ビスケットの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるビスケットの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.7ポイント上昇し115.3。前月との比較では1.6ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・115.9(2024年11月)
最小値・・・97.6(2021年2月)
平均値・・・103.9
標準偏差・・5.09

下表は地域別(都市別)のビスケットの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のビスケットの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のビスケットの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のビスケットの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とビスケットの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のビスケットの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のビスケットの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は173円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.4%。ビスケットの変動係数をその他の品目と比較したところ、ビスケットは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

ビスケットの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は41、変化のない都市の数は15となりました。
79都市の中でビスケットの値段が最も安い都市のランキング第1位は146円[単位:100g]の府中市、次いで150円の相模原市、151円の八戸市の順です。同様に、ビスケットの値段が最も高い都市は209円の松江市、次いで195円の水戸市、193円の鹿児島市の順です。また、最も高い松江市と最も安い府中市との価格差は63円となっています。

ビスケットの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	171	175	174	42
函館市	174	184	184	68
旭川市	169	181	181	63
青森市	168	160	153	4
盛岡市	160	165	175	52
仙台市	164	173	172	35
八戸市	141	151	151	3
秋田市	157	186	174	42
山形市	157	174	169	25
福島市	164	172	169	25
郡山市	156	169	169	25
水戸市	181	184	195	78
日立市	162	162	179	61
宇都宮市	174	182	182	65
小山市	170	175	175	52
前橋市	158	162	158	8
さいたま市	164	179	170	31
熊谷市	160	165	162	12
川口市	165	184	174	42
所沢市	166	165	165	17
千葉市	156	171	167	19
浦安市	154	161	169	25
東京都区部	169	178	175	52
八王子市	153	175	162	12
立川市	162	168	172	35
府中市	142	160	146	1
横浜市	159	165	170	31
川崎市	177	178	181	63
相模原市	153	177	150	2
新潟市	171	179	174	42
長岡市	172	179	172	35
富山市	155	172	160	9
金沢市	184	189	182	65
福井市	175	173	168	21
甲府市	166	171	171	34
長野市	155	166	163	14
松本市	159	168	168	21
岐阜市	153	168	168	21
静岡市	153	172	168	21
浜松市	160	173	182	65
富士市	153	155	160	9
名古屋市	179	176	178	59
豊橋市		184	189	70
津市	179	188	191	73
松阪市	165	181	174	42
大津市	175	182	160	9
京都市	156	167	170	31
大阪市	158	177	172	35
堺市	156	173	163	14
枚方市	169	174	174	42
東大阪市	160	162	172	35
神戸市	159	168	169	25
姫路市	191	179	157	6
西宮市	157	167	174	42
伊丹市	152	172	169	25
奈良市	160	172	177	56
和歌山市	165	182	192	75
鳥取市	157	164	174	42
松江市	187	189	209	79
岡山市	179	177	164	16
広島市	175	178	177	56
福山市	189	194	189	70
山口市	177	186	176	55
宇部市	193	193	174	42
徳島市	189	198	191	73
高松市	200	186	157	6
松山市	183	190	172	35
今治市	174	186	167	19
高知市	172	181	165	17
福岡市	166	166	177	56
北九州市	174	173	180	62
佐賀市	167	172	172	35
長崎市	184	185	189	70
佐世保市	188	162	156	5
熊本市	168	178	178	59
大分市	177	188	174	42
宮崎市	170	184	184	68
鹿児島市	180	193	193	76
那覇市	193	198	193	76

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。