ヘアカラーリング剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるヘアカラーリング剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.5ポイント上昇し101.4。前月との比較では3.0ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・103.3(2024年10月)
最小値・・・95.6(2021年7月)
平均値・・・99.7
標準偏差・・1.65

下表は地域別(都市別)のヘアカラーリング剤の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のヘアカラーリング剤の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のヘアカラーリング剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1箱]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のヘアカラーリング剤の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とヘアカラーリング剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のヘアカラーリング剤の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のヘアカラーリング剤の値段・価格[単位:1箱]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は635円。標準偏差は52円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.2%。ヘアカラーリング剤の変動係数をその他の品目と比較したところ、ヘアカラーリング剤は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

ヘアカラーリング剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は10、変化のない都市の数は35となりました。
47都市の中でヘアカラーリング剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は526円[単位:1箱]の松山市、次いで537円の福井市、547円の宇都宮市の順です。同様に、ヘアカラーリング剤の値段が最も高い都市は716円の水戸市。また、最も高い水戸市と最も安い松山市との価格差は190円となっています。

ヘアカラーリング剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1箱、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	674	674	608	14
青森市	690	690	690	39
盛岡市	637	637	571	7
仙台市	624	625	625	19
秋田市	619	619	619	16
山形市	685	653	653	29
福島市	591	635	569	6
水戸市	716	716	716	47
宇都宮市	547	547	547	3
前橋市	573	573	573	8
さいたま市	602	602	602	12
千葉市	712	712	712	43
東京都区部	584	602	607	13
横浜市	650	603	609	15
新潟市	640	685	685	37
富山市	630	620	620	18
金沢市	634	587	549	5
福井市	592	537	537	2
甲府市	638	638	638	23
長野市	622	548	548	4
岐阜市	670	670	670	35
静岡市	696	696	696	40
名古屋市	627	627	627	21
津市	650	640	640	24
大津市	675	703	703	41
京都市	657	657	657	30
大阪市	656	709	657	30
神戸市	640	685	630	22
奈良市	619	685	647	25
和歌山市	669	669	669	34
鳥取市	712	712	712	43
松江市	712	712	712	43
岡山市	602	657	657	30
広島市	685	652	652	28
山口市	680	619	619	16
徳島市	589	590	590	11
高松市	547	657	657	30
松山市	646	617	526	1
高知市	685	685	685	37
福岡市	647	647	581	10
佐賀市	703	704	704	42
長崎市	647	647	647	25
熊本市	746	674	674	36
大分市	625	625	625	19
宮崎市	670	648	648	27
鹿児島市	712	712	712	43
那覇市	631	631	575	9

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。