婦人用スラックス(ジーンズ)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における婦人用スラックス（ジーンズ）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.5ポイント上昇し97.3。前月との比較では0.7ポイント低下。下がったのは5ケ月ぶり。

最大値・・・106.7(2018年4月)
最小値・・・90.8(2022年8月)
平均値・・・98.2
標準偏差・・3.79

下表は地域別(都市別)の婦人用スラックス(ジーンズ)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の婦人用スラックス(ジーンズ)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用スラックス(ジーンズ)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用スラックス(ジーンズ)の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用スラックス(ジーンズ)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用スラックス(ジーンズ)の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用スラックス(ジーンズ)の値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は6,010円。標準偏差は2,455円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は40.8%。婦人用スラックス(ジーンズ)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用スラックス(ジーンズ)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用スラックス(ジーンズ)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は12。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は26となりました。
47都市の中で婦人用スラックス(ジーンズ)の値段が最も安い都市のランキング第1位は2,915円[単位:1本]の福井市、次いで3,087円の甲府市、3,175円の高松市の順です。同様に、婦人用スラックス(ジーンズ)の値段が最も高い都市は11,990円の広島市、次いで10,791円の鳥取市、10,743円の松山市の順です。また、最も高い広島市と最も安い福井市との価格差は9,075円となっています。

婦人用スラックス(ジーンズ)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	7,755	9,790	9,790	42
青森市	6,280	4,119	4,119	15
盛岡市	5,079	5,519	5,519	25
仙台市	4,782	4,184	4,184	16
秋田市	7,590	7,590	7,590	34
山形市	3,523	3,882	3,882	12
福島市	7,986	6,079	6,886	32
水戸市	4,956	7,453	7,857	35
宇都宮市	6,223	7,247	7,063	33
前橋市	6,476	6,476	6,476	29
さいたま市	4,763	4,763	4,513	17
千葉市	3,127	3,112	3,612	9
東京都区部	4,702	4,702	4,743	21
横浜市	6,181	6,381	5,974	27
新潟市	6,510	6,657	6,657	30
富山市	5,190	5,190	5,190	22
金沢市	7,113	9,790	9,790	42
福井市	3,282	2,915	2,915	1
甲府市	3,087	3,087	3,087	2
長野市	6,915	6,915	6,842	31
岐阜市	9,030	9,323	9,323	41
静岡市	3,516	4,289	8,059	38
名古屋市	4,726	5,369	6,005	28
津市	4,238	3,079	3,990	13
大津市	5,082	5,319	5,319	24
京都市	4,484	4,562	4,562	19
大阪市	5,925	5,836	5,900	26
神戸市	8,352	8,077	8,077	39
奈良市	5,913	3,060	3,393	6
和歌山市	4,129	4,609	4,609	20
鳥取市	8,756	11,990	10,791	46
松江市	3,657	3,990	3,657	10
岡山市	4,495	4,366	4,549	18
広島市	11,413	11,990	11,990	47
山口市	7,710	7,857	7,857	35
徳島市	3,467	3,522	3,426	7
高松市	3,175	3,175	3,175	3
松山市	10,230	10,743	10,743	45
高知市	7,260	7,120	7,890	37
福岡市	3,756	4,360	5,240	23
佐賀市	3,260	3,633	3,266	4
長崎市	10,036	9,816	9,046	40
熊本市	10,120	10,450	10,450	44
大分市	3,616	3,316	3,316	5
宮崎市	3,753	3,753	3,753	11
鹿児島市	2,845	3,428	3,428	8
那覇市	3,990	3,990	3,990	13

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。