生理用ナプキンの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における生理用ナプキンの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.2ポイント低下し123.7。前月との比較では1.0ポイント低下。下がったのは3ケ月連続。

最大値・・・126.8(2024年5月)
最小値・・・97.2(2022年10月)
平均値・・・108.8
標準偏差・・11.53

2025年8月日本地図でみる都道府県別の生理用ナプキンの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の生理用ナプキンの表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と生理用ナプキンの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の生理用ナプキンの値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の生理用ナプキンの値段・価格[単位:10個]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は215円。標準偏差は12円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.6%。生理用ナプキンの変動係数をその他の品目と比較したところ、生理用ナプキンは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

生理用ナプキンの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は34、変化のない都市の数は37となりました。
79都市の中で生理用ナプキンの値段が最も安い都市のランキング第1位は182円[単位:10個]の熊本市、次いで183円の宇都宮市、187円の熊谷市の順です。同様に、生理用ナプキンの値段が最も高い都市は250円の徳島市、次いで244円の松江市、238円の川口市の順です。また、最も高い徳島市と最も安い熊本市との価格差は68円となっています。

生理用ナプキンの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10個、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	216	216	211	24
函館市	216	216	216	42
旭川市	245	236	232	74
青森市	210	210	209	19
盛岡市	197	199	199	6
仙台市	205	214	209	19
八戸市	208	219	219	51
秋田市	225	233	219	51
山形市	213	219	219	51
福島市	216	217	213	31
郡山市	213	212	212	28
水戸市	216	241	220	55
日立市	229	208	208	14
宇都宮市	167	181	183	2
小山市	225	223	223	61
前橋市	208	216	222	59
さいたま市	231	226	226	70
熊谷市	187	187	187	3
川口市	261	254	238	77
所沢市	230	230	216	42
千葉市	214	214	214	36
浦安市	217	216	213	31
東京都区部	224	225	224	66
八王子市	227	224	224	66
立川市	237	230	230	73
府中市	224	213	213	31
横浜市	214	217	214	36
川崎市	210	210	208	14
相模原市	221	215	215	39
新潟市	204	208	204	10
長岡市	207	215	211	24
富山市	213	209	209	19
金沢市	197	197	193	4
福井市	226	227	227	72
甲府市	216	216	216	42
長野市	209	209	209	19
松本市	213	223	223	61
岐阜市	227	215	211	24
静岡市	217	220	220	55
浜松市	209	210	205	11
富士市	220	220	220	55
名古屋市	220	219	216	42
豊橋市		216	217	47
津市	217	213	213	31
松阪市	217	217	217	47
大津市	208	208	208	14
京都市	207	207	208	14
大阪市	205	213	212	28
堺市	207	206	206	13
枚方市	227	228	224	66
東大阪市	216	219	210	23
神戸市	214	208	215	39
姫路市	232	223	223	61
西宮市	224	226	232	74
伊丹市	208	216	216	42
奈良市	217	221	217	47
和歌山市	215	205	215	39
鳥取市	224	213	205	11
松江市	246	248	244	78
岡山市	225	221	221	58
広島市	225	223	223	61
福山市	215	219	219	51
山口市	210	216	212	28
宇部市	217	219	214	36
徳島市	250	250	250	79
高松市	232	223	223	61
松山市	224	221	217	47
今治市	226	226	226	70
高知市	221	217	213	31
福岡市	206	209	202	7
北九州市	195	196	195	5
佐賀市	230	232	224	66
長崎市	208	210	202	7
佐世保市	218	222	222	59
熊本市	175	180	182	1
大分市	230	203	203	9
宮崎市	208	208	208	14
鹿児島市	207	211	211	24
那覇市	230	244	235	76

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。