煮干しの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年8月における煮干しの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.9ポイント上昇し157.5。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・157.8(2025年5月)
最小値・・・99.1(2020年1月)
平均値・・・119
標準偏差・・22.78

2025年8月日本地図でみる都道府県別の煮干しの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の煮干しの表のから2025年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と煮干しの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の煮干しの値段・価格と2025年8月の安値ランキング

2025年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の煮干しの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は359円。標準偏差は58円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は16.2%。煮干しの変動係数をその他の品目と比較した結果、煮干しの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

煮干しの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は63となりました。
79都市の中で煮干しの値段が最も安い都市のランキング第1位は213円[単位:100g]の旭川市、次いで218円の宮崎市、245円の佐賀市の順です。同様に、煮干しの値段が最も高い都市は509円の高松市、次いで493円の函館市、453円の那覇市の順です。また、最も高い高松市と最も安い旭川市との価格差は296円となっています。

煮干しの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年8月 2025年7月 2025年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年8月	2025年7月	2025年8月	ランキング (安値順)
札幌市	324	345	345	29
函館市	331	493	493	78
旭川市	213	213	213	1
青森市	325	388	388	54
盛岡市	343	386	386	52
仙台市	325	345	345	29
八戸市	322	322	322	20
秋田市	320	391	391	55
山形市	380	391	391	55
福島市	392	312	312	14
郡山市	281	283	283	11
水戸市	228	290	290	12
日立市	285	332	366	40
宇都宮市	337	344	344	27
小山市	344	344	344	27
前橋市	330	367	367	41
さいたま市	425	431	431	73
熊谷市	390	394	394	59
川口市	369	382	406	64
所沢市	359	381	381	47
千葉市	313	328	328	22
浦安市	408	407	407	65
東京都区部	384	390	391	55
八王子市	355	376	376	42
立川市	386	411	411	68
府中市	398	317	317	17
横浜市	337	357	356	37
川崎市	426	451	451	76
相模原市	320	318	318	18
新潟市	361	322	322	20
長岡市	347	346	346	31
富山市	369	412	412	70
金沢市	344	381	381	47
福井市	313	339	339	26
甲府市	278	278	278	9
長野市	348	352	364	39
松本市	325	393	393	58
岐阜市	370	377	377	43
静岡市	308	314	316	16
浜松市	365	404	401	61
富士市	338	352	352	32
名古屋市	337	355	353	33
豊橋市		337	337	25
津市	309	312	312	14
松阪市	262	300	300	13
大津市	331	397	397	60
京都市	374	407	407	65
大阪市	350	425	429	72
堺市	359	403	403	63
枚方市	342	379	379	46
東大阪市	390	383	383	49
神戸市	359	402	402	62
姫路市	387	384	384	50
西宮市	364	353	353	33
伊丹市	425	336	336	24
奈良市	361	378	378	45
和歌山市	352	386	386	52
鳥取市	412	448	448	75
松江市	349	353	353	33
岡山市	416	409	409	67
広島市	354	363	355	36
福山市	326	332	320	19
山口市	356	356	356	37
宇部市	386	388	377	43
徳島市	419	437	437	74
高松市	484	509	509	79
松山市	376	384	384	50
今治市	428	417	417	71
高知市	380	411	411	68
福岡市	295	263	265	7
北九州市	265	269	259	4
佐賀市	243	245	245	3
長崎市	275	275	275	8
佐世保市	260	262	262	6
熊本市	265	267	260	5
大分市	322	334	334	23
宮崎市	213	224	218	2
鹿児島市	274	279	279	10
那覇市	453	453	453	77

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。