177	188	188	42
静岡市	231	209	209	79
浜松市	185	181	181	32
富士市	161	161	161	12
名古屋市	178	195	195	46
岡崎市	185	207	207	75
津市	180	185	185	40
松阪市	175	208	208	77
大津市	185	196	196	58
京都市	180	201	201	65
大阪市	186	197	201	65
堺市	195	201	201	65
枚方市	184	184	184	35
東大阪市	184	195	195	46
神戸市	179	206	206	74
姫路市	184	195	195	46
西宮市	208	208	208	77
伊丹市	162	162	162	13
奈良市	173	195	195	46
和歌山市	153	153	153	9
鳥取市	184	195	195	46
松江市	111	172	172	20
岡山市	74	96	96	2
広島市	156	172	172	20
福山市	209	209	209	79
山口市	151	151	167	17
宇部市	176	176	176	28
徳島市	183	183	183	34
高松市	174	173	173	22
松山市	180	153	153	9
今治市	176	176	176	28
高知市	175	184	184	35
福岡市	179	163	163	14
北九州市	203	203	203	73
佐賀市	191	197	197	60
長崎市	187	199	199	61
佐世保市	173	184	184	35
熊本市	179	187	182	33
大分市	130	130	141	6
宮崎市	158	178	178	30
鹿児島市	165	165	165	16
那覇市	131	142	142	7

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。