さばの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月におけるさばの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.8ポイント上昇し122.3。前月との比較では2.3ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・138.1(2025年3月)
最小値・・・94.4(2021年3月)
平均値・・・112.8
標準偏差・・11.67

2025年7月日本地図でみる都道府県別のさばの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のさばの表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とさばの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のさばの値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のさばの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は138円。標準偏差は22円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15.9%。さばの変動係数をその他の品目と比較した結果、さばの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

さばの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は44。同様に、下落した都市の数は34、変化のない都市の数は1となりました。
79都市の中でさばの値段が最も安い都市のランキング第1位は70円[単位:100g]の旭川市、次いで77円の札幌市、105円の長岡市の順です。同様に、さばの値段が最も高い都市は211円の高松市、次いで190円の函館市、188円の佐世保市の順です。また、最も高い高松市と最も安い旭川市との価格差は141円となっています。

さばの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	73	78	77	2
函館市	147	186	190	78
旭川市	74	76	70	1
青森市	112	133	114	9
盛岡市	117	124	132	32
仙台市	138	143	135	40
八戸市	108	115	107	4
秋田市	132	114	127	24
山形市	139	142	156	66
福島市	125	119	134	39
郡山市	105	116	124	12
水戸市	104	131	124	12
日立市	124	126	127	24
宇都宮市	141	133	133	37
小山市	131	143	168	72
前橋市	103	108	111	5
さいたま市	127	123	125	16
熊谷市	130	120	127	24
川口市	127	113	125	16
所沢市	119	126	138	44
千葉市	133	126	141	50
浦安市	122	113	122	10
東京都区部	143	132	139	47
八王子市	137	121	126	20
立川市	126	131	151	63
府中市	152	148	142	52
横浜市	135	133	137	43
川崎市	131	119	123	11
相模原市	131	125	131	31
新潟市	110	114	112	6
長岡市	108	108	105	3
富山市	168	157	175	75
金沢市	155	128	143	54
福井市	156	144	173	74
甲府市	130	150	129	28
長野市	123	128	132	32
松本市	130	115	125	16
岐阜市	148	135	129	28
静岡市	138	128	133	37
浜松市	121	123	126	20
富士市	111	115	113	7
名古屋市	135	128	141	50
豊橋市		146	135	40
津市	130	137	147	55
松阪市	132	122	125	16
大津市	140	140	138	44
京都市	140	146	147	55
大阪市	127	134	132	32
堺市	148	130	138	44
枚方市	160	142	148	58
東大阪市	165	161	140	48
神戸市	138	144	142	52
姫路市	134	154	140	48
西宮市	145	138	135	40
伊丹市	112	146	132	32
奈良市	121	130	124	12
和歌山市	165	153	149	59
鳥取市	143	133	126	20
松江市	141	149	132	32
岡山市	140	156	149	59
広島市	149	175	162	69
福山市	115	118	124	12
山口市	141	140	149	59
宇部市	126	158	150	62
徳島市	181	152	147	55
高松市	165	199	211	79
松山市	145	162	156	66
今治市	171	186	170	73
高知市	153	187	165	70
福岡市	171	145	159	68
北九州市	137	151	154	64
佐賀市	140	117	128	27
長崎市	160	145	126	20
佐世保市	187	143	188	77
熊本市	152	148	155	65
大分市	131	121	113	7
宮崎市	139	155	130	30
鹿児島市	151	126	165	70
那覇市	192	185	187	76

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。