自動車整備費(定期点検)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における自動車整備費（定期点検）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.5ポイント上昇し103.8。前月との比較では0.2ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・103.8(2024年2月)
最小値・・・94.3(2016年5月)
平均値・・・98.3
標準偏差・・3.06

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の自動車整備費(定期点検)の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の自動車整備費(定期点検)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の自動車整備費(定期点検)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車整備費(定期点検)の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車整備費(定期点検)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車整備費(定期点検)の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車整備費(定期点検)の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は10,456円。標準偏差は1,908円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は18.2%。自動車整備費(定期点検)の変動係数をその他の品目と比較すると、自動車整備費(定期点検)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車整備費(定期点検)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は44となりました。
47都市の中で自動車整備費(定期点検)の値段が最も安い都市のランキング第1位は5,940円[単位:1回]の高松市、次いで6,600円の福岡市、7,425円の大分市の順です。同様に、自動車整備費(定期点検)の値段が最も高い都市は14,700円の奈良市、次いで14,181円の東京都区部、14,025円の山形市の順です。また、最も高い奈良市と最も安い高松市との価格差は8,760円となっています。

自動車整備費(定期点検)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	11,550	12,210	12,210	38
青森市	12,600	13,100	13,600	43
盛岡市	9,350	10,450	10,450	29
仙台市	9,240	9,240	9,240	12
秋田市	10,400	10,400	10,400	27
山形市	13,340	14,025	14,025	45
福島市	11,000	11,000	11,550	34
水戸市	10,490	10,490	10,490	30
宇都宮市	8,250	9,240	9,240	12
前橋市	10,010	9,210	9,210	11
さいたま市	12,650	12,925	12,925	42
千葉市	8,800	8,800	8,800	6
東京都区部	13,600	14,181	14,181	46
横浜市	12,467	12,467	12,467	40
新潟市	9,900	9,900	9,900	20
富山市	8,140	8,140	8,140	4
金沢市	9,240	9,790	9,790	17
福井市	9,900	9,900	9,900	20
甲府市	8,690	8,690	8,690	5
長野市	11,550	13,750	13,750	44
岐阜市	11,000	11,550	11,550	34
静岡市	11,000	12,650	12,650	41
名古屋市	9,350	9,350	9,350	14
津市	9,350	9,350	9,350	14
大津市	11,000	12,100	12,100	36
京都市	11,000	11,000	11,000	31
大阪市	12,247	12,247	12,247	39
神戸市	8,800	8,850	8,850	8
奈良市	11,880	12,500	14,700	47
和歌山市	11,000	11,000	11,000	31
鳥取市	8,954	9,790	9,790	17
松江市	9,790	9,790	9,790	17
岡山市	9,075	9,075	9,075	9
広島市	10,340	10,340	10,340	26
山口市	10,400	10,400	10,400	27
徳島市	8,470	9,350	9,350	14
高松市	5,890	5,940	5,940	1
松山市	9,100	9,100	9,100	10
高知市	12,500	11,000	11,000	31
福岡市	6,600	6,600	6,600	2
佐賀市	8,800	8,800	8,800	6
長崎市	12,100	12,100	12,100	36
熊本市	9,900	9,900	9,900	20
大分市	11,055	7,425	7,425	3
宮崎市	9,900	9,900	9,900	20
鹿児島市	10,000	10,250	10,250	25
那覇市	9,900	9,900	9,900	20

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。