補聴器の価格の推移

1. 月次指数(全国)

グラフ 補聴器の価格の推移 月次指数(全国)

データ出所

総務省 消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

2024年6月における補聴器の消費者物価指数(CPI全国月次)は、2020年を100としてみると、前年同月より2.7ポイント上昇し106.1。前月との比較では2.0ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・106.1(2024年6月)
最小値・・・98.6(2016年5月)
平均値・・・100.3
標準偏差・・1.7

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の補聴器の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の補聴器の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月 日本地図でみる都道府県別の補聴器の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の補聴器の表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と補聴器の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか?

(参考表) 地域別(都市別)の補聴器の値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の補聴器の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は443,103円。標準偏差は19,559円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は4.4%。補聴器の変動係数をその他の品目と比較したところ、補聴器は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

補聴器の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は25。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は21となりました。
47都市の中で補聴器の値段が最も安い都市のランキング第1位は390,000円[単位:1台]の高松市、次いで403,000円の奈良市、409,000円の水戸市の順です。同様に、補聴器の値段が最も高い都市は470,000円の札幌市。また、最も高い札幌市と最も安い高松市との価格差は80,000円となっています。

補聴器の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : 円/1台、順位]

都市名 2023年6月 2024年5月 2024年6月 ランキング
(安値順)
札幌市 160,000 450,000 470,000 41
青森市 160,000 430,000 450,000 24
盛岡市 180,000 454,000 454,000 33
仙台市 160,000 450,000 470,000 41
秋田市 170,000 452,000 462,000 38
山形市 165,000 421,500 431,500 14
福島市 165,000 433,500 441,500 21
水戸市 162,000 409,000 409,000 3
宇都宮市 161,000 429,500 429,500 9
前橋市 152,000 419,500 439,500 20
さいたま市 160,000 450,000 460,000 37
千葉市 155,000 450,000 470,000 41
東京都区部 171,667 440,667 447,333 23
横浜市 170,000 442,000 452,000 28
新潟市 170,000 442,000 452,000 28
富山市 170,000 420,000 430,000 11
金沢市 156,500 420,000 430,000 11
福井市 170,000 454,000 454,000 33
甲府市 160,000 450,000 450,000 24
長野市 162,000 409,000 409,000 3
岐阜市 170,000 434,000 434,000 16
静岡市 161,000 420,000 420,000 6
名古屋市 180,000 454,000 454,000 33
津市 180,000 434,000 434,000 16
大津市 156,000 429,500 429,500 9
京都市 170,000 452,000 462,000 38
大阪市 167,667 420,500 420,500 7
神戸市 171,000 424,500 424,500 8
奈良市 171,000 403,000 403,000 2
和歌山市 155,000 450,000 450,000 24
鳥取市 180,000 454,000 454,000 33
松江市 170,000 421,500 431,500 14
岡山市 161,000 420,000 430,000 11
広島市 170,000 438,000 452,000 28
山口市 160,000 450,000 470,000 41
徳島市 171,000 414,500 414,500 5
高松市 162,000 390,000 390,000 1
松山市 161,000 434,000 434,000 16
高知市 160,000 450,000 450,000 24
福岡市 171,000 450,000 470,000 41
佐賀市 160,000 440,000 470,000 41
長崎市 170,000 442,000 462,000 38
熊本市 165,500 437,000 447,000 22
大分市 170,000 452,000 452,000 28
宮崎市 160,000 450,000 470,000 41
鹿児島市 170,000 444,000 434,000 16
那覇市 170,000 442,000 452,000 28

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。

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更新日

2024-07-19

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