ゼリーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年10月におけるゼリーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.1ポイント上昇し127.7。前月との比較では0.9ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・127.7(2024年10月)
最小値・・・92.9(2018年8月)
平均値・・・104.6
標準偏差・・10.27

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のゼリーの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のゼリーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年10月日本地図でみる都道府県別のゼリーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個･150～200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のゼリーの表のから2024年10月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とゼリーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のゼリーの値段・価格と2024年10月の安値ランキング

2024年10月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のゼリーの値段・価格[単位:1個･150～200g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は82円。標準偏差は11円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.4%。ゼリーの変動係数をその他の品目と比較した結果、ゼリーの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ゼリーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は26。同様に、下落した都市の数は14、変化のない都市の数は41となりました。
81都市の中でゼリーの値段が最も安い都市のランキング第1位は57円[単位:1個･150～200g]の熊谷市、次いで59円の立川市、64円の郡山市の順です。同様に、ゼリーの値段が最も高い都市は108円の那覇市、次いで107円の旭川市、104円の津市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い熊谷市との価格差は51円となっています。

ゼリーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年10月 2024年9月 2024年10月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個･150～200g、順位]

都市名	2023年10月	2024年9月	2024年10月	ランキング (安値順)
札幌市	96	98	98	70
函館市	71	69	69	10
旭川市	107	101	107	80
青森市	67	78	75	21
盛岡市	76	81	81	38
仙台市	89	92	92	63
八戸市	58	68	68	6
秋田市	57	77	73	15
山形市	79	72	72	14
福島市	69	75	73	15
郡山市	69	64	64	3
水戸市	82	81	81	38
日立市	83	87	87	54
宇都宮市	80	67	67	5
小山市	67	75	75	21
前橋市	88	85	85	48
さいたま市	81	84	81	38
熊谷市	47	54	57	1
川口市	83	85	85	48
所沢市	73	73	75	21
千葉市	101	98	98	70
佐倉市	65	68	68	6
浦安市	73	73	75	21
東京都区部	66	70	68	6
八王子市	72	71	68	6
立川市	67	61	59	2
府中市	67	73	73	15
横浜市	82	86	85	48
川崎市	75	75	75	21
相模原市	83	65	78	32
横須賀市	74	76	76	29
新潟市	92	79	82	44
長岡市	77	77	73	15
富山市	87	87	87	54
金沢市	76	82	86	52
福井市	73	81	81	38
甲府市	69	76	76	29
長野市	75	69	69	10
松本市	70	71	71	13
岐阜市	97	84	88	57
静岡市	94	101	101	75
浜松市	61	62	80	37
富士市	68	83	83	45
名古屋市	99	96	99	73
岡崎市	101	97	97	69
津市	97	94	104	79
松阪市	96	98	98	70
大津市	90	90	74	19
京都市	87	92	92	63
大阪市	88	87	87	54
堺市	83	89	89	58
枚方市	78	79	78	32
東大阪市	91	92	92	63
神戸市	63	71	64	3
姫路市	101	101	101	75
西宮市	69	72	70	12
伊丹市	99	94	94	68
奈良市	84	87	91	60
和歌山市	95	86	86	52
鳥取市	77	86	81	38
松江市	74	102	102	78
岡山市	75	71	75	21
広島市	87	83	85	48
福山市	73	70	81	38
山口市	80	83	91	60
宇部市	93	99	99	73
徳島市	83	91	91	60
高松市	75	78	83	45
松山市	103	86	90	59
今治市	68	66	76	29
高知市	89	94	101	75
福岡市	72	79	79	36
北九州市	93	84	93	66
佐賀市	80	71	74	19
長崎市	76	75	75	21
佐世保市	68	72	75	21
熊本市	91	93	93	66
大分市	69	75	78	32
宮崎市	78	81	84	47
鹿児島市	64	73	78	32
那覇市	104	108	108	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。