台所用洗剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における台所用洗剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.7ポイント上昇し122.5。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・122.5(2025年1月)
最小値・・・96.2(2018年11月)
平均値・・・105
標準偏差・・9.08

下表は地域別(都市別)の台所用洗剤の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の台所用洗剤の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の台所用洗剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･385mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の台所用洗剤の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と台所用洗剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の台所用洗剤の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の台所用洗剤の値段・価格[単位:1本･385mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は233円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.6%。台所用洗剤の変動係数をその他の品目と比較したところ、台所用洗剤は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

台所用洗剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は5、変化のない都市の数は72となりました。
79都市の中で台所用洗剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は203円[単位:1本･385mL]の松本市。同様に、台所用洗剤の値段が最も高い都市は274円の松江市、次いで260円の富山市、259円の松山市の順です。また、最も高い松江市と最も安い松本市との価格差は71円となっています。

台所用洗剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･385mL、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	212	212	212	2
函館市	225	228	228	31
旭川市	223	223	223	17
青森市	225	228	228	31
盛岡市	218	212	212	2
仙台市	220	232	232	39
八戸市	247	242	242	56
秋田市	237	237	226	28
山形市	225	239	239	51
福島市	217	242	242	56
郡山市	217	234	234	43
水戸市	223	231	231	37
日立市	212	223	223	17
宇都宮市	228	239	250	70
小山市	240	248	248	67
前橋市	218	218	218	8
さいたま市	227	226	226	28
熊谷市	241	252	252	73
川口市	242	245	245	61
所沢市	220	220	220	13
千葉市	228	229	229	34
浦安市	218	220	220	13
東京都区部	231	234	234	43
八王子市	242	242	242	56
立川市	223	226	223	17
府中市	226	218	218	8
横浜市	233	232	232	39
川崎市	238	243	243	59
相模原市	217	217	217	5
新潟市	237	237	237	45
長岡市	217	217	217	5
富山市	260	260	260	78
金沢市	229	232	232	39
福井市	235	237	237	45
甲府市	238	224	224	22
長野市	237	237	237	45
松本市	208	203	203	1
岐阜市	240	256	256	75
静岡市	232	232	232	39
浜松市	228	228	228	31
富士市	218	218	218	8
名古屋市	250	245	245	61
豊橋市		243	243	59
津市	211	214	214	4
松阪市	227	227	227	30
大津市	218	218	218	8
京都市	221	221	221	16
大阪市	227	232	230	35
堺市	223	225	225	25
枚方市	223	223	223	17
東大阪市	220	220	220	13
神戸市	229	225	230	35
姫路市	237	237	237	45
西宮市	228	250	239	51
伊丹市	239	267	250	70
奈良市	217	217	217	5
和歌山市	224	224	224	22
鳥取市	206	225	225	25
松江市	274	274	274	79
岡山市	223	223	223	17
広島市	251	252	252	73
福山市	245	245	245	61
山口市	239	239	239	51
宇部市	245	245	245	61
徳島市	249	249	249	69
高松市	245	231	231	37
松山市	259	259	259	77
今治市	237	248	248	67
高知市	245	245	245	61
福岡市	224	224	224	22
北九州市	239	239	239	51
佐賀市	237	237	237	45
長崎市	240	245	245	61
佐世保市	224	240	240	55
熊本市	229	238	238	50
大分市	249	256	256	75
宮崎市	235	251	251	72
鹿児島市	213	218	218	8
那覇市	225	225	225	25

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。