チューハイの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月におけるチューハイの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より9.5ポイント上昇し117.9。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは3ケ月連続。

最大値・・・119.1(2025年5月)
最小値・・・98.8(2022年8月)
平均値・・・105.2
標準偏差・・5.71

2025年8月日本地図でみる都道府県別のチューハイの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1缶･350mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のチューハイの表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とチューハイの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のチューハイの値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のチューハイの値段・価格[単位:1缶･350mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は132円。標準偏差は5円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は3.8%。チューハイの変動係数をその他の品目と比較したところ、チューハイは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

チューハイの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は18。同様に、下落した都市の数は23、変化のない都市の数は38となりました。
79都市の中でチューハイの値段が最も安い都市のランキング第1位は118円[単位:1缶･350mL]の鹿児島市、次いで122円の宇都宮市、124円の長崎市の順です。同様に、チューハイの値段が最も高い都市は143円の和歌山市、次いで142円の立川市、141円の熊本市の順です。また、最も高い和歌山市と最も安い鹿児島市との価格差は25円となっています。

チューハイの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1缶･350mL、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	132	138	139	70
函館市	116	123	134	48
旭川市	126	139	139	70
青森市	115	129	129	19
盛岡市	123	135	135	57
仙台市	119	130	130	26
八戸市	119	132	132	34
秋田市	124	131	131	30
山形市	120	132	129	19
福島市	117	128	128	12
郡山市	120	132	132	34
水戸市	118	124	126	7
日立市	126	126	127	9
宇都宮市	118	128	122	2
小山市	117	129	129	19
前橋市	120	132	132	34
さいたま市	126	134	134	48
熊谷市	109	138	138	67
川口市	118	128	127	9
所沢市	128	142	138	67
千葉市	118	131	128	12
浦安市	125	138	134	48
東京都区部	124	136	135	57
八王子市	119	134	134	48
立川市	123	142	142	78
府中市	120	132	139	70
横浜市	123	137	137	61
川崎市	127	140	140	73
相模原市	112	127	125	4
新潟市	118	128	128	12
長岡市	114	125	125	4
富山市	123	137	133	38
金沢市	121	134	128	12
福井市	123	138	134	48
甲府市	124	135	133	38
長野市	119	133	133	38
松本市	117	133	133	38
岐阜市	117	133	133	38
静岡市	124	135	135	57
浜松市	120	130	128	12
富士市	120	134	131	30
名古屋市	116	129	125	4
豊橋市		138	129	19
津市	134	145	137	61
松阪市	122	137	126	7
大津市	123	138	130	26
京都市	123	133	134	48
大阪市	125	132	140	73
堺市	116	128	132	34
枚方市	125	129	133	38
東大阪市	117	137	137	61
神戸市	124	129	130	26
姫路市	121	128	128	12
西宮市	125	130	137	61
伊丹市	118	130	137	61
奈良市	121	132	133	38
和歌山市	130	137	143	79
鳥取市	123	136	134	48
松江市	120	131	131	30
岡山市	125	137	137	61
広島市	122	128	129	19
福山市	123	125	134	48
山口市	123	134	138	67
宇部市	130	140	140	73
徳島市	130	136	136	60
高松市	119	129	129	19
松山市	116	128	128	12
今治市	118	133	129	19
高知市	117	133	133	38
福岡市	120	130	130	26
北九州市	120	133	131	30
佐賀市	122	133	133	38
長崎市	119	124	124	3
佐世保市	122	133	133	38
熊本市	130	131	141	77
大分市	120	127	127	9
宮崎市	122	134	134	48
鹿児島市	114	118	118	1
那覇市	131	141	140	73

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。