緑茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における緑茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.0ポイント上昇し105.8。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・105.8(2025年7月)
最小値・・・99.3(2020年12月)
平均値・・・102.2
標準偏差・・1.97

2025年7月日本地図でみる都道府県別の緑茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の緑茶の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と緑茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の緑茶の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の緑茶の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は498円。標準偏差は132円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は26.5%。緑茶の変動係数をその他の品目と比較すると、緑茶は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

緑茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は16。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は53となりました。
79都市の中で緑茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は232円[単位:100g]の津市、次いで234円の那覇市、242円の大津市の順です。同様に、緑茶の値段が最も高い都市は840円の熊本市、次いで839円の秋田市、749円の松江市の順です。また、最も高い熊本市と最も安い津市との価格差は608円となっています。

緑茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	528	516	516	40
函館市	429	429	429	22
旭川市	412	434	435	27
青森市	564	564	564	54
盛岡市	517	517	517	41
仙台市	599	623	624	68
八戸市	358	358	358	13
秋田市	827	839	839	78
山形市	559	559	559	52
福島市	540	581	554	49
郡山市	551	551	551	47
水戸市	464	459	465	33
日立市	546	546	552	48
宇都宮市	668	641	641	69
小山市	486	486	486	36
前橋市	655	669	669	74
さいたま市	593	589	582	59
熊谷市	622	608	608	66
川口市	676	673	673	75
所沢市	640	641	641	69
千葉市	536	531	521	42
浦安市	586	586	586	61
東京都区部	594	588	601	64
八王子市	586	559	586	61
立川市	427	432	371	16
府中市	615	615	615	67
横浜市	590	573	579	57
川崎市	528	525	506	39
相模原市	554	529	555	51
新潟市	459	460	460	31
長岡市	587	562	562	53
富山市	433	425	425	21
金沢市	356	406	406	17
福井市	395	421	421	19
甲府市	583	572	572	56
長野市	444	444	444	29
松本市	587	603	603	65
岐阜市	593	587	579	57
静岡市	604	647	665	73
浜松市	539	526	526	43
富士市	619	652	652	72
名古屋市	576	570	567	55
豊橋市		491	483	35
津市	232	232	232	1
松阪市	468	440	440	28
大津市	242	242	242	3
京都市	339	350	361	15
大阪市	484	468	486	36
堺市	340	294	294	7
枚方市	445	445	445	30
東大阪市	391	434	434	26
神戸市	454	424	431	25
姫路市	340	343	343	12
西宮市	554	554	554	49
伊丹市	337	337	342	11
奈良市	247	249	249	4
和歌山市	307	322	322	9
鳥取市	691	691	691	76
松江市	749	730	749	77
岡山市	469	462	462	32
広島市	293	266	264	5
福山市	307	349	358	13
山口市	320	334	334	10
宇部市	465	468	468	34
徳島市	549	549	549	46
高松市	430	430	430	24
松山市	274	287	287	6
今治市	282	295	295	8
高知市	470	413	413	18
福岡市	513	486	486	36
北九州市	426	422	422	20
佐賀市	527	527	527	44
長崎市	523	538	538	45
佐世保市	429	429	429	22
熊本市	791	799	840	79
大分市	586	594	594	63
宮崎市	693	647	647	71
鹿児島市	612	585	585	60
那覇市	243	243	234	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。