婦人用帯の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における婦人用帯の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.5ポイント上昇し102.0。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・102(2025年1月)
最小値・・・96.3(2018年8月)
平均値・・・99.7
標準偏差・・1.49

下表は地域別(都市別)の婦人用帯の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の婦人用帯の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用帯の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用帯の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用帯の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用帯の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用帯の値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は161,337円。標準偏差は39,317円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は24.4%。婦人用帯の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用帯は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用帯の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は42となりました。
47都市の中で婦人用帯の値段が最も安い都市のランキング第1位は78,913円[単位:1本]の水戸市、次いで79,000円の大津市、102,300円の千葉市の順です。同様に、婦人用帯の値段が最も高い都市は242,600円の津市、次いで233,200円の神戸市、223,667円の福井市の順です。また、最も高い津市と最も安い水戸市との価格差は163,687円となっています。

婦人用帯の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	101,475	134,475	134,475	14
青森市	124,667	125,000	125,000	10
盛岡市	165,000	207,933	207,933	41
仙台市	159,775	201,575	208,450	42
秋田市	131,667	131,667	131,667	13
山形市	170,667	170,667	170,667	29
福島市	113,333	113,333	113,333	6
水戸市	78,913	78,913	78,913	1
宇都宮市	137,500	177,833	177,833	31
前橋市	145,486	155,067	155,067	21
さいたま市	116,250	105,250	105,250	4
千葉市	138,825	102,300	102,300	3
東京都区部	132,579	146,953	146,953	17
横浜市	182,342	184,917	184,917	33
新潟市	158,720	170,387	170,387	28
富山市	120,388	124,388	124,388	8
金沢市	193,167	193,167	193,167	35
福井市	215,333	223,667	223,667	45
甲府市	149,233	155,833	155,833	22
長野市	188,333	212,427	178,640	32
岐阜市	176,000	176,000	176,000	30
静岡市	153,633	153,633	153,633	20
名古屋市	141,517	140,983	143,183	16
津市	112,333	242,600	242,600	47
大津市	79,000	79,000	79,000	2
京都市	170,775	164,935	151,169	19
大阪市	132,870	110,655	114,497	7
神戸市	196,333	233,200	233,200	46
奈良市	168,117	168,117	168,117	27
和歌山市	155,833	155,833	155,833	22
鳥取市	124,667	124,667	124,667	9
松江市	152,167	128,833	128,833	12
岡山市	218,497	201,667	201,667	40
広島市	237,850	200,850	200,850	39
山口市	157,667	215,333	215,333	44
徳島市	127,333	127,333	127,333	11
高松市	166,157	166,157	166,157	26
松山市	110,000	165,000	165,000	25
高知市	150,000	150,000	150,000	18
福岡市	181,500	159,500	159,500	24
佐賀市	172,333	186,667	186,667	34
長崎市	195,600	195,600	195,600	36
熊本市	143,000	143,000	143,000	15
大分市	105,600	105,600	105,600	5
宮崎市	181,167	198,333	198,333	38
鹿児島市	212,300	212,300	212,300	43
那覇市	223,333	195,933	195,933	37

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。