紙おむつ(乳幼児用)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における紙おむつ（乳幼児用）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比6.4%増の107.8。2年連続の増加。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の紙おむつ(乳幼児用)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の紙おむつ(乳幼児用)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の紙おむつ(乳幼児用)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10枚]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の紙おむつ(乳幼児用)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と紙おむつ(乳幼児用)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の紙おむつ(乳幼児用)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の紙おむつ(乳幼児用)の値段・価格[単位:10枚]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は313円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.4%。紙おむつ(乳幼児用)の変動係数をその他の品目と比較したところ、紙おむつ(乳幼児用)は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

紙おむつ(乳幼児用)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は78。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は1となりました。
2023年において、81都市の中で紙おむつ(乳幼児用)の値段が最も安い都市のランキング第1位は254円[単位:10枚]の小山市、次いで288円の福島市、289円の長岡市の順です。同様に、紙おむつ(乳幼児用)の値段が最も高い都市は369円の川口市、次いで354円の青森市、336円の八王子市の順です。また、最も高い川口市と最も安い小山市との価格差は115円となっています。

紙おむつ(乳幼児用)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/10枚、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	281	295	308	33
函館市	281	285	293	4
旭川市	289	292	303	18
青森市	248	320	354	80
盛岡市	289	299	318	54
仙台市	280	294	306	23
八戸市	265	265	299	11
秋田市	305	316	310	38
山形市	289	301	323	60
福島市	273	269	288	2
郡山市	281	292	316	52
水戸市	286	298	310	38
日立市	281	297	297	9
宇都宮市	281	280	293	4
小山市	237	240	254	1
前橋市	314	301	332	71
さいたま市	295	304	331	69
熊谷市	294	296	315	46
川口市	315	337	369	81
所沢市	290	293	335	74
千葉市	281	281	302	16
佐倉市	302	290	309	34
浦安市	281	284	322	59
東京都区部	285	287	309	34
八王子市	303	310	336	77
立川市	291	281	315	46
府中市	306	300	306	23
横浜市	275	287	307	27
川崎市	280	282	305	22
相模原市	282	278	293	4
横須賀市	287	309	307	27
新潟市	292	295	307	27
長岡市	270	282	289	3
富山市	285	291	311	41
金沢市	271	278	300	14
福井市	307	323	334	72
甲府市	299	311	327	64
長野市	288	291	309	34
松本市	289	302	318	54
岐阜市	281	288	307	27
静岡市	278	289	293	4
浜松市	270	276	306	23
富士市	270	286	306	23
名古屋市	284	291	319	56
岡崎市	277	288	315	46
津市	287	298	307	27
松阪市	276	288	303	18
大津市	275	287	303	18
京都市	285	289	313	43
大阪市	290	304	330	68
堺市	294	301	310	38
枚方市	292	295	304	21
東大阪市	294	303	336	77
神戸市	286	303	328	66
姫路市	295	303	315	46
西宮市	304	277	307	27
伊丹市	291	313	336	77
奈良市	287	305	320	58
和歌山市	305	296	327	64
鳥取市	277	288	299	11
松江市	295	324	335	74
岡山市	284	290	301	15
広島市	294	297	315	46
福山市	295	293	315	46
山口市	274	279	309	34
宇部市	311	333	335	74
徳島市	323	323	329	67
高松市	306	321	334	72
松山市	305	281	294	8
今治市	280	291	314	45
高知市	292	304	317	53
福岡市	290	296	302	16
北九州市	276	286	311	41
佐賀市	303	308	326	62
長崎市	278	294	297	9
佐世保市	309	289	299	11
熊本市	303	309	319	56
大分市	288	307	326	62
宮崎市	293	315	325	61
鹿児島市	290	302	313	43
那覇市	290	317	331	69

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。