納豆の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における納豆の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.3ポイント上昇し111.2。前月との比較では0.6ポイント上昇。上がったのは5ケ月連続。

最大値・・・111.2(2025年1月)
最小値・・・95.2(2018年3月)
平均値・・・101.1
標準偏差・・3.72

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の納豆の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の納豆の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の納豆の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の納豆の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と納豆の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の納豆の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の納豆の値段・価格[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は109円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.9%。納豆の変動係数をその他の品目と比較した結果、納豆の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

納豆の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は22。同様に、下落した都市の数は16、変化のない都市の数は41となりました。
79都市の中で納豆の値段が最も安い都市のランキング第1位は84円[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]の旭川市、次いで89円の小山市、92円の山形市の順です。同様に、納豆の値段が最も高い都市は171円の那覇市、次いで143円の盛岡市、133円の豊橋市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い旭川市との価格差は87円となっています。

納豆の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	101	108	109	43
函館市	101	101	101	19
旭川市	84	90	84	1
青森市	101	112	112	52
盛岡市	128	143	143	78
仙台市	101	112	114	55
八戸市	106	108	108	41
秋田市	122	120	117	61
山形市	113	92	92	3
福島市	97	105	105	30
郡山市	92	97	97	10
水戸市	108	111	111	48
日立市	108	106	103	23
宇都宮市	90	93	93	4
小山市	87	89	89	2
前橋市	98	100	94	5
さいたま市	93	97	94	5
熊谷市	95	102	100	17
川口市	98	105	105	30
所沢市	92	96	98	11
千葉市	98	103	102	21
浦安市	95	93	98	11
東京都区部	100	105	106	32
八王子市	93	106	104	26
立川市	101	106	106	32
府中市	96	106	106	32
横浜市	95	104	104	26
川崎市	98	98	99	14
相模原市	95	101	101	19
新潟市	84	93	95	7
長岡市	92	95	95	7
富山市	120	119	119	64
金沢市	109	112	112	52
福井市	120	122	122	70
甲府市	109	109	109	43
長野市	94	103	103	23
松本市	99	106	107	39
岐阜市	125	130	130	76
静岡市	103	108	108	41
浜松市	113	118	118	63
富士市	89	92	96	9
名古屋市	114	122	120	67
豊橋市		133	133	77
津市	128	126	126	73
松阪市	117	128	128	75
大津市	117	120	120	67
京都市	111	113	111	48
大阪市	115	120	120	67
堺市	109	120	117	61
枚方市	116	125	125	72
東大阪市	87	95	106	32
神戸市	101	109	109	43
姫路市	100	100	111	48
西宮市	101	106	106	32
伊丹市	112	104	115	60
奈良市	117	112	114	55
和歌山市	98	104	104	26
鳥取市	106	122	122	70
松江市	106	126	126	73
岡山市	109	105	112	52
広島市	97	102	107	39
福山市	91	87	98	11
山口市	111	114	114	55
宇部市	97	99	99	14
徳島市	111	114	119	64
高松市	106	93	103	23
松山市	108	108	114	55
今治市	106	115	114	55
高知市	106	114	119	64
福岡市	104	114	109	43
北九州市	97	107	99	14
佐賀市	96	98	104	26
長崎市	101	106	106	32
佐世保市	103	103	100	17
熊本市	103	99	110	47
大分市	98	105	102	21
宮崎市	93	106	106	32
鹿児島市	108	111	111	48
那覇市	160	171	171	79

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。