大田市場の瓶缶詰類（果実加工品）の市況（月報）

2. 瓶缶詰類の月別卸売取扱数量

データ出所

東京都中央卸売市場日報、市場統計情報(月報)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月の大田市場における瓶缶詰類の取扱数量は32.6トン。先月からは約15%増加。また昨年の同じ7月と比較すると13%ほど少ない。取扱数量が同じ月の過去2年に対し下回ったのは3ケ月連続、昨年または一昨年の同じシーズンに比べると、今季の取扱数量は少ない。ちなみに、2020年以降の同月では2021年が47.9トンで最多記録。

各月の過去5年間(2020年～2024年)の平均値の推移をみると、取扱数量は最も多い5月に比べ最も少ない2月では半分以下まで減少している。7月の取扱数量は5月の9割ほどで12ヶ月の中では4番目に多い方。7月から向こう１～2ケ月先の動きをみると、8月～9月の取扱数量は7月よりも減少ぎみで推移している。具体的には、8月が7月より11%減少。同じく9月は8月よりも15%ほど減少している。

(参考表) 瓶缶詰類の月別卸売取扱数量

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年 2024年 2025年過去5年平均

[単位 : t]

取引日	2023年	2024年	2025年	過去5年平均
1月	25.5	25.8	20.9	25.2
2月	11.8	18.7	19.5	21.1
3月	31.4	27.1	24.4	36.2
4月	24.3	36.5	30.9	42.4
5月	30.4	40.7	22.6	44.0
6月	35.3	29.7	28.3	43.0
7月	34.6	37.4	32.6	39.7
8月	29.7	36.4	-	35.2
9月	22.7	25.0	-	29.8
10月	31.4	26.3	-	30.7
11月	21.4	27.1	-	26.6
12月	28.3	29.0	-	36.7