ゼリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月におけるゼリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.3ポイント上昇し120.0。前月との比較では3.0ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・123.3(2024年3月)
最小値・・・91.8(2017年8月)
平均値・・・102.2
標準偏差・・9.42

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のゼリーの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のゼリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別のゼリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個･150～200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のゼリーの表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とゼリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のゼリーの値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のゼリーの値段・価格[単位:1個･150～200g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は78円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は16.7%。ゼリーの変動係数をその他の品目と比較すると、ゼリーは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

ゼリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は20。同様に、下落した都市の数は38、変化のない都市の数は23となりました。
81都市の中でゼリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は54円[単位:1個･150～200g]の宇都宮市。同様に、ゼリーの値段が最も高い都市は108円の那覇市、次いで107円の旭川市、99円の岡崎市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い宇都宮市との価格差は54円となっています。

ゼリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個･150～200g、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	97	91	97	76
函館市	69	71	71	25
旭川市	105	105	107	80
青森市	67	67	77	44
盛岡市	76	76	75	36
仙台市	84	89	81	49
八戸市	58	57	62	10
秋田市	59	61	75	36
山形市	82	72	72	29
福島市	69	71	60	9
郡山市	69	69	56	2
水戸市	82	78	62	10
日立市	83	80	74	34
宇都宮市	80	67	54	1
小山市	66	75	66	14
前橋市	85	88	88	63
さいたま市	77	81	79	47
熊谷市	52	56	56	2
川口市	81	83	75	36
所沢市	73	73	73	33
千葉市	93	90	90	66
佐倉市	65	73	69	18
浦安市	73	73	69	18
東京都区部	65	64	64	13
八王子市	72	71	71	25
立川市	56	59	59	7
府中市	63	85	71	25
横浜市	84	83	77	44
川崎市	75	75	75	36
相模原市	83	85	85	56
横須賀市	74	72	66	14
新潟市	92	92	75	36
長岡市	63	77	68	17
富山市	84	87	87	61
金沢市	70	59	59	7
福井市	72	77	81	49
甲府市	65	71	67	16
長野市	75	65	57	4
松本市	67	71	57	4
岐阜市	80	84	84	54
静岡市	103	93	96	74
浜松市	51	69	57	4
富士市	68	73	69	18
名古屋市	88	95	94	72
岡崎市	94	95	99	79
津市	107	89	89	65
松阪市	96	96	96	74
大津市	88	74	74	34
京都市	85	84	85	56
大阪市	84	84	83	52
堺市	77	85	76	42
枚方市	79	83	87	61
東大阪市	91	89	88	63
神戸市	63	70	70	23
姫路市	97	101	93	69
西宮市	69	71	72	29
伊丹市	90	90	90	66
奈良市	83	84	69	18
和歌山市	102	93	97	76
鳥取市	88	86	78	46
松江市	80	94	93	69
岡山市	75	71	71	25
広島市	83	79	85	56
福山市	67	75	81	49
山口市	88	98	95	73
宇部市	84	98	86	59
徳島市	81	91	91	68
高松市	75	86	83	52
松山市	103	101	98	78
今治市	71	74	72	29
高知市	94	101	93	69
福岡市	72	76	76	42
北九州市	84	93	84	54
佐賀市	78	67	72	29
長崎市	71	76	63	12
佐世保市	68	72	75	36
熊本市	82	83	86	59
大分市	69	69	69	18
宮崎市	73	77	80	48
鹿児島市	63	66	70	23
那覇市	104	104	108	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。