さんまの価格の推移

3. 年次指数(全国)

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データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2024年におけるさんまの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比7.1%減の139.1。前年より減少となったのは実に6年ぶり。

2024年日本地図でみる都道府県別のさんまの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のさんまの表のから2024年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とさんまの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のさんまの値段・価格と2024年の安値ランキング

2024年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のさんまの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は190円。標準偏差は23円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は14.7%。さんまの変動係数をその他の品目と比較した結果、さんまの地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

さんまの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は36。同様に、下落した都市の数は43、変化のない都市の数は2となりました。
2024年において、81都市の中でさんまの値段が最も安い都市のランキング第1位は121円[単位:100g]の盛岡市、次いで127円の秋田市、148円の水戸市の順です。同様に、さんまの値段が最も高い都市は246円の北九州市、次いで243円の熊本市、241円の宇部市の順です。また、最も高い北九州市と最も安い盛岡市との価格差は125円となっています。

さんまの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年 2023年 2024年ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2022年	2023年	2024年	ランキング (安値順)
札幌市	179	200	180	22
函館市	129	208	174	15
旭川市	171	205	189	39
青森市	159	165	178	20
盛岡市	125	121	121	1
仙台市	169	193	180	22
八戸市	145	177	165	7
秋田市	147	157	127	2
山形市	157	182	183	31
福島市	184	210	177	19
郡山市	149	179	163	5
水戸市	132	145	148	3
日立市	170	186	172	12
宇都宮市	172	212	186	36
小山市	159	183	189	39
前橋市	150	176	180	22
さいたま市	150	192	201	60
熊谷市	166	190	187	38
川口市	155	178	172	12
所沢市	173	210	201	60
千葉市	160	189	182	28
佐倉市	148	173	167	8
浦安市	161	192	192	47
東京都区部	154	185	181	25
八王子市	134	185	184	32
立川市	160	195	186	36
府中市	132	168	167	8
横浜市	155	180	178	20
川崎市	176	191	170	11
相模原市	142	167	173	14
横須賀市	161	172	176	18
新潟市	145	174	175	16
長岡市	160	199	191	45
富山市	179	197	181	25
金沢市	166	206	204	65
福井市	173	196	184	32
甲府市	176	221	217	71
長野市	152	183	192	47
松本市	147	174	169	10
岐阜市	175	216	175	16
静岡市	156	211	221	74
浜松市	162	204	184	32
富士市	154	180	182	28
名古屋市	190	199	195	54
岡崎市	191	248	206	66
津市	188	220	192	47
松阪市	159	190	184	32
大津市	165	194	192	47
京都市	161	184	182	28
大阪市	163	180	189	39
堺市	164	176	191	45
枚方市	158	196	202	64
東大阪市	152	169	198	57
神戸市	166	178	196	55
姫路市	188	195	199	58
西宮市	168	175	201	60
伊丹市	173	189	209	68
奈良市	146	186	189	39
和歌山市	130	157	163	5
鳥取市	165	196	181	25
松江市	156	178	207	67
岡山市	163	192	212	69
広島市	143	195	192	47
福山市	167	183	189	39
山口市	160	182	237	77
宇部市	170	206	241	79
徳島市	161	196	193	53
高松市	175	212	219	73
松山市	176	229	228	75
今治市	165	191	199	58
高知市	167	257	229	76
福岡市	184	218	239	78
北九州市	178	208	246	81
佐賀市	169	219	213	70
長崎市	146	160	197	56
佐世保市	154	176	192	47
熊本市	181	211	243	80
大分市	157	209	201	60
宮崎市	174	221	218	72
鹿児島市	148	187	190	44
那覇市	133	149	150	4

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。