生理用ナプキンの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における生理用ナプキンの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント低下し124.9。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・126.8(2024年5月)
最小値・・・97.2(2022年10月)
平均値・・・108.4
標準偏差・・11.38

2025年6月日本地図でみる都道府県別の生理用ナプキンの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の生理用ナプキンの表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と生理用ナプキンの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の生理用ナプキンの値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の生理用ナプキンの値段・価格[単位:10個]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は217円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6%。生理用ナプキンの変動係数をその他の品目と比較したところ、生理用ナプキンは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

生理用ナプキンの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は11。同様に、下落した都市の数は30、変化のない都市の数は38となりました。
79都市の中で生理用ナプキンの値段が最も安い都市のランキング第1位は174円[単位:10個]の宇都宮市、次いで180円の熊本市、187円の熊谷市の順です。同様に、生理用ナプキンの値段が最も高い都市は261円の川口市、次いで250円の徳島市、246円の松江市の順です。また、最も高い川口市と最も安い宇都宮市との価格差は87円となっています。

生理用ナプキンの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10個、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	218	216	210	17
函館市	216	221	216	34
旭川市	245	236	231	71
青森市	210	208	209	14
盛岡市	190	182	195	4
仙台市	210	214	213	23
八戸市	213	219	219	44
秋田市	229	233	233	73
山形市	219	219	219	44
福島市	213	217	216	34
郡山市	216	212	212	21
水戸市	230	234	234	74
日立市	231	214	214	30
宇都宮市	174	174	174	1
小山市	227	223	223	53
前橋市	204	216	224	58
さいたま市	231	222	222	51
熊谷市	187	187	187	3
川口市	261	261	261	79
所沢市	230	230	230	69
千葉市	214	215	213	23
浦安市	211	206	213	23
東京都区部	224	225	225	60
八王子市	231	224	224	58
立川市	237	228	221	48
府中市	230	219	227	64
横浜市	218	215	214	30
川崎市	210	213	213	23
相模原市	221	221	215	33
新潟市	204	207	208	11
長岡市	207	213	216	34
富山市	216	223	223	53
金沢市	197	193	197	6
福井市	226	227	227	64
甲府市	219	230	230	69
長野市	221	236	236	76
松本市	213	223	223	53
岐阜市	213	229	227	64
静岡市	225	225	225	60
浜松市	209	210	209	14
富士市	220	220	220	46
名古屋市	221	219	218	43
豊橋市		217	216	34
津市	217	217	213	23
松阪市	217	217	217	42
大津市	208	213	208	11
京都市	211	207	207	10
大阪市	211	222	221	48
堺市	218	206	206	8
枚方市	232	228	227	64
東大阪市	224	219	216	34
神戸市	220	212	210	17
姫路市	232	223	223	53
西宮市	224	228	228	68
伊丹市	208	216	216	34
奈良市	221	221	220	46
和歌山市	205	201	201	7
鳥取市	210	213	210	17
松江市	219	248	246	77
岡山市	227	221	221	48
広島市	225	221	225	60
福山市	215	219	216	34
山口市	210	231	212	21
宇部市	217	224	214	30
徳島市	250	250	250	78
高松市	232	213	213	23
松山市	234	221	234	74
今治市	225	226	226	63
高知市	221	217	216	34
福岡市	203	212	209	14
北九州市	200	196	196	5
佐賀市	227	232	232	72
長崎市	205	215	208	11
佐世保市	217	222	222	51
熊本市	175	182	180	2
大分市	224	206	206	8
宮崎市	203	201	213	23
鹿児島市	209	211	211	20
那覇市	231	224	223	53

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。