バターの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月におけるバターの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より17.5ポイント上昇し137.6。前月との比較では4.1ポイント上昇。上がったのは6ケ月連続。

最大値・・・137.6(2025年8月)
最小値・・・98.5(2022年11月)
平均値・・・107.9
標準偏差・・10.53

2025年8月日本地図でみる都道府県別のバターの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1箱･200g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のバターの表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とバターの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のバターの値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のバターの値段・価格[単位:1箱･200g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は598円。標準偏差は32円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.4%。バターの変動係数をその他の品目と比較したところ、バターは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

バターの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は46。同様に、下落した都市の数は8、変化のない都市の数は25となりました。
79都市の中でバターの値段が最も安い都市のランキング第1位は500円[単位:1箱･200g]の浜松市、次いで515円の富士市、527円のさいたま市の順です。同様に、バターの値段が最も高い都市は645円の盛岡市。また、最も高い盛岡市と最も安い浜松市との価格差は145円となっています。

バターの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1箱･200g、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	556	537	586	24
函館市	529	625	625	60
旭川市	556	537	537	5
青森市	527	619	619	52
盛岡市	537	620	645	78
仙台市	495	576	603	40
八戸市	538	636	636	75
秋田市	523	626	626	65
山形市	484	511	570	13
福島市	516	624	635	69
郡山市	516	635	635	69
水戸市	532	570	592	30
日立市	528	636	636	75
宇都宮市	482	549	571	18
小山市	505	602	602	39
前橋市	543	630	630	67
さいたま市	522	506	527	3
熊谷市	473	505	570	13
川口市	473	517	539	7
所沢市	528	560	625	60
千葉市	501	499	532	4
浦安市	537	591	591	27
東京都区部	522	587	597	34
八王子市	527	625	538	6
立川市	528	614	592	30
府中市	527	613	613	46
横浜市	522	565	587	25
川崎市	478	614	614	48
相模原市	516	614	565	12
新潟市	516	635	635	69
長岡市	516	527	583	23
富山市	522	549	608	44
金沢市	517	592	619	52
福井市	533	627	627	66
甲府市	528	620	620	56
長野市	507	577	598	37
松本市	485	591	624	58
岐阜市	505	603	619	52
静岡市	483	502	543	8
浜松市	537	537	500	1
富士市	493	498	515	2
名古屋市	537	591	625	60
豊橋市		570	570	13
津市	532	554	554	9
松阪市	495	560	592	30
大津市	512	614	603	40
京都市	523	566	560	11
大阪市	524	609	611	45
堺市	529	605	606	43
枚方市	527	635	635	69
東大阪市	516	570	591	27
神戸市	502	563	596	33
姫路市	531	621	621	57
西宮市	532	615	604	42
伊丹市	505	582	582	21
奈良市	516	563	581	20
和歌山市	523	631	625	60
鳥取市	537	579	613	46
松江市	517	576	614	48
岡山市	473	565	598	37
広島市	538	554	619	52
福山市	538	571	625	60
山口市	538	598	635	69
宇部市	537	570	635	69
徳島市	538	634	634	68
高松市	521	505	570	13
松山市	506	565	597	34
今治市	537	537	591	27
高知市	527	587	587	25
福岡市	484	500	559	10
北九州市	538	592	636	75
佐賀市	495	534	582	21
長崎市	529	566	614	48
佐世保市	537	645	645	78
熊本市	534	571	571	18
大分市	473	505	570	13
宮崎市	529	615	615	51
鹿児島市	528	608	624	58
那覇市	505	565	597	34

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。