生理用ナプキンの価格の推移

3. 年次指数(全国)

グラフ 生理用ナプキンの価格の推移 年次指数(全国)

データ出所

総務省 消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2024年における生理用ナプキンの消費者物価指数(CPI全国年次)は前年比9.3%増の123.9。2年連続の増加。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の生理用ナプキンの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の生理用ナプキンの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年 日本地図でみる都道府県別の生理用ナプキンの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の生理用ナプキンの表のから2024年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と生理用ナプキンの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか?

(参考表) 地域別(都市別)の生理用ナプキンの値段・価格と2024年の安値ランキング

2024年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の生理用ナプキンの値段・価格[単位:10個]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は215円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6%。生理用ナプキンの変動係数をその他の品目と比較したところ、生理用ナプキンは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

生理用ナプキンの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は79。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は1となりました。
2024年において、81都市の中で生理用ナプキンの値段が最も安い都市のランキング第1位は176円[単位:10個]の宇都宮市、次いで178円の熊本市、185円の岡崎市の順です。同様に、生理用ナプキンの値段が最も高い都市は252円の川口市、次いで248円の徳島市、243円の松江市の順です。また、最も高い川口市と最も安い宇都宮市との価格差は76円となっています。

生理用ナプキンの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : 円/10個、順位]

都市名 2022年 2023年 2024年 ランキング
(安値順)
札幌市 170 203 215 39
函館市 185 208 215 39
旭川市 178 210 235 78
青森市 171 191 208 16
盛岡市 168 171 193 5
仙台市 164 192 213 33
八戸市 174 209 210 21
秋田市 177 207 226 68
山形市 170 201 217 47
福島市 162 193 213 33
郡山市 165 194 211 25
水戸市 186 213 226 68
日立市 171 196 223 61
宇都宮市 157 164 176 1
小山市 176 220 228 76
前橋市 163 188 206 12
さいたま市 172 204 220 51
熊谷市 164 194 191 4
川口市 183 227 252 81
所沢市 177 203 225 66
千葉市 172 187 212 29
佐倉市 168 196 215 39
浦安市 169 191 208 16
東京都区部 176 200 220 51
八王子市 171 210 224 63
立川市 178 200 226 68
府中市 174 198 220 51
横浜市 171 196 211 25
川崎市 174 192 210 21
相模原市 173 197 217 47
横須賀市 170 197 215 39
新潟市 169 187 200 8
長岡市 166 192 207 14
富山市 172 203 217 47
金沢市 163 182 194 6
福井市 168 199 220 51
甲府市 189 224 224 63
長野市 191 223 225 66
松本市 176 193 210 21
岐阜市 172 204 221 56
静岡市 171 197 216 45
浜松市 162 196 214 37
富士市 176 200 215 39
名古屋市 168 195 216 45
岡崎市 158 169 185 3
津市 169 192 212 29
松阪市 169 197 212 29
大津市 165 193 205 11
京都市 168 189 208 16
大阪市 168 194 210 21
堺市 163 187 211 25
枚方市 174 203 226 68
東大阪市 174 202 222 59
神戸市 166 193 213 33
姫路市 164 203 227 74
西宮市 178 213 224 63
伊丹市 171 200 211 25
奈良市 178 202 220 51
和歌山市 166 192 207 14
鳥取市 175 208 221 56
松江市 184 234 243 79
岡山市 172 210 226 68
広島市 171 193 215 39
福山市 165 202 213 33
山口市 169 195 208 16
宇部市 183 201 212 29
徳島市 178 224 248 80
高松市 169 206 226 68
松山市 183 209 231 77
今治市 171 207 221 56
高知市 175 196 219 50
福岡市 161 181 209 20
北九州市 157 187 198 7
佐賀市 166 202 227 74
長崎市 165 189 206 12
佐世保市 168 201 214 37
熊本市 164 172 178 2
大分市 166 201 223 61
宮崎市 164 183 200 8
鹿児島市 159 189 203 10
那覇市 190 195 222 59

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。

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更新日

2025-01-24

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