納豆の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における納豆の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.3ポイント上昇し110.0。前月との比較では0.8ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・111.7(2025年4月)
最小値・・・97.1(2022年6月)
平均値・・・102.4
標準偏差・・4.71

2025年6月日本地図でみる都道府県別の納豆の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の納豆の表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と納豆の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の納豆の値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の納豆の値段・価格[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は107円。標準偏差は12円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.2%。納豆の変動係数をその他の品目と比較した結果、納豆の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

納豆の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は15。同様に、下落した都市の数は27、変化のない都市の数は37となりました。
79都市の中で納豆の値段が最も安い都市のランキング第1位は87円[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]の旭川市、次いで89円の小山市、90円の所沢市の順です。同様に、納豆の値段が最も高い都市は171円の那覇市、次いで137円の盛岡市、128円の松阪市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い旭川市との価格差は84円となっています。

納豆の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	105	109	110	52
函館市	101	101	101	21
旭川市	89	87	87	1
青森市	101	114	114	59
盛岡市	128	137	137	78
仙台市	99	114	107	42
八戸市	106	108	108	43
秋田市	120	123	123	74
山形市	97	98	92	5
福島市	100	105	108	43
郡山市	84	97	97	15
水戸市	97	107	108	43
日立市	109	109	109	49
宇都宮市	93	95	95	9
小山市	89	89	89	2
前橋市	91	92	93	6
さいたま市	95	91	91	4
熊谷市	95	100	94	8
川口市	98	101	101	21
所沢市	93	96	90	3
千葉市	100	100	100	19
浦安市	90	98	93	6
東京都区部	100	103	102	27
八王子市	90	97	101	21
立川市	101	106	104	32
府中市	98	106	101	21
横浜市	94	103	102	27
川崎市	97	98	100	19
相模原市	98	101	95	9
新潟市	88	95	95	9
長岡市	92	95	95	9
富山市	124	120	120	70
金沢市	129	115	118	67
福井市	117	122	122	73
甲府市	109	115	115	63
長野市	94	104	99	17
松本市	107	107	102	27
岐阜市	117	114	114	59
静岡市	105	108	108	43
浜松市	113	120	113	58
富士市	89	96	96	13
名古屋市	123	120	121	72
豊橋市		120	117	65
津市	147	126	126	76
松阪市	133	111	128	77
大津市	120	120	120	70
京都市	110	112	116	64
大阪市	117	117	123	74
堺市	115	118	118	67
枚方市	122	114	119	69
東大阪市	105	97	97	15
神戸市	101	109	109	49
姫路市	107	105	105	35
西宮市	101	109	109	49
伊丹市	112	110	112	56
奈良市	101	114	112	56
和歌山市	104	106	106	38
鳥取市	111	119	111	54
松江市	106	114	106	38
岡山市	109	111	105	35
広島市	95	105	99	17
福山市	91	98	96	13
山口市	111	111	106	38
宇部市	100	105	105	35
徳島市	111	119	117	65
高松市	106	103	101	21
松山市	108	113	108	43
今治市	103	112	114	59
高知市	106	114	111	54
福岡市	101	114	110	52
北九州市	98	104	104	32
佐賀市	96	101	104	32
長崎市	101	106	106	38
佐世保市	95	103	103	31
熊本市	103	108	108	43
大分市	96	108	102	27
宮崎市	93	101	101	21
鹿児島市	106	114	114	59
那覇市	165	171	171	79

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。