婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格の推移

3. 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格の推移年次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における婦人用スーツ（秋冬物，中級品）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比4.0%減の104.3。2年連続の減少。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

44都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は59,108円。標準偏差は4,992円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.6%。婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の変動係数をその他の品目と比較した結果、婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は24。同様に、下落した都市の数は20、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、44都市の中で婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は49,867円[単位:1着]の青森市、次いで50,508円のさいたま市、51,242円の京都市の順です。同様に、婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段が最も高い都市は67,100円の金沢市。また、最も高い金沢市と最も安い青森市との価格差は17,233円となっています。

婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	62,700	57,998	62,792	32
青森市	52,342	43,725	49,867	1
盛岡市	61,233	62,767	65,667	37
仙台市	59,652	59,228	57,658	21
秋田市	62,700	59,162	56,338	14
水戸市	63,745	59,973	56,192	13
宇都宮市	61,829	63,974	63,892	34
前橋市	52,067	51,883	52,800	6
さいたま市	57,383	54,083	50,508	2
千葉市	62,700	60,289	59,858	25
東京都区部	62,547	56,833	55,422	12
横浜市	56,902	57,549	57,933	22
新潟市	62,700	58,630	59,125	24
富山市	62,700	57,603	56,833	15
金沢市	62,700	63,507	67,100	43
福井市	55,917	58,557	54,762	9
甲府市	56,604	62,810	56,953	17
長野市	57,383	48,767	53,460	8
岐阜市	58,346	56,219	57,625	20
静岡市	62,700	63,149	66,468	42
名古屋市	61,863	61,786	65,144	35
津市	52,970	53,289	57,108	18
京都市	58,346	58,473	51,242	3
大阪市	62,639	56,406	59,039	23
神戸市	61,715	63,617	65,670	38
奈良市	57,063	57,814	51,975	5
和歌山市	62,700	63,488	57,475	19
鳥取市	62,700	63,490	67,100	43
松江市	53,992	57,603	55,238	10
岡山市	60,523	61,774	60,775	28
広島市	62,700	59,813	66,075	41
山口市	51,608	58,593	56,870	16
徳島市	62,700	62,773	65,670	38
高松市	60,867	62,773	61,453	30
松山市	62,700	61,105	62,581	31
高知市	48,331	53,724	55,385	11
福岡市	62,700	56,788	51,553	4
佐賀市		62,810	65,670	38
長崎市	61,417	62,407	62,810	33
熊本市	62,150	57,127	53,451	7
大分市	62,700	63,168	60,858	29
宮崎市	62,700	54,542	60,372	26
鹿児島市	62,700	62,700	65,633	36
那覇市	61,233	50,215	60,372	26

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。