コンタクトレンズ用剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月におけるコンタクトレンズ用剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント上昇し102.0。前月との比較では1.0ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・102.7(2024年8月)
最小値・・・97.2(2021年1月)
平均値・・・100.4
標準偏差・・1.5

2025年7月日本地図でみる都道府県別のコンタクトレンズ用剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1,000mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコンタクトレンズ用剤の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコンタクトレンズ用剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコンタクトレンズ用剤の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコンタクトレンズ用剤の値段・価格[単位:1,000mL]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は1,879円。標準偏差は370円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は19.7%。コンタクトレンズ用剤の変動係数をその他の品目と比較すると、コンタクトレンズ用剤は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

コンタクトレンズ用剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は16。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は21となりました。
47都市の中でコンタクトレンズ用剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,300円[単位:1,000mL]の熊本市、次いで1,447円の長野市、1,485円の宮崎市の順です。同様に、コンタクトレンズ用剤の値段が最も高い都市は2,781円の静岡市、次いで2,641円の山形市、2,551円の甲府市の順です。また、最も高い静岡市と最も安い熊本市との価格差は1,481円となっています。

コンタクトレンズ用剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1,000mL、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	2,131	1,833	2,017	32
青森市	1,603	1,970	1,970	30
盛岡市	1,589	1,497	1,534	6
仙台市	2,007	1,633	1,633	19
秋田市	1,644	1,564	1,637	20
山形市	2,495	2,641	2,641	46
福島市	2,246	2,413	2,413	44
水戸市	1,658	1,597	1,597	13
宇都宮市	1,520	1,523	1,551	8
前橋市	1,542	1,510	1,510	4
さいたま市	2,360	2,423	2,366	42
千葉市	1,658	2,120	2,148	33
東京都区部	1,651	1,683	1,701	23
横浜市	1,945	1,892	1,872	29
新潟市	1,672	1,607	1,607	15
富山市	1,564	1,591	1,591	12
金沢市	1,680	1,677	1,677	22
福井市	2,381	2,336	2,336	40
甲府市	2,475	2,551	2,551	45
長野市	1,405	1,447	1,447	2
岐阜市	1,666	1,586	1,623	18
静岡市	2,704	2,781	2,781	47
名古屋市	1,688	1,575	1,584	11
津市	1,658	1,497	1,571	9
大津市	1,538	1,610	1,610	16
京都市	2,115	2,014	1,994	31
大阪市	1,686	1,577	1,618	17
神戸市	1,451	1,532	1,550	7
奈良市	2,234	2,391	2,315	38
和歌山市	1,679	1,675	1,675	21
鳥取市	1,885	2,310	2,233	35
松江市	2,131	2,322	2,246	36
岡山市	1,658	1,677	1,705	24
広島市	1,590	1,524	1,578	10
山口市	1,713	1,699	1,754	27
徳島市	2,475	2,483	2,406	43
高松市	1,732	1,718	1,718	25
松山市	2,174	1,873	1,833	28
高知市	2,246	2,475	2,322	39
福岡市	2,380	2,247	2,247	37
佐賀市	1,675	1,602	1,602	14
長崎市	2,415	2,342	2,342	41
熊本市	1,402	1,320	1,300	1
大分市	1,997	2,086	2,148	33
宮崎市	1,514	1,485	1,485	3
鹿児島市	1,624	1,514	1,514	5
那覇市	1,735	1,705	1,742	26

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。