婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格の推移月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における婦人用スーツ（秋冬物，中級品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.7ポイント低下し99.6。前月との比較では6.9ポイント低下。下がったのは4ケ月ぶり。

最大値・・・111.8(2021年11月)
最小値・・・83.4(2019年1月)
平均値・・・102.4
標準偏差・・6.79

下表は地域別(都市別)の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

42都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は58,408円。標準偏差は7,996円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.7%。婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の変動係数をその他の品目と比較した結果、婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は15。同様に、下落した都市の数は8、変化のない都市の数は19となりました。
42都市の中で婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は40,040円[単位:1着]の高知市、次いで45,925円のさいたま市、47,300円の長野市の順です。同様に、婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の値段が最も高い都市は69,410円の神戸市。また、最も高い神戸市と最も安い高知市との価格差は29,370円となっています。

婦人用スーツ(秋冬物，中級品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	55,550	57,200	57,200	16
青森市	47,300	57,200	49,500	8
盛岡市	67,100	67,100	67,100	28
仙台市	56,045	57,200	57,200	16
秋田市	57,200	53,570	67,100	28
水戸市	57,200	57,200	57,200	16
宇都宮市	67,100	53,570	53,570	12
前橋市	58,300	50,600	53,900	13
さいたま市	57,310	44,000	45,925	2
千葉市	61,050	57,200	57,200	16
東京都区部	58,758	60,328	65,542	27
横浜市	67,100	68,200	50,050	9
新潟市	57,200	47,300	57,200	16
富山市	56,650	53,565	67,100	28
金沢市	67,100	67,100	67,100	28
福井市	50,490	53,900	53,900	13
甲府市	44,000	47,300	59,400	24
長野市	57,200	47,300	47,300	3
静岡市	67,100	67,100	67,100	28
名古屋市	63,690	57,530	54,340	15
津市	57,200	53,130	57,200	16
京都市	57,200	40,040	57,200	16
大阪市	57,383	51,920	60,167	25
神戸市	67,100	67,100	69,410	42
奈良市	47,300	40,040	47,300	3
和歌山市	67,100	62,150	67,100	28
松江市	-	47,300	47,300	3
岡山市	67,100	59,400	53,350	11
広島市	67,100	67,100	67,100	28
山口市	47,300	67,100	67,100	28
徳島市	67,100	67,100	67,100	28
高松市	50,160	67,100	67,100	28
松山市	67,100	63,250	67,100	28
高知市	56,430	40,040	40,040	1
福岡市	46,750	70,235	67,100	28
佐賀市	67,100	67,100	60,500	26
長崎市	62,810	67,100	67,100	28
熊本市	55,550	54,340	50,050	9
大分市	62,700	51,205	67,100	28
宮崎市	55,000	47,300	47,300	3
鹿児島市	67,100	57,200	57,200	16
那覇市	57,200	53,570	47,300	3

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。