自動車バッテリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における自動車バッテリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.2ポイント上昇し117.4。前月との比較では0.7ポイント上昇。上がったのは5ケ月ぶり。

最大値・・・119(2024年4月)
最小値・・・89.5(2018年1月)
平均値・・・103.2
標準偏差・・7.93

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の自動車バッテリーの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の自動車バッテリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の自動車バッテリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車バッテリーの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車バッテリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車バッテリーの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車バッテリーの値段・価格[単位:1個]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は7,968円。標準偏差は1,942円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は24.4%。自動車バッテリーの変動係数をその他の品目と比較すると、自動車バッテリーは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車バッテリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は5。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は41となりました。
47都市の中で自動車バッテリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は4,480円[単位:1個]の金沢市、次いで4,880円の那覇市、4,980円のさいたま市の順です。同様に、自動車バッテリーの値段が最も高い都市は17,800円の札幌市。また、最も高い札幌市と最も安い金沢市との価格差は13,320円となっています。

自動車バッテリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	17,800	17,800	17,800	47
青森市	7,539	7,539	7,539	22
盛岡市	8,800	8,390	8,390	28
仙台市	8,778	8,778	8,778	31
秋田市	7,329	7,329	7,329	18
山形市	9,200	8,790	8,790	32
福島市	9,200	8,790	8,790	32
水戸市	9,200	7,290	7,290	12
宇都宮市	9,200	8,790	8,790	32
前橋市	7,890	7,192	7,890	24
さいたま市	7,190	7,440	4,980	3
千葉市	8,089	8,089	8,089	26
東京都区部	6,644	7,004	7,004	9
横浜市	6,390	7,089	7,089	11
新潟市	11,055	9,600	9,600	43
富山市	8,140	7,730	7,730	23
金沢市	4,230	3,982	4,480	1
福井市	7,900	7,490	7,490	20
甲府市	7,040	7,290	7,290	12
長野市	7,040	7,290	7,290	12
岐阜市	9,043	8,800	9,043	41
静岡市	7,040	7,290	7,290	12
名古屋市	8,800	8,390	8,390	28
津市	7,509	7,509	7,509	21
大津市	8,290	8,290	8,290	27
京都市	6,230	6,480	6,480	6
大阪市	6,780	7,030	7,030	10
神戸市	7,040	7,245	7,290	12
奈良市	9,200	8,790	8,790	32
和歌山市	9,200	8,790	8,790	32
鳥取市	8,800	7,980	7,980	25
松江市	9,064	9,464	9,464	42
岡山市	5,478	5,478	5,478	5
広島市	9,600	9,600	9,600	43
山口市	9,200	8,790	8,790	32
徳島市	8,800	8,800	8,800	39
高松市	7,425	6,600	7,425	19
松山市	6,890	6,480	6,480	6
高知市	8,639	8,639	8,639	30
福岡市	4,480	4,980	4,980	3
佐賀市	9,600	9,600	9,600	43
長崎市	9,600	9,600	9,600	43
熊本市	9,200	8,790	8,790	32
大分市	8,800	8,800	8,800	39
宮崎市	7,040	7,290	7,290	12
鹿児島市	6,864	6,589	6,589	8
那覇市	4,630	4,880	4,880	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。