緑茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における緑茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.1ポイント上昇し105.4。前月との比較では0.4ポイント低下。下がったのは6ケ月ぶり。

最大値・・・105.8(2025年7月)
最小値・・・99.3(2020年12月)
平均値・・・102.3
標準偏差・・1.99

2025年8月日本地図でみる都道府県別の緑茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の緑茶の表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と緑茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の緑茶の値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の緑茶の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は497円。標準偏差は131円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は26.4%。緑茶の変動係数をその他の品目と比較すると、緑茶は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

緑茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は14、変化のない都市の数は51となりました。
79都市の中で緑茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は232円[単位:100g]の津市、次いで234円の那覇市、242円の大津市の順です。同様に、緑茶の値段が最も高い都市は840円の熊本市、次いで839円の秋田市、730円の松江市の順です。また、最も高い熊本市と最も安い津市との価格差は608円となっています。

緑茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	533	516	516	39
函館市	438	429	429	24
旭川市	409	435	434	27
青森市	564	564	564	54
盛岡市	517	517	517	40
仙台市	592	624	624	68
八戸市	358	358	358	13
秋田市	827	839	839	78
山形市	548	559	548	47
福島市	540	554	555	51
郡山市	551	551	551	49
水戸市	453	465	465	32
日立市	546	552	552	50
宇都宮市	668	641	641	70
小山市	486	486	487	37
前橋市	655	669	669	75
さいたま市	590	582	593	61
熊谷市	622	608	608	65
川口市	674	673	622	67
所沢市	602	641	641	70
千葉市	548	521	535	45
浦安市	586	586	586	59
東京都区部	591	601	593	61
八王子市	554	586	559	52
立川市	427	371	371	16
府中市	651	615	634	69
横浜市	575	579	570	55
川崎市	532	506	532	44
相模原市	527	555	529	43
新潟市	459	460	466	33
長岡市	587	562	611	66
富山市	425	425	425	22
金沢市	356	406	406	17
福井市	395	421	421	20
甲府市	583	572	572	57
長野市	444	444	444	29
松本市	587	603	603	64
岐阜市	576	579	587	60
静岡市	586	665	647	72
浜松市	539	526	526	41
富士市	619	652	652	74
名古屋市	579	567	570	55
豊橋市		483	491	38
津市	232	232	232	1
松阪市	468	440	440	28
大津市	242	242	242	3
京都市	339	361	363	15
大阪市	475	486	481	35
堺市	340	294	294	7
枚方市	445	445	445	30
東大阪市	391	434	407	18
神戸市	454	431	427	23
姫路市	340	343	343	12
西宮市	560	554	560	53
伊丹市	337	342	337	11
奈良市	249	249	256	4
和歌山市	307	322	322	9
鳥取市	691	691	691	76
松江市	730	749	730	77
岡山市	469	462	462	31
広島市	293	264	260	5
福山市	307	358	358	13
山口市	377	334	334	10
宇部市	465	468	468	34
徳島市	549	549	549	48
高松市	430	430	430	26
松山市	274	287	287	6
今治市	282	295	295	8
高知市	470	413	413	19
福岡市	483	486	486	36
北九州市	426	422	422	21
佐賀市	527	527	527	42
長崎市	523	538	538	46
佐世保市	429	429	429	24
熊本市	799	840	840	79
大分市	586	594	594	63
宮崎市	693	647	647	72
鹿児島市	575	585	585	58
那覇市	249	234	234	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。