炭酸飲料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における炭酸飲料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.4ポイント上昇し143.9。前月との比較では0.6ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・146.9(2025年3月)
最小値・・・96.8(2020年12月)
平均値・・・121
標準偏差・・16.33

2025年8月日本地図でみる都道府県別の炭酸飲料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の炭酸飲料の表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と炭酸飲料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の炭酸飲料の値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の炭酸飲料の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は254円。標準偏差は24円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.4%。炭酸飲料の変動係数をその他の品目と比較したところ、炭酸飲料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

炭酸飲料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は16、変化のない都市の数は55となりました。
79都市の中で炭酸飲料の値段が最も安い都市のランキング第1位は192円[単位:1本･500mL]の富山市、次いで194円の松本市、204円の札幌市の順です。同様に、炭酸飲料の値段が最も高い都市は303円の郡山市。また、最も高い郡山市と最も安い富山市との価格差は111円となっています。

炭酸飲料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	194	204	204	3
函館市	204	204	204	3
旭川市	204	224	204	3
青森市	221	243	243	23
盛岡市	232	254	254	35
仙台市	243	276	276	70
八戸市	212	234	234	12
秋田市	212	223	212	7
山形市	239	266	266	50
福島市	241	273	273	59
郡山市	274	303	303	78
水戸市	270	286	286	75
日立市	243	257	257	39
宇都宮市	241	287	271	53
小山市	271	300	300	77
前橋市	226	241	241	21
さいたま市	227	243	243	23
熊谷市	243	274	274	60
川口市	243	209	274	60
所沢市	240	271	271	53
千葉市	240	271	271	53
浦安市	240	271	271	53
東京都区部	255	269	270	52
八王子市	243	303	274	60
立川市	209	243	243	23
府中市	240	274	274	60
横浜市	241	287	257	39
川崎市	229	243	243	23
相模原市	256	303	274	60
新潟市	251	240	240	14
長岡市	231	240	240	14
富山市	212	212	192	1
金沢市	223	245	234	12
福井市	227	243	243	23
甲府市	243	244	243	23
長野市	203	224	213	8
松本市	214	214	194	2
岐阜市	257	289	274	60
静岡市	240	257	241	21
浜松市	241	241	227	10
富士市	223	240	240	14
名古屋市	243	303	303	78
豊橋市		240	240	14
津市	225	240	240	14
松阪市	232	240	240	14
大津市	234	256	256	38
京都市	243	227	259	45
大阪市	241	253	269	51
堺市	240	257	257	39
枚方市	240	214	277	71
東大阪市	211	211	211	6
神戸市	240	257	257	39
姫路市	243	260	260	46
西宮市	246	277	277	71
伊丹市	243	211	243	23
奈良市	223	254	254	35
和歌山市	260	229	260	46
鳥取市	234	253	253	34
松江市	253	274	274	60
岡山市	226	257	257	39
広島市	217	259	274	60
福山市	243	271	271	53
山口市	229	260	260	46
宇部市	260	260	260	46
徳島市	256	286	286	75
高松市	240	271	271	53
松山市	232	240	240	14
今治市	243	274	274	60
高知市	233	256	227	10
福岡市	226	257	257	39
北九州市	227	243	243	23
佐賀市	239	250	250	32
長崎市	222	264	248	31
佐世保市	232	254	254	35
熊本市	211	274	274	60
大分市	232	250	250	32
宮崎市	253	278	278	74
鹿児島市	256	277	277	71
那覇市	192	215	215	9

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。