血圧計の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年7月における血圧計の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.3ポイント上昇し114.9。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・114.9(2024年7月)
最小値・・・97.6(2020年6月)
平均値・・・103.9
標準偏差・・4.01

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の血圧計の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の血圧計の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年7月日本地図でみる都道府県別の血圧計の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の血圧計の表のから2024年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と血圧計の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の血圧計の値段・価格と2024年7月の安値ランキング

2024年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の血圧計の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は9,757円。標準偏差は942円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.7%。血圧計の変動係数をその他の品目と比較したところ、血圧計は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

血圧計の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は13、変化のない都市の数は20となりました。
47都市の中で血圧計の値段が最も安い都市のランキング第1位は7,678円[単位:1台]の青森市。同様に、血圧計の値段が最も高い都市は11,880円の札幌市。また、最も高い札幌市と最も安い青森市との価格差は4,202円となっています。

血圧計の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年7月 2024年6月 2024年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年7月	2024年6月	2024年7月	ランキング (安値順)
札幌市	11,154	11,880	11,880	47
青森市	6,303	7,678	7,678	1
盛岡市	7,139	8,377	8,377	5
仙台市	9,229	8,932	9,928	26
秋田市	8,279	9,334	10,329	35
山形市	11,154	11,154	10,769	38
福島市	6,529	9,083	9,083	9
水戸市	7,139	10,885	11,154	44
宇都宮市	9,980	9,935	10,204	33
前橋市	11,154	10,885	11,154	44
さいたま市	6,578	7,975	7,975	3
千葉市	9,239	9,239	9,239	14
東京都区部	10,125	10,888	10,789	39
横浜市	8,840	8,910	8,978	8
新潟市	10,428	10,428	10,428	36
富山市	7,139	9,935	10,930	42
金沢市	8,279	7,172	9,268	15
福井市	10,930	11,340	9,480	16
甲府市	7,045	9,560	9,560	19
長野市	10,930	10,930	10,863	40
岐阜市	10,014	8,102	8,102	4
静岡市	7,403	8,778	8,778	7
名古屋市	9,504	9,964	9,964	28
津市	8,704	9,935	9,665	21
大津市	10,185	11,880	9,954	27
京都市	9,980	9,980	9,980	30
大阪市	9,504	9,730	9,710	23
神戸市	8,279	8,554	8,554	6
奈良市	10,204	10,204	9,528	18
和歌山市	11,154	9,774	10,863	40
鳥取市	10,659	9,889	9,178	13
松江市	7,989	9,980	9,980	30
岡山市	9,235	9,480	9,480	16
広島市	9,065	10,930	10,930	42
山口市	9,980	9,723	9,723	24
徳島市	7,140	10,159	10,428	36
高松市	9,980	9,658	9,845	25
松山市	6,578	6,578	7,678	1
高知市	11,154	9,889	11,154	44
福岡市	10,204	10,819	9,658	20
佐賀市	9,459	9,209	9,165	11
長崎市	9,690	9,869	9,973	29
熊本市	9,980	9,980	9,980	30
大分市	7,277	9,683	9,683	22
宮崎市	7,864	9,435	9,165	11
鹿児島市	9,790	10,680	10,229	34
那覇市	8,457	9,150	9,150	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。