チューハイの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月におけるチューハイの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.2ポイント上昇し118.1。前月との比較では0.8ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・119.1(2025年5月)
最小値・・・98.8(2022年8月)
平均値・・・105
標準偏差・・5.54

2025年7月日本地図でみる都道府県別のチューハイの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1缶･350mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のチューハイの表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とチューハイの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のチューハイの値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のチューハイの値段・価格[単位:1缶･350mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は133円。標準偏差は5円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は3.8%。チューハイの変動係数をその他の品目と比較したところ、チューハイは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

チューハイの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は35、変化のない都市の数は42となりました。
79都市の中でチューハイの値段が最も安い都市のランキング第1位は118円[単位:1缶･350mL]の鹿児島市、次いで123円の函館市、124円の水戸市の順です。同様に、チューハイの値段が最も高い都市は145円の津市。また、最も高い津市と最も安い鹿児島市との価格差は27円となっています。

チューハイの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1缶･350mL、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	132	139	138	67
函館市	116	123	123	2
旭川市	126	139	139	73
青森市	115	128	129	18
盛岡市	120	136	135	55
仙台市	117	131	130	24
八戸市	119	132	132	33
秋田市	120	132	131	29
山形市	120	132	132	33
福島市	117	129	128	10
郡山市	117	132	132	33
水戸市	121	124	124	3
日立市	126	128	126	7
宇都宮市	115	129	128	10
小山市	117	129	129	18
前橋市	123	132	132	33
さいたま市	122	138	134	49
熊谷市	131	138	138	67
川口市	117	129	128	10
所沢市	122	142	142	77
千葉市	117	132	131	29
浦安市	123	139	138	67
東京都区部	123	137	136	58
八王子市	117	138	134	49
立川市	125	142	142	77
府中市	117	137	132	33
横浜市	122	139	137	61
川崎市	128	140	140	74
相模原市	112	129	127	8
新潟市	117	128	128	10
長岡市	114	128	125	5
富山市	126	137	137	61
金沢市	121	134	134	49
福井市	127	138	138	67
甲府市	124	135	135	55
長野市	119	133	133	40
松本市	117	133	133	40
岐阜市	116	133	133	40
静岡市	124	135	135	55
浜松市	117	130	130	24
富士市	123	134	134	49
名古屋市	116	131	129	18
豊橋市		138	138	67
津市	134	145	145	79
松阪市	126	137	137	61
大津市	127	138	138	67
京都市	121	135	133	40
大阪市	125	136	132	33
堺市	116	129	128	10
枚方市	121	134	129	18
東大阪市	121	137	137	61
神戸市	119	129	129	18
姫路市	122	128	128	10
西宮市	122	130	130	24
伊丹市	118	130	130	24
奈良市	121	133	132	33
和歌山市	119	143	137	61
鳥取市	123	136	136	58
松江市	120	131	131	29
岡山市	122	137	137	61
広島市	119	129	128	10
福山市	127	131	125	5
山口市	127	138	134	49
宇部市	127	140	140	74
徳島市	130	136	136	58
高松市	114	129	129	18
松山市	116	129	128	10
今治市	115	128	133	40
高知市	113	134	133	40
福岡市	118	133	130	24
北九州市	118	133	133	40
佐賀市	122	133	133	40
長崎市	116	124	124	3
佐世保市	122	136	133	40
熊本市	130	141	131	29
大分市	120	131	127	8
宮崎市	122	134	134	49
鹿児島市	114	121	118	1
那覇市	131	142	141	76

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。