ミネラルウォーターの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年8月におけるミネラルウォーターの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.1ポイント上昇し115.6。前月との比較では0.3ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・115.9(2024年7月)
最小値・・・91.8(2018年7月)
平均値・・・99.7
標準偏差・・7.13

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のミネラルウォーターの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のミネラルウォーターの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年8月日本地図でみる都道府県別のミネラルウォーターの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･2,000mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のミネラルウォーターの表のから2024年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とミネラルウォーターの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のミネラルウォーターの値段・価格と2024年8月の安値ランキング

2024年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のミネラルウォーターの値段・価格[単位:1本･2,000mL]とランキングを見てみましょう。

46都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は121円。標準偏差は9円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.4%。ミネラルウォーターの変動係数をその他の品目と比較したところ、ミネラルウォーターは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

ミネラルウォーターの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は18、変化のない都市の数は18となりました。
46都市の中でミネラルウォーターの値段が最も安い都市のランキング第1位は100円[単位:1本･2,000mL]の鳥取市、次いで103円の松山市、108円の仙台市の順です。同様に、ミネラルウォーターの値段が最も高い都市は142円の津市。また、最も高い津市と最も安い鳥取市との価格差は42円となっています。

ミネラルウォーターの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年8月 2024年7月 2024年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･2,000mL、順位]

都市名	2023年8月	2024年7月	2024年8月	ランキング (安値順)
札幌市	104	115	115	12
青森市	105	113	113	8
盛岡市	117	123	123	27
仙台市	98	114	108	3
秋田市	109	120	122	24
山形市	103	113	113	8
福島市	103	114	114	10
水戸市	107	127	127	35
宇都宮市	111	127	125	33
前橋市	101	114	114	10
さいたま市	109	119	122	24
千葉市	99	109	111	6
東京都区部	110	121	118	18
横浜市	108	120	128	37
新潟市	105	111	111	6
富山市	123	131	123	27
金沢市	113	130	119	20
福井市	130	120	120	21
甲府市	123	145	125	33
長野市	105	118	115	12
岐阜市	125	122	130	39
静岡市	106	117	109	4
名古屋市	112	118	118	18
津市	119	111	142	45
大津市	106	133	133	42
京都市	114	126	121	22
大阪市	117	132	130	39
神戸市	107	119	123	27
奈良市	109	117	117	17
鳥取市	101	122	100	1
松江市	129	136	136	43
岡山市	109	118	116	16
広島市	111	122	123	27
山口市	124	138	138	44
徳島市	123	135	132	41
高松市	110	127	124	32
松山市	101	108	103	2
高知市	104	113	115	12
福岡市	100	111	109	4
佐賀市	109	128	128	37
長崎市	116	123	123	27
熊本市	105	117	115	12
大分市	125	142	142	45
宮崎市	112	122	122	24
鹿児島市	119	119	127	35
那覇市	115	127	121	22

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。