子供用ズボン（秋冬物）の価格の推移

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における子供用ズボン（秋冬物）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.3ポイント上昇し108.2。前月との比較では3.3ポイント低下。下がったのは4ケ月連続。

最大値・・・112.4(2024年9月)
最小値・・・94.8(2020年2月)
平均値・・・102.5
標準偏差・・4.16

下表は地域別(都市別)の女児用スカートの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の女児用スカートの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の女児用スカートの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の女児用スカートの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と女児用スカートの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の女児用スカートの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の女児用スカートの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は2,010円。標準偏差は357円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.8%。女児用スカートの変動係数をその他の品目と比較すると、女児用スカートは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

女児用スカートの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は21、変化のない都市の数は18となりました。
47都市の中で女児用スカートの値段が最も安い都市のランキング第1位は1,121円[単位:1本]の大津市、次いで1,225円の熊本市、1,462円の神戸市の順です。同様に、女児用スカートの値段が最も高い都市は2,838円の秋田市、次いで2,820円の宇都宮市、2,459円の横浜市の順です。また、最も高い秋田市と最も安い大津市との価格差は1,717円となっています。

女児用スカートの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	1,807	1,843	1,788	14
青森市	2,149	2,253	2,153	30
盛岡市	2,039	2,112	2,112	28
仙台市	1,937	1,719	1,584	6
秋田市	2,178	2,838	2,838	47
山形市	2,215	2,215	2,215	36
福島市	1,602	1,815	1,668	7
水戸市	1,631	1,741	1,741	11
宇都宮市	2,233	2,856	2,820	46
前橋市	2,226	2,410	2,336	38
さいたま市	1,656	1,898	1,815	15
千葉市	1,933	2,219	2,164	32
東京都区部	2,096	1,983	2,047	24
横浜市	2,120	2,633	2,459	45
新潟市	1,533	1,980	1,933	19
富山市	2,039	2,185	2,185	33
金沢市	2,145	2,545	2,398	40
福井市	2,182	2,182	1,998	20
甲府市	1,628	1,568	1,701	10
長野市	1,965	1,749	1,566	5
岐阜市	1,743	2,255	2,402	41
静岡市	1,969	2,196	2,196	35
名古屋市	1,749	2,021	2,074	25
津市	2,032	2,402	2,402	41
大津市	1,448	1,458	1,121	1
京都市	1,870	2,035	2,035	23
大阪市	1,964	2,052	2,131	29
神戸市	1,952	1,482	1,462	3
奈良市	1,952	1,673	1,673	9
和歌山市	2,105	2,215	2,215	36
鳥取市	1,925	2,192	2,082	26
松江市	1,415	1,745	1,745	12
岡山市	2,178	2,156	1,855	17
広島市	1,711	2,019	2,019	22
山口市	1,741	1,521	1,521	4
徳島市	2,002	2,009	2,405	43
高松市	1,738	2,246	2,100	27
松山市	1,745	1,830	1,782	13
高知市	2,002	2,559	2,156	31
福岡市	2,178	2,343	2,343	39
佐賀市	1,833	2,185	2,185	33
長崎市	1,918	1,742	1,998	20
熊本市	1,738	1,408	1,225	2
大分市	2,083	2,046	2,449	44
宮崎市	1,848	1,848	1,848	16
鹿児島市	1,995	1,672	1,672	8
那覇市	1,448	1,872	1,872	18

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。