ゼリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるゼリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.1ポイント上昇し127.5。前月との比較では0.1ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・128.1(2024年11月)
最小値・・・92.9(2018年8月)
平均値・・・105.4
標準偏差・・10.95

下表は地域別(都市別)のゼリーの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のゼリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のゼリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個･150～200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のゼリーの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とゼリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のゼリーの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のゼリーの値段・価格[単位:1個･150～200g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は84円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.1%。ゼリーの変動係数をその他の品目と比較した結果、ゼリーの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ゼリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は24。同様に、下落した都市の数は21、変化のない都市の数は34となりました。
79都市の中でゼリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は57円[単位:1個･150～200g]の熊谷市、次いで59円の立川市、63円の福岡市の順です。同様に、ゼリーの値段が最も高い都市は107円の那覇市、次いで105円の東大阪市、103円の旭川市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い熊谷市との価格差は50円となっています。

ゼリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個･150～200g、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	97	98	94	64
函館市	71	92	90	57
旭川市	95	107	103	77
青森市	67	81	81	32
盛岡市	75	79	81	32
仙台市	89	92	91	58
八戸市	58	68	68	6
秋田市	61	75	73	14
山形市	75	75	79	29
福島市	71	75	75	18
郡山市	69	64	71	12
水戸市	78	79	78	25
日立市	82	83	83	36
宇都宮市	63	67	67	4
小山市	67	68	75	18
前橋市	88	85	85	41
さいたま市	84	81	81	32
熊谷市	43	57	57	1
川口市	74	85	85	41
所沢市	73	90	86	45
千葉市	93	95	94	64
浦安市	69	85	85	41
東京都区部	65	70	69	8
八王子市	72	71	78	25
立川市	57	61	59	2
府中市	63	73	68	6
横浜市	83	86	83	36
川崎市	75	70	70	10
相模原市	83	78	78	25
新潟市	92	86	88	48
長岡市	77	70	74	16
富山市	84	84	86	45
金沢市	71	77	93	62
福井市	74	81	81	32
甲府市	71	75	77	23
長野市	75	69	69	8
松本市	70	80	80	30
岐阜市	81	88	88	48
静岡市	94	94	96	66
浜松市	77	83	83	36
富士市	73	73	83	36
名古屋市	97	98	99	69
豊橋市		101	102	76
津市	97	93	93	62
松阪市	96	98	88	48
大津市	68	74	71	12
京都市	87	92	89	54
大阪市	84	85	89	54
堺市	83	89	89	54
枚方市	80	82	80	30
東大阪市	91	91	105	78
神戸市	63	69	67	4
姫路市	101	101	101	72
西宮市	69	71	73	14
伊丹市	99	94	99	69
奈良市	83	91	91	58
和歌山市	95	86	88	48
鳥取市	83	83	88	48
松江市	93	94	96	66
岡山市	75	75	75	18
広島市	87	85	85	41
福山市	73	77	77	23
山口市	95	91	91	58
宇部市	93	101	99	69
徳島市	83	91	91	58
高松市	75	86	86	45
松山市	103	101	101	72
今治市	81	76	88	48
高知市	89	101	101	72
福岡市	72	72	63	3
北九州市	91	96	101	72
佐賀市	80	74	70	10
長崎市	73	71	75	18
佐世保市	66	75	75	18
熊本市	88	97	97	68
大分市	73	78	74	16
宮崎市	78	84	84	40
鹿児島市	64	78	78	25
那覇市	104	107	107	79

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。