ミネラルウォーターの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるミネラルウォーターの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.3ポイント上昇し125.7。前月との比較では1.1ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・125.7(2025年1月)
最小値・・・91.8(2018年7月)
平均値・・・102
標準偏差・・8.68

下表は地域別(都市別)のミネラルウォーターの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のミネラルウォーターの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のミネラルウォーターの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･2,000mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のミネラルウォーターの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とミネラルウォーターの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のミネラルウォーターの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のミネラルウォーターの値段・価格[単位:1本･2,000mL]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は131円。標準偏差は9円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.9%。ミネラルウォーターの変動係数をその他の品目と比較したところ、ミネラルウォーターは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

ミネラルウォーターの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は16、変化のない都市の数は21となりました。
47都市の中でミネラルウォーターの値段が最も安い都市のランキング第1位は116円[単位:1本･2,000mL]の高知市、次いで117円の福岡市、119円の福島市の順です。同様に、ミネラルウォーターの値段が最も高い都市は156円の甲府市、次いで150円の松江市、149円の大分市の順です。また、最も高い甲府市と最も安い高知市との価格差は40円となっています。

ミネラルウォーターの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･2,000mL、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	115	126	126	12
青森市	113	124	124	10
盛岡市	123	134	134	32
仙台市	112	127	122	6
秋田市	120	133	128	18
山形市	113	122	121	5
福島市	115	125	119	3
水戸市	122	135	135	35
宇都宮市	122	127	130	23
前橋市	116	122	122	6
さいたま市	112	128	130	23
千葉市	109	122	120	4
東京都区部	119	131	129	22
横浜市	120	132	131	26
新潟市	111	122	124	10
富山市	125	134	134	32
金沢市	119	136	133	30
福井市	114	133	133	30
甲府市	145	156	156	47
長野市	118	129	126	12
岐阜市	130	133	141	39
静岡市	115	134	131	26
名古屋市	117	121	122	6
津市	111	127	127	15
大津市	114	152	141	39
京都市	119	135	134	32
大阪市	128	144	144	42
神戸市	122	132	128	18
奈良市	111	125	128	18
和歌山市	123	136	142	41
鳥取市	122	127	127	15
松江市	142	150	150	46
岡山市	116	127	127	15
広島市	127	132	132	29
山口市	138	144	144	42
徳島市	132	141	148	44
高松市	124	126	130	23
松山市	105	122	122	6
高知市	111	122	116	1
福岡市	110	121	117	2
佐賀市	114	139	139	38
長崎市	123	131	131	26
熊本市	117	128	126	12
大分市	125	149	149	45
宮崎市	122	128	128	18
鹿児島市	125	133	138	36
那覇市	130	138	138	36

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。