整理だんすの価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

3. 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ整理だんすの価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2015年を100とした指数でみると2020年における整理だんすの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比0.5%増の106.8。2年連続の増加。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の整理だんすの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の整理だんすの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年日本地図でみる都道府県別の整理だんすの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の整理だんすの表のから2021年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と整理だんすの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の整理だんすの値段・価格と2021年の安値ランキング

2021年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の整理だんすの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は61,472円。標準偏差は14,496円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は24.6%。整理だんすの変動係数をその他の品目と比較すると、整理だんすは地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

整理だんすの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は24。同様に、下落した都市の数は19、変化のない都市の数は4となりました。
2021年において、47都市の中で整理だんすの値段が最も安い都市のランキング第1位は21,167円[単位:1本]の那覇市、次いで40,360円の津市、40,639円の札幌市の順です。同様に、整理だんすの値段が最も高い都市は94,160円の松江市、次いで89,852円の横浜市、84,965円の静岡市の順です。また、最も高い松江市と最も安い那覇市との価格差は72,993円となっています。

整理だんすの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2019年 2020年 2021年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2019年	2020年	2021年	ランキング (安値順)
札幌市	40,876	40,639	40,639	3
青森市	47,099	51,256	50,689	13
盛岡市	60,952	59,454	67,237	32
仙台市	67,265	69,972	75,805	40
秋田市	73,941	80,158	79,291	42
山形市	53,201	62,030	60,528	24
福島市	68,925	71,083	74,417	37
水戸市	64,142	62,916	62,925	27
宇都宮市	73,286	62,133	64,123	28
前橋市	57,415	47,191	48,952	10
さいたま市	81,048	87,960	80,199	44
千葉市	70,332	71,365	75,273	39
東京都区部	82,764	81,689	77,581	41
横浜市	60,328	72,614	89,852	46
新潟市	54,945	53,648	57,259	20
富山市	61,559	65,712	68,075	33
金沢市	65,527	69,966	80,016	43
福井市	85,081	74,067	74,222	36
甲府市	49,680	72,136	75,153	38
長野市	54,390	55,593	51,387	14
岐阜市	42,918	47,615	48,476	9
静岡市	73,656	82,169	84,965	45
名古屋市	46,323	47,893	47,893	7
津市	40,133	40,337	40,360	2
大津市	42,691	43,553	45,903	5
京都市	78,975	70,280	66,085	30
大阪市	80,590	80,523	73,800	35
神戸市	53,336	54,749	55,281	18
奈良市	80,781	75,859	72,903	34
和歌山市	56,656	55,748	55,748	19
鳥取市	44,964	39,714	46,213	6
松江市	67,850	94,160	94,160	47
岡山市	65,278	55,111	64,811	29
広島市	45,357	58,309	52,245	15
山口市	54,477	59,891	59,983	23
徳島市	60,813	66,396	57,447	21
高松市	43,996	42,733	42,295	4
松山市	49,703	50,397	50,396	12
高知市	55,036	55,637	54,487	17
福岡市	58,703	61,688	59,917	22
佐賀市	41,635	44,053	48,361	8
長崎市	60,892	66,078	61,761	25
熊本市	64,345	61,108	66,101	31
大分市	58,341	50,171	62,835	26
宮崎市	62,951	54,905	52,786	16
鹿児島市	53,891	54,363	49,187	11
那覇市	37,141	22,000	21,167	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。