チューハイの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるチューハイの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.5ポイント低下し108.4。前月と同水準。

最大値・・・109.8(2023年11月)
最小値・・・98.5(2019年8月)
平均値・・・102.9
標準偏差・・3.98

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のチューハイの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のチューハイの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のチューハイの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1缶･350mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のチューハイの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とチューハイの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のチューハイの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のチューハイの値段・価格[単位:1缶･350mL]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は122円。標準偏差は5円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は4.1%。チューハイの変動係数をその他の品目と比較したところ、チューハイは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

チューハイの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は19。同様に、下落した都市の数は16、変化のない都市の数は46となりました。
81都市の中でチューハイの値段が最も安い都市のランキング第1位は110円[単位:1缶･350mL]の高松市、次いで112円の佐倉市、113円の高知市の順です。同様に、チューハイの値段が最も高い都市は134円の津市。また、最も高い津市と最も安い高松市との価格差は24円となっています。

チューハイの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1缶･350mL、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	132	132	132	79
函館市	116	116	114	4
旭川市	126	126	126	64
青森市	115	115	115	7
盛岡市	125	123	127	66
仙台市	117	119	119	23
八戸市	119	119	119	23
秋田市	126	124	125	61
山形市	122	120	131	77
福島市	118	117	117	11
郡山市	123	120	120	33
水戸市	121	118	119	23
日立市	126	126	126	64
宇都宮市	115	118	118	15
小山市	126	117	117	11
前橋市	123	120	120	33
さいたま市	127	126	121	41
熊谷市	130	109	131	77
川口市	119	118	118	15
所沢市	126	128	127	66
千葉市	119	118	118	15
佐倉市	116	111	112	2
浦安市	124	125	124	58
東京都区部	123	124	125	61
八王子市	119	119	119	23
立川市	128	123	128	72
府中市	125	120	120	33
横浜市	125	123	123	50
川崎市	124	127	125	61
相模原市	114	112	115	7
横須賀市	131	128	128	72
新潟市	118	118	118	15
長岡市	117	114	114	4
富山市	123	123	123	50
金沢市	135	121	121	41
福井市	127	123	123	50
甲府市	128	124	124	58
長野市	119	119	118	15
松本市	118	117	118	15
岐阜市	122	117	117	11
静岡市	124	124	124	58
浜松市	121	120	120	33
富士市	121	120	123	50
名古屋市	118	116	116	9
岡崎市	122	119	119	23
津市	128	134	134	80
松阪市	120	122	118	15
大津市	119	123	123	50
京都市	122	123	123	50
大阪市	127	125	127	66
堺市	122	116	117	11
枚方市	122	125	123	50
東大阪市	121	117	121	41
神戸市	122	124	119	23
姫路市	122	121	116	9
西宮市	122	125	122	45
伊丹市	116	118	119	23
奈良市	120	121	121	41
和歌山市	119	130	130	74
鳥取市	124	123	123	50
松江市	121	120	120	33
岡山市	125	125	122	45
広島市	123	122	119	23
福山市	127	123	127	66
山口市	124	123	127	66
宇部市	128	130	127	66
徳島市	130	130	130	74
高松市	121	119	110	1
松山市	120	116	119	23
今治市	123	118	118	15
高知市	119	117	113	3
福岡市	120	120	120	33
北九州市	120	120	120	33
佐賀市	122	122	122	45
長崎市	116	119	119	23
佐世保市	122	122	122	45
熊本市	121	130	130	74
大分市	117	120	120	33
宮崎市	122	122	122	45
鹿児島市	120	114	114	4
那覇市	131	131	134	80

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。