せんべいの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるせんべいの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より20.6ポイント上昇し125.1。前月との比較では0.8ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・126.5(2023年11月)
最小値・・・95.5(2020年9月)
平均値・・・103
標準偏差・・6.49

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のせんべいの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のせんべいの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のせんべいの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のせんべいの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とせんべいの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のせんべいの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のせんべいの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は148円。標準偏差は18円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.2%。せんべいの変動係数をその他の品目と比較した結果、せんべいの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

せんべいの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は49、変化のない都市の数は9となりました。
81都市の中でせんべいの値段が最も安い都市のランキング第1位は104円[単位:100g]の鳥取市。同様に、せんべいの値段が最も高い都市は186円の函館市、次いで184円の長崎市、183円の富山市の順です。また、最も高い函館市と最も安い鳥取市との価格差は82円となっています。

せんべいの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	113	156	156	54
函館市	125	146	186	81
旭川市	130	182	162	65
青森市	112	147	140	26
盛岡市	113	169	158	58
仙台市	97	135	122	8
八戸市	112	140	122	8
秋田市	136	118	122	8
山形市	113	157	158	58
福島市	135	152	146	32
郡山市	109	145	148	35
水戸市	173	175	179	78
日立市	151	171	171	75
宇都宮市	142	148	150	40
小山市	131	144	144	30
前橋市	110	151	155	52
さいたま市	123	148	163	68
熊谷市	106	173	146	32
川口市	130	134	127	14
所沢市	112	151	149	37
千葉市	122	145	141	27
佐倉市	134	116	130	15
浦安市	121	122	132	16
東京都区部	131	161	156	54
八王子市	114	160	153	47
立川市	117	150	149	37
府中市	120	105	132	16
横浜市	123	127	138	21
川崎市	122	126	122	8
相模原市	147	158	154	49
横須賀市	110	154	150	40
新潟市	156	170	155	52
長岡市	121	110	105	3
富山市	126	180	183	79
金沢市	108	165	161	61
福井市	138	142	142	28
甲府市	127	132	133	18
長野市	116	160	157	56
松本市	108	155	152	43
岐阜市	110	153	149	37
静岡市	124	141	139	24
浜松市	111	152	154	49
富士市	107	145	144	30
名古屋市	124	142	146	32
岡崎市	119	147	148	35
津市	112	157	152	43
松阪市	160	171	162	65
大津市	114	126	126	13
京都市	120	160	161	61
大阪市	116	167	161	61
堺市	112	171	168	73
枚方市	108	143	133	18
東大阪市	132	141	152	43
神戸市	109	142	137	20
姫路市	106	129	120	7
西宮市	115	167	157	56
伊丹市	150	154	154	49
奈良市	119	156	151	42
和歌山市	97	124	114	4
鳥取市	95	124	104	1
松江市	118	175	159	60
岡山市	130	175	165	70
広島市	122	167	173	76
福山市	111	154	153	47
山口市	117	163	166	72
宇部市	107	122	115	5
徳島市	111	160	165	70
高松市	129	153	143	29
松山市	143	170	170	74
今治市	122	159	152	43
高知市	85	144	119	6
福岡市	114	154	138	21
北九州市	129	163	162	65
佐賀市	101	125	104	1
長崎市	180	184	184	80
佐世保市	155	182	178	77
熊本市	126	140	139	24
大分市	129	138	138	21
宮崎市	129	137	125	12
鹿児島市	139	163	161	61
那覇市	134	160	163	68

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。