緑茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における緑茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.9ポイント上昇し105.4。前月と同水準。

最大値・・・105.4(2025年6月)
最小値・・・99.3(2020年12月)
平均値・・・102.2
標準偏差・・1.93

2025年6月日本地図でみる都道府県別の緑茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の緑茶の表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と緑茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の緑茶の値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の緑茶の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は497円。標準偏差は129円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は26%。緑茶の変動係数をその他の品目と比較すると、緑茶は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

緑茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は16。同様に、下落した都市の数は16、変化のない都市の数は47となりました。
79都市の中で緑茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は232円[単位:100g]の津市、次いで242円の大津市、243円の那覇市の順です。同様に、緑茶の値段が最も高い都市は839円の秋田市、次いで799円の熊本市、730円の松江市の順です。また、最も高い秋田市と最も安い津市との価格差は607円となっています。

緑茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	533	515	516	39
函館市	434	455	429	22
旭川市	413	435	434	26
青森市	572	564	564	54
盛岡市	517	507	517	40
仙台市	594	618	623	68
八戸市	358	358	358	15
秋田市	846	839	839	79
山形市	559	559	559	51
福島市	567	581	581	58
郡山市	551	551	551	49
水戸市	464	448	459	31
日立市	546	552	546	47
宇都宮市	668	641	641	69
小山市	486	486	486	36
前橋市	655	669	669	74
さいたま市	590	574	589	63
熊谷市	615	608	608	66
川口市	676	674	673	75
所沢市	640	641	641	69
千葉市	547	521	531	45
浦安市	586	575	586	60
東京都区部	588	589	588	62
八王子市	559	586	559	51
立川市	427	430	432	25
府中市	615	615	615	67
横浜市	590	579	573	57
川崎市	532	502	525	41
相模原市	527	556	529	44
新潟市	459	460	460	32
長岡市	587	562	562	53
富山市	425	425	425	21
金沢市	356	356	406	16
福井市	395	421	421	18
甲府市	583	572	572	56
長野市	444	444	444	29
松本市	587	603	603	65
岐阜市	593	587	587	61
静岡市	586	633	647	71
浜松市	539	521	526	42
富士市	619	652	652	73
名古屋市	576	567	570	55
豊橋市		489	491	38
津市	232	232	232	1
松阪市	468	451	440	28
大津市	242	242	242	2
京都市	361	350	350	14
大阪市	480	468	468	34
堺市	340	294	294	7
枚方市	450	445	445	30
東大阪市	391	426	434	26
神戸市	450	441	424	20
姫路市	340	343	343	12
西宮市	554	560	554	50
伊丹市	337	342	337	11
奈良市	249	249	249	4
和歌山市	307	347	322	9
鳥取市	691	691	691	76
松江市	746	738	730	77
岡山市	469	462	462	33
広島市	306	306	266	5
福山市	307	352	349	13
山口市	320	334	334	10
宇部市	465	468	468	34
徳島市	549	549	549	48
高松市	430	430	430	24
松山市	274	287	287	6
今治市	282	286	295	8
高知市	475	413	413	17
福岡市	517	486	486	36
北九州市	423	422	422	19
佐賀市	527	527	527	43
長崎市	523	538	538	46
佐世保市	429	429	429	22
熊本市	791	799	799	78
大分市	586	594	594	64
宮崎市	693	647	647	71
鹿児島市	612	585	585	59
那覇市	243	243	243	3

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。