生理用ナプキンの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における生理用ナプキンの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.4ポイント低下し124.7。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・126.8(2024年5月)
最小値・・・97.2(2022年10月)
平均値・・・108.6
標準偏差・・11.47

2025年7月日本地図でみる都道府県別の生理用ナプキンの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の生理用ナプキンの表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と生理用ナプキンの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の生理用ナプキンの値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の生理用ナプキンの値段・価格[単位:10個]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は217円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6%。生理用ナプキンの変動係数をその他の品目と比較したところ、生理用ナプキンは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

生理用ナプキンの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は28。同様に、下落した都市の数は18、変化のない都市の数は33となりました。
79都市の中で生理用ナプキンの値段が最も安い都市のランキング第1位は180円[単位:10個]の熊本市、次いで181円の宇都宮市、187円の熊谷市の順です。同様に、生理用ナプキンの値段が最も高い都市は254円の川口市、次いで250円の徳島市、248円の松江市の順です。また、最も高い川口市と最も安い熊本市との価格差は74円となっています。

生理用ナプキンの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10個、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	217	210	216	34
函館市	216	216	216	34
旭川市	243	231	236	74
青森市	210	209	210	19
盛岡市	186	195	199	6
仙台市	212	213	214	29
八戸市	208	219	219	46
秋田市	226	233	233	73
山形市	213	219	219	46
福島市	215	216	217	42
郡山市	219	212	212	24
水戸市	241	234	241	75
日立市	231	214	208	11
宇都宮市	175	174	181	2
小山市	225	223	223	58
前橋市	211	224	216	34
さいたま市	231	222	226	65
熊谷市	187	187	187	3
川口市	261	261	254	79
所沢市	230	230	230	70
千葉市	218	213	214	29
浦安市	213	213	216	34
東京都区部	224	225	225	64
八王子市	227	224	224	63
立川市	237	221	230	70
府中市	230	227	213	25
横浜市	214	214	217	42
川崎市	215	213	210	19
相模原市	221	215	215	31
新潟市	204	208	208	11
長岡市	208	216	215	31
富山市	227	223	209	16
金沢市	193	197	197	5
福井市	226	227	227	68
甲府市	230	230	216	34
長野市	243	236	209	16
松本市	213	223	223	58
岐阜市	226	227	215	31
静岡市	225	225	220	52
浜松市	210	209	210	19
富士市	220	220	220	52
名古屋市	221	218	219	46
豊橋市		216	216	34
津市	217	213	213	25
松阪市	217	217	217	42
大津市	208	208	208	11
京都市	213	207	207	10
大阪市	213	221	213	25
堺市	218	206	206	9
枚方市	228	227	228	69
東大阪市	225	216	219	46
神戸市	222	210	208	11
姫路市	237	223	223	58
西宮市	228	228	226	65
伊丹市	208	216	216	34
奈良市	221	220	221	54
和歌山市	215	201	205	8
鳥取市	227	210	213	25
松江市	248	246	248	77
岡山市	234	221	221	54
広島市	221	225	223	58
福山市	228	216	219	46
山口市	210	212	216	34
宇部市	217	214	219	46
徳島市	250	250	250	78
高松市	232	213	223	58
松山市	227	234	221	54
今治市	226	226	226	65
高知市	224	216	217	42
福岡市	209	209	209	16
北九州市	195	196	196	4
佐賀市	232	232	232	72
長崎市	210	208	210	19
佐世保市	218	222	222	57
熊本市	175	180	180	1
大分市	231	206	203	7
宮崎市	208	213	208	11
鹿児島市	207	211	211	23
那覇市	231	223	244	76

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。