男子用靴下の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における男子用靴下の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比1.9%増の101.2。前年より増加となったのは実に5年ぶり。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の男子用靴下の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の男子用靴下の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の男子用靴下の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1足]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の男子用靴下の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と男子用靴下の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の男子用靴下の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の男子用靴下の値段・価格[単位:1足]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は545円。標準偏差は136円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は25.4%。男子用靴下の変動係数をその他の品目と比較すると、男子用靴下は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

男子用靴下の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は42。同様に、下落した都市の数は25、変化のない都市の数は14となりました。
2023年において、81都市の中で男子用靴下の値段が最も安い都市のランキング第1位は342円[単位:1足]の小山市、次いで351円の富士市、356円の八王子市の順です。同様に、男子用靴下の値段が最も高い都市は1,085円の佐賀市、次いで917円の佐世保市、864円の横浜市の順です。また、最も高い佐賀市と最も安い小山市との価格差は743円となっています。

男子用靴下の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1足、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	641	654	566	56
函館市	437	412	464	24
旭川市	535	535	547	50
青森市	329	351	390	7
盛岡市	701	682	701	71
仙台市	626	672	672	67
八戸市	357	553	619	62
秋田市	491	491	498	33
山形市	640	699	683	69
福島市	727	733	779	77
郡山市	468	467	417	12
水戸市	641	622	672	67
日立市	555	406	433	17
宇都宮市	700	696	711	72
小山市	385	359	342	1
前橋市	495	463	489	29
さいたま市	490	515	501	35
熊谷市	439	436	436	18
川口市	527	544	518	40
所沢市	400	419	447	20
千葉市	534	534	536	47
佐倉市	349	438	517	39
浦安市	388	391	449	22
東京都区部	540	535	536	47
八王子市	356	356	356	3
立川市	345	388	405	10
府中市	344	344	375	6
横浜市	827	840	864	79
川崎市	547	548	556	52
相模原市	535	535	563	55
横須賀市	472	484	457	23
新潟市	535	535	532	45
長岡市	469	469	469	25
富山市	660	660	660	64
金沢市	596	574	581	59
福井市	546	540	567	57
甲府市	651	733	733	75
長野市	753	615	584	60
松本市	667	667	661	66
岐阜市	535	535	532	45
静岡市	463	457	481	28
浜松市	534	543	540	49
富士市	299	324	351	2
名古屋市	510	516	558	53
岡崎市	481	495	495	31
津市	649	649	646	63
松阪市	546	479	473	27
大津市	499	499	530	43
京都市	585	591	559	54
大阪市	461	425	425	14
堺市	422	425	425	14
枚方市	361	347	356	3
東大阪市	479	452	423	13
神戸市	399	395	414	11
姫路市	528	528	528	42
西宮市	528	491	498	33
伊丹市	609	609	609	61
奈良市	397	392	446	19
和歌山市	370	403	374	5
鳥取市	609	609	578	58
松江市	484	476	471	26
岡山市	507	491	531	44
広島市	536	520	515	38
福山市	660	660	660	64
山口市	788	843	800	78
宇部市	506	413	399	8
徳島市	426	447	448	21
高松市	733	733	719	74
松山市	355	430	404	9
今治市	390	395	426	16
高知市	548	550	550	51
福岡市	497	511	527	41
北九州市	765	765	765	76
佐賀市	696	852	1,085	81
長崎市	499	454	490	30
佐世保市	894	913	917	80
熊本市	667	733	716	73
大分市	506	511	513	37
宮崎市	687	697	700	70
鹿児島市	481	480	495	31
那覇市	429	486	506	36

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。