解熱鎮痛剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における解熱鎮痛剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より9.0ポイント上昇し116.7。前月との比較では0.6ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・116.8(2025年9月)
最小値・・・96.7(2020年6月)
平均値・・・104.9
標準偏差・・4.46

2025年11月日本地図でみる都道府県別の解熱鎮痛剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1箱･40錠]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の解熱鎮痛剤の表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と解熱鎮痛剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の解熱鎮痛剤の値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の解熱鎮痛剤の値段・価格[単位:1箱･40錠]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は756円。標準偏差は80円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.6%。解熱鎮痛剤の変動係数をその他の品目と比較した結果、解熱鎮痛剤の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

解熱鎮痛剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は30。同様に、下落した都市の数は13、変化のない都市の数は36となりました。
79都市の中で解熱鎮痛剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は531円[単位:1箱･40錠]の宮崎市、次いで624円の大分市、633円の今治市の順です。同様に、解熱鎮痛剤の値段が最も高い都市は1,010円の鳥取市、次いで988円の熊本市、917円の徳島市の順です。また、最も高い鳥取市と最も安い宮崎市との価格差は479円となっています。

解熱鎮痛剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1箱･40錠、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	652	832	832	65
函館市	657	643	643	6
旭川市	653	767	767	46
青森市	657	719	719	27
盛岡市	620	694	730	37
仙台市	630	685	712	20
八戸市	894	912	912	76
秋田市	982	817	854	72
山形市	621	712	749	44
福島市	687	742	779	52
郡山市	781	847	847	71
水戸市	643	708	726	33
日立市	652	726	726	33
宇都宮市	617	730	730	37
小山市	624	720	720	29
前橋市	606	701	701	17
さいたま市	633	694	721	30
熊谷市	566	719	719	27
川口市	639	716	675	7
所沢市	577	735	735	41
千葉市	685	710	786	56
浦安市	710	776	813	60
東京都区部	712	766	780	54
八王子市	701	796	675	7
立川市	635	639	639	4
府中市	682	735	735	41
横浜市	795	814	832	65
川崎市	776	769	769	48
相模原市	826	862	862	73
新潟市	673	715	715	26
長岡市	661	669	712	20
富山市	735	800	800	58
金沢市	694	702	709	18
福井市	646	731	731	40
甲府市	755	874	874	75
長野市	614	669	677	10
松本市	632	677	677	10
岐阜市	602	698	694	13
静岡市	595	782	782	55
浜松市	640	717	676	9
富士市	664	714	714	25
名古屋市	654	721	641	5
豊橋市		775	775	50
津市	628	690	727	35
松阪市	723	804	862	73
大津市	707	835	835	69
京都市	599	687	713	22
大阪市	672	766	770	49
堺市	749	809	778	51
枚方市	617	800	679	12
東大阪市	620	701	697	16
神戸市	728	765	745	43
姫路市	614	651	728	36
西宮市	789	799	799	57
伊丹市	604	668	724	32
奈良市	797	833	833	67
和歌山市	818	818	818	63
鳥取市	636	1,000	1,010	79
松江市	676	786	822	64
岡山市	680	735	722	31
広島市	712	740	767	46
福山市	806	817	817	62
山口市	694	710	710	19
宇部市	717	789	756	45
徳島市	880	843	917	77
高松市	687	713	713	22
松山市	584	657	694	13
今治市	706	633	633	3
高知市	565	620	694	13
福岡市	815	827	834	68
北九州市	717	792	814	61
佐賀市	708	730	730	37
長崎市	779	769	779	52
佐世保市	865	865	842	70
熊本市	988	988	988	78
大分市	618	624	624	2
宮崎市	628	681	531	1
鹿児島市	800	807	807	59
那覇市	735	657	713	22

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。