給湯器の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における給湯器の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.6ポイント上昇し107.5。前月との比較では0.4ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・108.2(2024年3月)
最小値・・・99(2021年4月)
平均値・・・102.2
標準偏差・・2.96

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の給湯機の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の給湯機の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の給湯機の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の給湯機の表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と給湯機の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の給湯機の値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の給湯機の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は226,039円。標準偏差は59,494円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は26.3%。給湯機の変動係数をその他の品目と比較すると、給湯機は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

給湯機の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は4、変化のない都市の数は40となりました。
47都市の中で給湯機の値段が最も安い都市のランキング第1位は103,570円[単位:1台]の静岡市、次いで138,000円の新潟市、139,000円の岐阜市の順です。同様に、給湯機の値段が最も高い都市は380,431円の山口市、次いで330,528円の青森市、329,867円の岡山市の順です。また、最も高い山口市と最も安い静岡市との価格差は276,861円となっています。

給湯機の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	290,202	290,202	290,202	39
青森市	277,150	330,528	330,528	46
盛岡市	333,605	324,214	324,214	44
仙台市	257,972	267,452	267,452	35
秋田市	113,390	159,940	159,940	8
山形市	284,097	300,305	300,305	43
福島市	265,194	291,170	291,170	40
水戸市	194,200	156,057	156,057	5
宇都宮市	231,330	231,000	228,060	27
前橋市	144,900	189,100	189,100	14
さいたま市	174,790	174,790	174,790	11
千葉市	165,935	174,185	174,185	10
東京都区部	169,010	179,650	179,650	12
横浜市	163,405	155,320	155,320	4
新潟市	135,500	138,000	138,000	2
富山市	264,100	154,650	260,520	34
金沢市	191,290	282,590	210,375	20
福井市	249,997	259,518	259,518	33
甲府市	207,392	240,240	240,240	31
長野市	257,306	298,628	298,628	41
岐阜市	185,848	139,000	139,000	3
静岡市	103,570	103,570	103,570	1
名古屋市	254,716	230,775	230,775	28
津市	233,380	184,230	194,580	18
大津市	156,310	156,310	156,310	6
京都市	198,938	223,836	223,836	26
大阪市	220,003	200,063	192,399	17
神戸市	185,075	189,830	189,830	15
奈良市	170,357	246,168	246,168	32
和歌山市	221,650	221,650	221,650	25
鳥取市	270,500	270,000	270,000	36
松江市	208,250	189,940	189,940	16
岡山市	299,226	329,867	329,867	45
広島市	179,510	159,200	159,200	7
山口市	360,000	378,862	380,431	47
徳島市	238,123	239,168	239,168	29
高松市	256,738	329,813	288,671	38
松山市	160,738	167,475	167,475	9
高知市	178,000	186,900	186,900	13
福岡市	203,885	216,150	216,150	22
佐賀市	211,052	211,052	211,052	21
長崎市	252,384	239,195	239,195	30
熊本市	274,360	274,360	274,360	37
大分市	204,270	218,900	218,900	24
宮崎市	184,360	218,790	218,790	23
鹿児島市	223,750	208,013	208,013	19
那覇市	307,395	299,355	299,355	42

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。