コンタクトレンズ用剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月におけるコンタクトレンズ用剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より前年同月と全く同じ101.8。前月との比較では0.1ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・102.6(2024年2月)
最小値・・・93.2(2018年7月)
平均値・・・98.2
標準偏差・・2.71

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のコンタクトレンズ用剤の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のコンタクトレンズ用剤の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別のコンタクトレンズ用剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1,000mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコンタクトレンズ用剤の表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコンタクトレンズ用剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコンタクトレンズ用剤の値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコンタクトレンズ用剤の値段・価格[単位:1,000mL]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は1,870円。標準偏差は342円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は18.3%。コンタクトレンズ用剤の変動係数をその他の品目と比較すると、コンタクトレンズ用剤は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

コンタクトレンズ用剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は43となりました。
47都市の中でコンタクトレンズ用剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,402円[単位:1,000mL]の熊本市、次いで1,405円の長野市、1,473円の神戸市の順です。同様に、コンタクトレンズ用剤の値段が最も高い都市は2,704円の静岡市、次いで2,495円の山形市、2,475円の甲府市の順です。また、最も高い静岡市と最も安い熊本市との価格差は1,302円となっています。

コンタクトレンズ用剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1,000mL、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	2,475	2,131	2,131	34
青森市	1,603	1,603	1,603	11
盛岡市	1,534	1,589	1,589	9
仙台市	2,007	2,007	2,007	32
秋田市	1,589	1,644	1,644	14
山形市	2,590	2,495	2,495	46
福島市	2,360	2,246	2,246	38
水戸市	1,658	1,658	1,658	15
宇都宮市	1,559	1,520	1,520	5
前橋市	1,534	1,542	1,542	7
さいたま市	2,360	2,360	2,360	41
千葉市	1,603	1,658	1,658	15
東京都区部	1,650	1,696	1,689	26
横浜市	2,005	1,945	1,945	29
新潟市	1,672	1,672	1,672	20
富山市	1,564	1,564	1,564	8
金沢市	1,663	1,680	1,680	23
福井市	2,565	2,565	2,381	43
甲府市	2,475	2,475	2,475	45
長野市	1,405	1,405	1,405	2
岐阜市	1,603	1,666	1,666	19
静岡市	2,475	2,704	2,704	47
名古屋市	1,672	1,688	1,688	25
津市	1,603	1,658	1,658	15
大津市	1,536	1,538	1,538	6
京都市	2,115	2,000	2,115	33
大阪市	1,652	1,675	1,686	24
神戸市	1,473	1,473	1,473	3
奈良市	2,349	2,234	2,234	37
和歌山市	1,679	1,679	1,679	22
鳥取市	2,000	2,000	2,000	31
松江市	2,360	2,246	2,246	38
岡山市	1,603	1,658	1,658	15
広島市	1,534	1,590	1,590	10
山口市	1,608	1,608	1,608	12
徳島市	2,174	2,174	2,174	35
高松市	1,733	1,732	1,732	27
松山市	2,119	2,174	2,174	35
高知市	2,360	2,246	2,246	38
福岡市	2,380	2,380	2,380	42
佐賀市	2,045	1,675	1,675	21
長崎市	2,415	2,415	2,415	44
熊本市	1,402	1,402	1,402	1
大分市	2,114	1,997	1,997	30
宮崎市	1,705	1,514	1,514	4
鹿児島市	1,624	1,624	1,624	13
那覇市	1,735	1,735	1,735	28

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。