納豆の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における納豆の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.4ポイント上昇し112.3。前月との比較では0.9ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・112.3(2025年8月)
最小値・・・97.1(2022年6月)
平均値・・・102.7
標準偏差・・4.91

2025年8月日本地図でみる都道府県別の納豆の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の納豆の表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と納豆の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の納豆の値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の納豆の値段・価格[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は110円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.8%。納豆の変動係数をその他の品目と比較した結果、納豆の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

納豆の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は30。同様に、下落した都市の数は17、変化のない都市の数は32となりました。
79都市の中で納豆の値段が最も安い都市のランキング第1位は89円[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]の小山市、次いで91円の新潟市、92円の旭川市の順です。同様に、納豆の値段が最も高い都市は171円の那覇市、次いで139円の大阪市、137円の盛岡市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い小山市との価格差は82円となっています。

納豆の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	105	110	109	41
函館市	101	101	110	45
旭川市	84	92	92	3
青森市	106	114	114	51
盛岡市	128	143	137	77
仙台市	100	114	114	51
八戸市	106	108	108	34
秋田市	120	123	123	67
山形市	100	92	92	3
福島市	102	103	108	34
郡山市	93	89	93	6
水戸市	104	108	111	46
日立市	106	109	106	31
宇都宮市	93	93	93	6
小山市	89	87	89	1
前橋市	93	93	93	6
さいたま市	95	95	95	12
熊谷市	95	94	94	10
川口市	98	99	92	3
所沢市	85	96	96	14
千葉市	96	105	102	23
浦安市	90	89	94	10
東京都区部	98	103	104	25
八王子市	96	101	99	18
立川市	101	104	104	25
府中市	93	100	100	19
横浜市	93	103	103	24
川崎市	95	99	98	16
相模原市	98	93	93	6
新潟市	88	95	91	2
長岡市	92	95	95	12
富山市	113	117	111	46
金沢市	112	120	115	56
福井市	117	122	120	62
甲府市	109	109	115	56
長野市	94	97	104	25
松本市	110	121	121	64
岐阜市	125	117	120	62
静岡市	112	108	108	34
浜松市	112	117	117	59
富士市	86	96	96	14
名古屋市	114	122	123	67
豊橋市		112	111	46
津市	126	126	126	73
松阪市	133	111	128	74
大津市	120	120	122	65
京都市	112	118	124	69
大阪市	120	124	139	78
堺市	118	126	131	75
枚方市	125	122	125	70
東大阪市	97	106	108	34
神戸市	100	109	117	59
姫路市	104	105	108	34
西宮市	101	109	109	41
伊丹市	112	118	131	75
奈良市	109	109	125	70
和歌山市	106	120	125	70
鳥取市	106	116	111	46
松江市	106	117	109	41
岡山市	95	109	109	41
広島市	95	103	104	25
福山市	80	98	101	21
山口市	111	111	114	51
宇部市	95	108	105	30
徳島市	111	119	119	61
高松市	95	108	108	34
松山市	98	113	113	50
今治市	103	122	122	65
高知市	101	104	114	51
福岡市	100	114	115	56
北九州市	98	103	106	31
佐賀市	96	101	104	25
長崎市	94	106	106	31
佐世保市	103	103	98	16
熊本市	103	108	108	34
大分市	98	103	100	19
宮崎市	93	101	101	21
鹿児島市	103	114	114	51
那覇市	165	171	171	79

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。