給湯器の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における給湯器の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.0ポイント上昇し109.8。前月との比較では0.1ポイント低下。下がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・109.9(2025年10月)
最小値・・・99(2021年4月)
平均値・・・103.9
標準偏差・・3.63

2025年11月日本地図でみる都道府県別の給湯機の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の給湯機の表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と給湯機の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の給湯機の値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の給湯機の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は212,760円。標準偏差は54,348円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は25.5%。給湯機の変動係数をその他の品目と比較すると、給湯機は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

給湯機の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は8、変化のない都市の数は32となりました。
47都市の中で給湯機の値段が最も安い都市のランキング第1位は133,680円[単位:1台]の秋田市、次いで141,748円の横浜市、145,313円の静岡市の順です。同様に、給湯機の値段が最も高い都市は344,445円の高松市、次いで333,258円の札幌市、330,528円の青森市の順です。また、最も高い高松市と最も安い秋田市との価格差は210,765円となっています。

給湯機の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	290,202	333,258	333,258	46
青森市	330,528	330,528	330,528	45
盛岡市	324,214	271,283	271,283	40
仙台市	267,452	201,294	184,454	18
秋田市	159,940	132,680	133,680	1
山形市	300,305	262,142	262,142	39
福島市	291,170	286,651	286,651	41
水戸市	156,057	148,865	148,865	4
宇都宮市	228,060	198,040	198,040	23
前橋市	192,700	179,933	170,933	12
さいたま市	174,790	160,903	162,880	11
千葉市	174,185	155,183	156,558	8
東京都区部	179,650	171,914	173,383	13
横浜市	155,320	145,342	141,748	2
新潟市	158,160	155,727	155,727	7
富山市	215,020	198,513	194,513	21
金沢市	210,375	242,887	242,887	35
福井市	259,518	244,678	244,678	36
甲府市	240,240	204,820	204,820	25
長野市	298,628	288,740	288,740	42
岐阜市	139,000	157,127	157,127	9
静岡市	103,570	134,973	145,313	3
名古屋市	230,775	210,315	206,315	27
津市	194,580	183,053	183,053	17
大津市	156,310	150,993	150,993	5
京都市	198,866	178,040	178,040	14
大阪市	190,383	207,185	208,117	28
神戸市	189,830	192,488	192,488	20
奈良市	246,168	191,418	157,223	10
和歌山市	221,650	224,433	224,433	31
鳥取市	270,000	256,927	256,927	38
松江市	189,940	202,560	202,560	24
岡山市	177,500	186,900	151,130	6
広島市	155,500	184,978	181,995	16
山口市	380,431	297,107	297,107	43
徳島市	239,168	194,902	197,395	22
高松市	288,671	344,445	344,445	47
松山市	167,475	181,560	181,560	15
高知市	186,900	190,953	190,953	19
福岡市	216,150	212,520	212,520	29
佐賀市	211,052	250,426	250,426	37
長崎市	239,195	235,160	235,160	33
熊本市	274,360	206,240	206,240	26
大分市	218,900	233,131	233,131	32
宮崎市	218,790	219,800	219,800	30
鹿児島市	208,013	242,175	242,175	34
那覇市	299,355	307,333	307,333	44

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。