ゼリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるゼリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.0ポイント上昇し126.8。前月との比較では4.2ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・126.8(2024年9月)
最小値・・・92.9(2018年8月)
平均値・・・104.3
標準偏差・・10.01

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のゼリーの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のゼリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のゼリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個･150～200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のゼリーの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とゼリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のゼリーの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のゼリーの値段・価格[単位:1個･150～200g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は81円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.6%。ゼリーの変動係数をその他の品目と比較した結果、ゼリーの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ゼリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は43。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は28となりました。
81都市の中でゼリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は54円[単位:1個･150～200g]の熊谷市、次いで61円の立川市、62円の浜松市の順です。同様に、ゼリーの値段が最も高い都市は108円の那覇市、次いで102円の松江市、101円の旭川市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い熊谷市との価格差は54円となっています。

ゼリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個･150～200g、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	95	83	98	73
函館市	65	69	69	10
旭川市	107	91	101	77
青森市	67	77	78	35
盛岡市	75	76	81	40
仙台市	89	85	92	64
八戸市	58	68	68	8
秋田市	59	77	77	33
山形市	79	72	72	19
福島市	75	73	75	26
郡山市	69	62	64	4
水戸市	86	81	81	40
日立市	82	80	87	57
宇都宮市	73	67	67	7
小山市	67	75	75	26
前橋市	88	85	85	51
さいたま市	79	75	84	48
熊谷市	47	57	54	1
川口市	74	83	85	51
所沢市	73	64	73	22
千葉市	101	94	98	73
佐倉市	65	66	68	8
浦安市	73	71	73	22
東京都区部	65	68	70	12
八王子市	72	71	71	14
立川市	75	61	61	2
府中市	67	68	73	22
横浜市	84	84	86	53
川崎市	70	75	75	26
相模原市	83	61	65	5
横須賀市	74	70	76	31
新潟市	92	79	79	37
長岡市	77	77	77	33
富山市	87	87	87	57
金沢市	76	80	82	44
福井市	73	81	81	40
甲府市	69	76	76	31
長野市	75	61	69	10
松本市	63	67	71	14
岐阜市	93	81	84	48
静岡市	94	97	101	77
浜松市	51	57	62	3
富士市	68	69	83	45
名古屋市	99	93	96	71
岡崎市	101	97	97	72
津市	97	90	94	68
松阪市	96	88	98	73
大津市	90	71	90	62
京都市	87	89	92	64
大阪市	85	84	87	57
堺市	83	89	89	61
枚方市	80	81	79	37
東大阪市	91	88	92	64
神戸市	63	70	71	14
姫路市	101	95	101	77
西宮市	71	72	72	19
伊丹市	94	92	94	68
奈良市	86	74	87	57
和歌山市	95	86	86	53
鳥取市	82	81	86	53
松江市	74	102	102	80
岡山市	75	67	71	14
広島市	84	83	83	45
福山市	73	70	70	12
山口市	80	86	83	45
宇部市	93	99	99	76
徳島市	83	91	91	63
高松市	75	77	78	35
松山市	95	90	86	53
今治市	77	68	66	6
高知市	94	97	94	68
福岡市	72	76	79	37
北九州市	89	86	84	48
佐賀市	80	74	71	14
長崎市	71	77	75	26
佐世保市	68	75	72	19
熊本市	82	90	93	67
大分市	73	75	75	26
宮崎市	75	80	81	40
鹿児島市	64	73	73	22
那覇市	104	108	108	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。