背広服(秋冬物，中級品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ背広服(秋冬物，中級品)の価格の推移月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における背広服（秋冬物，中級品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.6ポイント上昇し125.1。前月との比較では0.7ポイント低下。下がったのは9ケ月ぶり。

最大値・・・125.8(2025年10月)
最小値・・・88.4(2020年2月)
平均値・・・108.9
標準偏差・・6.81

2025年11月日本地図でみる都道府県別の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の背広服(秋冬物，中級品)の表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と背広服(秋冬物，中級品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

37都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は102,194円。標準偏差は14,256円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.9%。背広服(秋冬物，中級品)の変動係数をその他の品目と比較した結果、背広服(秋冬物，中級品)の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

背広服(秋冬物，中級品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は4。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は30となりました。
37都市の中で背広服(秋冬物，中級品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は80,300円[単位:1着]の青森市、次いで86,350円の徳島市、88,000円の奈良市の順です。同様に、背広服(秋冬物，中級品)の値段が最も高い都市は143,000円の佐賀市。また、最も高い佐賀市と最も安い青森市との価格差は62,700円となっています。

背広服(秋冬物，中級品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	99,000	115,500	115,500	30
青森市	79,200	80,300	80,300	1
盛岡市	89,100	89,650	89,650	4
仙台市	93,500	118,250	110,000	29
秋田市	80,300	84,700	95,700	16
水戸市	121,000	102,300	102,300	26
宇都宮市	89,650	89,650	89,650	4
さいたま市	99,000	110,000	104,500	27
千葉市	86,900	91,300	91,300	6
東京都区部	87,908	97,258	98,450	21
横浜市	114,950	96,800	96,800	17
新潟市	83,600	91,300	91,300	6
富山市	96,250	91,850	91,850	8
金沢市	83,050	89,650	91,850	8
福井市	110,000	99,000	99,000	22
長野市	108,900	108,900	108,900	28
静岡市	84,150	122,650	122,650	33
名古屋市	106,700	96,800	96,800	17
津市	99,000	137,000	121,000	32
京都市	93,500	95,150	95,150	15
大阪市	104,867	93,867	93,867	10
神戸市	122,300	94,600	94,600	12
奈良市	88,000	88,000	88,000	3
鳥取市	99,000	99,000	99,000	22
岡山市	89,100	96,800	96,800	17
広島市	79,200	121,000	132,000	35
山口市	99,000	99,000	99,000	22
徳島市	85,800	86,350	86,350	2
高松市	100,650	100,650	100,650	25
松山市	121,000	132,000	132,000	35
福岡市	94,600	94,600	94,600	12
佐賀市	88,000	143,000	143,000	37
長崎市	91,300	125,400	125,400	34
熊本市	97,450	97,450	97,450	20
大分市	83,600	94,050	94,050	11
鹿児島市	102,300	117,150	117,150	31
那覇市	94,600	94,600	94,600	12

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。