自動車バッテリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における自動車バッテリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.8ポイント低下し112.6。前月と同水準。

最大値・・・119(2024年4月)
最小値・・・89.5(2018年1月)
平均値・・・103.7
標準偏差・・8.04

下表は地域別(都市別)の自動車バッテリーの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の自動車バッテリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の自動車バッテリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車バッテリーの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車バッテリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車バッテリーの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車バッテリーの値段・価格[単位:1個]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は7,449円。標準偏差は1,702円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は22.8%。自動車バッテリーの変動係数をその他の品目と比較すると、自動車バッテリーは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車バッテリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は44となりました。
47都市の中で自動車バッテリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は4,480円[単位:1個]の金沢市、次いで4,880円の那覇市、4,980円のさいたま市の順です。同様に、自動車バッテリーの値段が最も高い都市は16,800円の札幌市、次いで9,114円の岐阜市、8,654円の松江市の順です。また、最も高い札幌市と最も安い金沢市との価格差は12,320円となっています。

自動車バッテリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	17,800	16,800	16,800	47
青森市	7,539	6,729	6,729	15
盛岡市	8,800	7,980	7,980	29
仙台市	8,778	7,829	7,829	26
秋田市	7,329	7,579	7,579	24
山形市	9,200	7,980	7,980	29
福島市	9,200	7,980	7,980	29
水戸市	9,200	6,480	6,480	6
宇都宮市	9,200	7,980	7,980	29
前橋市	7,890	7,480	7,980	29
さいたま市	7,440	4,980	4,980	3
千葉市	8,089	5,779	5,779	5
東京都区部	7,144	7,004	7,280	18
横浜市	6,814	7,089	7,089	17
新潟市	11,055	7,980	7,980	29
富山市	8,140	7,730	7,730	25
金沢市	4,480	4,480	4,480	1
福井市	7,900	7,490	7,490	22
甲府市	7,290	6,480	6,480	6
長野市	7,290	6,480	6,480	6
岐阜市	9,043	9,043	9,114	46
静岡市	7,290	6,480	6,480	6
名古屋市	8,800	7,980	7,980	29
津市	7,509	7,509	7,509	23
大津市	8,290	7,480	7,480	21
京都市	6,480	6,480	6,480	6
大阪市	7,030	7,030	7,030	16
神戸市	7,290	7,290	7,290	19
奈良市	9,200	7,980	7,980	29
和歌山市	9,200	7,980	7,980	29
鳥取市	8,800	7,980	7,980	29
松江市	9,064	8,654	8,654	45
岡山市	5,478	6,578	6,578	13
広島市	9,600	7,980	7,980	29
山口市	9,200	7,980	7,980	29
徳島市	8,800	7,940	7,940	28
高松市	7,425	7,425	7,425	20
松山市	6,890	6,480	6,480	6
高知市	8,639	7,829	7,829	26
福岡市	4,980	4,980	4,980	3
佐賀市	9,600	7,980	7,980	29
長崎市	9,600	7,980	7,980	29
熊本市	9,200	7,980	7,980	29
大分市	8,800	7,980	7,980	29
宮崎市	7,290	6,480	6,480	6
鹿児島市	6,754	6,589	6,589	14
那覇市	4,880	4,880	4,880	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。