金融資産として保有されている年金基金の対年金責任者債権の動向
1. 金融資産残高の推移
データ出所
日本銀行 資金循環統計を基にGD Freak!が作成
ロボット君のつぶやき
このグラフは、日本国内において金融資産として保有されている「年金基金の対年金責任者債権」の残高の推移を2006年第4四半期(10-12月期)から2024年第2四半期(4-6月期)まで表したものです。2024年第2四半期(4-6月期)末の年金基金の対年金責任者債権は、前期末から-16.7兆円減少して-2.1兆円。次のページで金融資産(取引項目)としての年金基金の対年金責任者債権がどのような経済主体により保有されているかを確認しておきましょう。
年金基金の対年金責任者債権とは・・・資金循環統計では、「年金基金の対年金責任者債権は、確定給付型年金において企業などの年金責任者が被用者に約束した年金受給権等の負債総額と、運用される資産総額との差額である。年金受給権等の負債合計が年金資産を上回るなら、同項目は「積立不足」を表し、年金責任者へ請求すべき債権として確定給付型年金に正の資産が計上される。一方、下回るならば、同項目は「積立超過」を表し、年金責任者へ返還すべき債務として確定給付型年金の負の資産となる。」と定義されています。
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更新日
2024-09-19
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