納豆の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における納豆の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.2ポイント上昇し111.4。前月との比較では1.4ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・111.7(2025年4月)
最小値・・・97.1(2022年6月)
平均値・・・102.5
標準偏差・・4.8

2025年7月日本地図でみる都道府県別の納豆の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の納豆の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と納豆の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の納豆の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の納豆の値段・価格[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は109円。標準偏差は13円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.9%。納豆の変動係数をその他の品目と比較した結果、納豆の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

納豆の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は33。同様に、下落した都市の数は18、変化のない都市の数は28となりました。
79都市の中で納豆の値段が最も安い都市のランキング第1位は87円[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]の小山市。同様に、納豆の値段が最も高い都市は171円の那覇市、次いで143円の盛岡市、126円の津市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い小山市との価格差は84円となっています。

納豆の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	105	110	110	49
函館市	101	101	101	20
旭川市	81	87	92	4
青森市	106	114	114	54
盛岡市	128	137	143	78
仙台市	97	107	114	54
八戸市	106	108	108	37
秋田市	120	123	123	74
山形市	97	92	92	4
福島市	97	108	103	24
郡山市	84	97	89	2
水戸市	104	108	108	37
日立市	106	109	109	43
宇都宮市	93	95	93	6
小山市	89	89	87	1
前橋市	90	93	93	6
さいたま市	95	91	95	10
熊谷市	95	94	94	9
川口市	98	101	99	17
所沢市	90	90	96	13
千葉市	102	100	105	33
浦安市	90	93	89	2
東京都区部	100	102	103	24
八王子市	93	101	101	20
立川市	96	104	104	31
府中市	98	101	100	19
横浜市	95	102	103	24
川崎市	97	100	99	17
相模原市	98	95	93	6
新潟市	86	95	95	10
長岡市	92	95	95	10
富山市	116	120	117	59
金沢市	115	118	120	66
福井市	114	122	122	70
甲府市	109	115	109	43
長野市	94	99	97	15
松本市	110	102	121	69
岐阜市	125	114	117	59
静岡市	107	108	108	37
浜松市	113	113	117	59
富士市	86	96	96	13
名古屋市	115	121	122	70
豊橋市		117	112	52
津市	126	126	126	76
松阪市	133	128	111	50
大津市	120	120	120	66
京都市	109	116	118	63
大阪市	117	123	124	75
堺市	109	118	126	76
枚方市	122	119	122	70
東大阪市	97	97	106	35
神戸市	99	109	109	43
姫路市	104	105	105	33
西宮市	99	109	109	43
伊丹市	112	112	118	63
奈良市	101	112	109	43
和歌山市	106	106	120	66
鳥取市	111	111	116	58
松江市	106	106	117	59
岡山市	109	105	109	43
広島市	97	99	103	24
福山市	91	96	98	16
山口市	111	106	111	50
宇部市	100	105	108	37
徳島市	108	117	119	65
高松市	106	101	108	37
松山市	108	108	113	53
今治市	103	114	122	70
高知市	106	111	104	31
福岡市	98	110	114	54
北九州市	94	104	103	24
佐賀市	93	104	101	20
長崎市	96	106	106	35
佐世保市	95	103	103	24
熊本市	103	108	108	37
大分市	98	102	103	24
宮崎市	93	101	101	20
鹿児島市	106	114	114	54
那覇市	165	171	171	79

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。