バターの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月におけるバターの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.6ポイント上昇し126.6。前月との比較では0.7ポイント上昇。上がったのは4ケ月連続。

最大値・・・126.6(2025年6月)
最小値・・・98.5(2022年11月)
平均値・・・107.1
標準偏差・・9.5

2025年6月日本地図でみる都道府県別のバターの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1箱･200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のバターの表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とバターの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のバターの値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のバターの値段・価格[単位:1箱･200g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は550円。標準偏差は23円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は4.2%。バターの変動係数をその他の品目と比較したところ、バターは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

バターの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は18。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は52となりました。
79都市の中でバターの値段が最も安い都市のランキング第1位は498円[単位:1箱･200g]の富士市、次いで500円の福岡市、502円の静岡市の順です。同様に、バターの値段が最も高い都市は597円の前橋市、次いで594円の盛岡市、583円の宮崎市の順です。また、最も高い前橋市と最も安い富士市との価格差は99円となっています。

バターの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1箱･200g、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	556	570	537	19
函館市	529	527	527	12
旭川市	556	570	570	58
青森市	527	554	559	43
盛岡市	559	537	594	78
仙台市	495	543	543	29
八戸市	538	571	571	67
秋田市	523	567	578	76
山形市	484	495	511	9
福島市	516	554	565	53
郡山市	516	570	570	58
水戸市	522	559	559	43
日立市	528	571	571	67
宇都宮市	466	482	549	32
小山市	505	537	537	19
前橋市	543	597	597	79
さいたま市	522	560	560	45
熊谷市	473	505	505	4
川口市	431	517	517	10
所沢市	528	560	560	45
千葉市	501	517	517	10
浦安市	537	537	537	19
東京都区部	520	546	546	30
八王子市	527	560	560	45
立川市	528	560	528	14
府中市	516	548	548	31
横浜市	527	549	549	32
川崎市	516	549	549	32
相模原市	500	555	555	40
新潟市	537	570	570	58
長岡市	537	527	527	12
富山市	522	506	506	7
金沢市	533	549	565	53
福井市	533	566	566	56
甲府市	528	572	572	72
長野市	507	550	534	17
松本市	485	537	570	58
岐阜市	527	543	560	45
静岡市	510	515	502	3
浜松市	537	537	538	24
富士市	482	515	498	1
名古屋市	537	537	554	37
豊橋市		538	538	24
津市	532	537	537	19
松阪市	528	560	560	45
大津市	512	538	538	24
京都市	523	540	576	73
大阪市	524	550	558	42
堺市	534	550	566	56
枚方市	527	570	570	58
東大阪市	537	537	570	58
神戸市	502	534	534	17
姫路市	531	562	562	52
西宮市	518	563	550	36
伊丹市	505	538	538	24
奈良市	527	537	554	37
和歌山市	523	562	555	40
鳥取市	537	554	570	58
松江市	495	560	560	45
岡山市	473	505	533	16
広島市	538	554	554	37
福山市	538	571	571	67
山口市	538	571	571	67
宇部市	537	604	570	58
徳島市	538	577	577	75
高松市	521	505	505	4
松山市	506	538	538	24
今治市	537	537	537	19
高知市	527	528	528	14
福岡市	484	500	500	2
北九州市	538	560	560	45
佐賀市	495	506	506	7
長崎市	529	561	549	32
佐世保市	537	570	570	58
熊本市	534	571	571	67
大分市	473	505	505	4
宮崎市	529	583	583	77
鹿児島市	528	576	576	73
那覇市	505	565	565	53

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。