納豆の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における納豆の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より7.0ポイント上昇し105.7。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・106.5(2023年10月)
最小値・・・95.2(2018年3月)
平均値・・・99.3
標準偏差・・2.83

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の納豆の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の納豆の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の納豆の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の納豆の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と納豆の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の納豆の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の納豆の値段・価格[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は104円。標準偏差は12円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.5%。納豆の変動係数をその他の品目と比較した結果、納豆の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

納豆の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は17、変化のない都市の数は41となりました。
81都市の中で納豆の値段が最も安い都市のランキング第1位は82円[単位:1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3]の佐倉市。同様に、納豆の値段が最も高い都市は160円の那覇市。また、最も高い那覇市と最も安い佐倉市との価格差は78円となっています。

納豆の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ﾊﾟｯｸ･50g×3又は45g×3、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	91	100	101	36
函館市	90	98	101	36
旭川市	79	84	84	2
青森市	91	101	101	36
盛岡市	128	128	128	79
仙台市	94	100	101	36
八戸市	96	106	106	48
秋田市	106	122	122	77
山形市	100	113	113	67
福島市	104	98	97	22
郡山市	77	92	92	9
水戸市	103	108	108	54
日立市	108	103	108	54
宇都宮市	87	90	90	7
小山市	86	87	87	4
前橋市	87	95	98	26
さいたま市	88	93	93	12
熊谷市	88	95	95	16
川口市	90	101	98	26
所沢市	78	89	92	9
千葉市	100	100	98	26
佐倉市	78	86	82	1
浦安市	90	93	95	16
東京都区部	94	100	100	34
八王子市	95	87	93	12
立川市	88	104	101	36
府中市	87	96	96	20
横浜市	90	94	95	16
川崎市	91	96	98	26
相模原市	90	92	95	16
横須賀市	89	98	98	26
新潟市	86	84	84	2
長岡市	73	92	92	9
富山市	117	120	120	75
金沢市	106	109	109	58
福井市	114	120	120	75
甲府市	101	112	109	58
長野市	87	96	94	15
松本市	93	96	99	33
岐阜市	114	125	125	78
静岡市	96	105	103	44
浜松市	97	112	113	67
富士市	80	89	89	6
名古屋市	107	114	114	69
岡崎市	98	122	111	62
津市	122	123	128	79
松阪市	117	128	117	72
大津市	108	117	117	72
京都市	103	108	111	62
大阪市	112	110	115	70
堺市	109	105	109	58
枚方市	105	116	116	71
東大阪市	95	92	87	4
神戸市	96	102	101	36
姫路市	98	102	100	34
西宮市	97	98	101	36
伊丹市	104	112	112	66
奈良市	111	117	117	72
和歌山市	95	98	98	26
鳥取市	100	111	106	48
松江市	104	115	106	48
岡山市	103	109	109	58
広島市	89	97	97	22
福山市	87	93	91	8
山口市	101	111	111	62
宇部市	94	97	97	22
徳島市	108	106	111	62
高松市	95	106	106	48
松山市	105	108	108	54
今治市	100	106	106	48
高知市	95	106	106	48
福岡市	92	103	104	47
北九州市	88	93	97	22
佐賀市	85	93	96	20
長崎市	88	101	101	36
佐世保市	82	95	103	44
熊本市	99	103	103	44
大分市	90	98	98	26
宮崎市	82	93	93	12
鹿児島市	95	119	108	54
那覇市	139	160	160	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。