炭酸飲料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年4月における炭酸飲料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.4ポイント上昇し146.0。前月との比較では0.9ポイント低下。下がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・146.9(2025年3月)
最小値・・・96.8(2020年12月)
平均値・・・114.8
標準偏差・・15.46

2025年4月日本地図でみる都道府県別の炭酸飲料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の炭酸飲料の表のから2025年4月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と炭酸飲料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の炭酸飲料の値段・価格と2025年4月の安値ランキング

2025年4月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の炭酸飲料の値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は259円。標準偏差は21円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.1%。炭酸飲料の変動係数をその他の品目と比較したところ、炭酸飲料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

炭酸飲料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は11。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は57となりました。
79都市の中で炭酸飲料の値段が最も安い都市のランキング第1位は211円[単位:1本･500mL]の東大阪市、次いで212円の富山市、214円の松本市の順です。同様に、炭酸飲料の値段が最も高い都市は306円の和歌山市。また、最も高い和歌山市と最も安い東大阪市との価格差は95円となっています。

炭酸飲料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年4月 2025年3月 2025年4月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2024年4月	2025年3月	2025年4月	ランキング (安値順)
札幌市	204	226	231	9
函館市	204	226	226	7
旭川市	204	226	226	7
青森市	221	243	243	18
盛岡市	232	254	254	25
仙台市	243	273	276	66
八戸市	212	234	234	10
秋田市	212	234	223	5
山形市	239	263	266	46
福島市	257	273	273	57
郡山市	274	303	303	77
水戸市	270	286	286	72
日立市	226	211	257	32
宇都宮市	259	257	287	74
小山市	271	300	300	76
前橋市	243	241	241	17
さいたま市	241	257	243	18
熊谷市	243	274	274	59
川口市	243	274	274	59
所沢市	240	271	271	49
千葉市	236	271	271	49
浦安市	232	240	274	59
東京都区部	254	290	280	71
八王子市	243	303	271	49
立川市	274	274	274	59
府中市	240	271	271	49
横浜市	257	287	287	74
川崎市	259	257	243	18
相模原市	256	303	271	49
新潟市	251	240	240	12
長岡市	231	240	240	12
富山市	212	212	212	2
金沢市	223	249	234	10
福井市	227	257	257	32
甲府市	243	259	259	38
長野市	213	224	224	6
松本市	214	194	214	3
岐阜市	257	289	273	57
静岡市	240	273	257	32
浜松市	241	241	256	28
富士市	237	251	251	24
名古屋市	237	303	303	77
豊橋市		240	240	12
津市	242	231	270	48
松阪市	232	240	240	12
大津市	233	256	256	28
京都市	236	259	259	38
大阪市	240	280	269	47
堺市	240	257	257	32
枚方市	240	240	277	67
東大阪市	232	211	211	1
神戸市	232	257	257	32
姫路市	232	260	260	41
西宮市	246	277	277	67
伊丹市	243	243	243	18
奈良市	239	254	254	25
和歌山市	244	306	306	79
鳥取市	234	250	250	22
松江市	243	274	274	59
岡山市	236	271	271	49
広島市	243	274	259	38
福山市	243	271	271	49
山口市	244	260	260	41
宇部市	260	260	260	41
徳島市	256	286	286	72
高松市	240	240	240	12
松山市	236	256	256	28
今治市	243	274	274	59
高知市	252	256	256	28
福岡市	273	271	271	49
北九州市	259	257	257	32
佐賀市	239	250	250	22
長崎市	237	264	264	44
佐世保市	232	254	254	25
熊本市	243	274	274	59
大分市	232	264	264	44
宮崎市	253	264	278	70
鹿児島市	246	277	277	67
那覇市	192	215	215	4

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。