血圧計の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における血圧計の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比6.6%増の108.3。前年より増加となったのは2年ぶり。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の血圧計の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の血圧計の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の血圧計の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の血圧計の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と血圧計の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の血圧計の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の血圧計の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は9,027円。標準偏差は1,293円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.1%。血圧計の変動係数をその他の品目と比較した結果、血圧計の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

血圧計の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は41。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、47都市の中で血圧計の値段が最も安い都市のランキング第1位は6,326円[単位:1台]の青森市、次いで6,395円のさいたま市、6,441円の松山市の順です。同様に、血圧計の値段が最も高い都市は11,153円の札幌市、次いで10,925円の高知市、10,727円の和歌山市の順です。また、最も高い札幌市と最も安い青森市との価格差は4,827円となっています。

血圧計の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	10,130	10,380	11,153	47
青森市	6,578	6,486	6,326	1
盛岡市	6,463	6,948	7,002	6
仙台市	9,366	9,472	8,850	19
秋田市	8,773	9,242	8,071	12
山形市	7,495	8,572	10,698	44
福島市	6,850	6,419	6,683	4
水戸市	6,923	6,809	7,582	8
宇都宮市	8,243	9,630	9,875	34
前橋市	9,190	9,469	10,512	42
さいたま市	6,349	6,326	6,395	2
千葉市	7,631	8,238	8,977	21
東京都区部	8,209	9,386	10,003	35
横浜市	7,592	7,592	8,353	14
新潟市	7,701	8,778	10,016	36
富山市	7,316	6,953	7,791	9
金沢市	7,638	7,501	7,984	11
福井市	9,480	9,898	10,674	43
甲府市	7,323	6,980	7,869	10
長野市	8,678	9,379	10,445	41
岐阜市	8,254	9,104	9,559	27
静岡市	7,102	7,285	7,541	7
名古屋市	7,061	6,519	9,232	23
津市	8,438	8,758	8,791	18
大津市	9,356	9,273	9,835	33
京都市	8,026	8,585	9,484	25
大阪市	8,759	8,119	9,525	26
神戸市	8,246	8,662	8,533	16
奈良市	9,116	9,133	9,722	32
和歌山市	9,541	10,019	10,727	45
鳥取市	8,883	9,922	10,179	39
松江市	8,203	8,424	8,154	13
岡山市	8,830	8,598	9,090	22
広島市	8,842	9,093	10,146	37
山口市	9,703	9,997	10,164	38
徳島市	6,986	6,369	6,938	5
高松市	7,969	8,880	9,661	30
松山市	8,411	6,694	6,441	3
高知市	10,252	10,380	10,925	46
福岡市	9,440	9,722	10,253	40
佐賀市	8,050	8,583	9,414	24
長崎市	8,171	8,800	9,559	27
熊本市	9,386	9,319	9,655	29
大分市	8,601	8,011	8,360	15
宮崎市	8,379	8,193	8,851	20
鹿児島市	6,297	8,694	9,676	31
那覇市	7,961	8,145	8,595	17

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。