手洗い用石けんの価格の推移

3. 年次指数(全国)

ダウンロード方法

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における手洗い用石けんの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比3.2%増の100.5。前年より増加となったのは3年ぶり。

2020年日本地図でみる都道府県別の化粧石けんの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1パック]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の化粧石けんの表のから2020年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と化粧石けんの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の化粧石けんの値段・価格と2020年の安値ランキング

2020年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の化粧石けんの値段・価格[単位:1パック]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は236円。標準偏差は21円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9%。化粧石けんの変動係数をその他の品目と比較したところ、化粧石けんは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

化粧石けんの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は53。同様に、下落した都市の数は23、変化のない都市の数は2となりました。
2020年において、81都市の中で化粧石けんの値段が最も安い都市のランキング第1位は178円[単位:1パック]の佐世保市。同様に、化粧石けんの値段が最も高い都市は303円の那覇市、次いで279円の松山市、276円の福島市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い佐世保市との価格差は125円となっています。

表の下に化粧石けんの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2018年 2019年 2020年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1パック、順位]

都市名	2018年	2019年	2020年	ランキング (安値順)
札幌市	221	220	217	16
函館市	198	198	210	8
旭川市	213	210	221	20
青森市	244	242	245	53
盛岡市	219	228	223	23
仙台市	220	221	227	29
八戸市			230	34
秋田市	234	232	236	44
山形市	240	243	252	61
福島市	258	270	276	79
郡山市	215	214	211	9
水戸市	234	228	233	39
日立市	230	227	230	34
宇都宮市	256	265	270	76
小山市			259	70
前橋市	263	256	253	63
さいたま市	225	231	236	44
熊谷市	215	225	232	38
川口市	234	236	247	56
所沢市	187	198	215	13
千葉市	233	227	223	23
佐倉市	237	227	229	31
浦安市	198	211	218	17
東京都区部	229	228	233	39
八王子市	261	263	269	75
立川市	214	211	213	11
府中市	232	255	249	59
横浜市	218	218	227	29
川崎市	213	220	233	39
相模原市	269	259	271	77
横須賀市	209	205	213	11
新潟市	244	251	245	53
長岡市	224	235	240	49
富山市	262	253	241	51
金沢市	218	232	230	34
福井市	263	249	254	64
甲府市	253	257	265	74
長野市	250	249	238	46
松本市	229	239	240	49
岐阜市	250	251	263	72
静岡市	218	228	238	46
浜松市	217	200	207	7
富士市	215	216	202	2
名古屋市	219	215	224	25
岡崎市			229	31
津市	205	209	202	2
松阪市	258	255	234	42
大津市	261	262	256	66
京都市	228	219	219	18
大阪市	238	224	222	21
堺市	231	236	256	66
枚方市	222	206	205	5
東大阪市	240	237	243	52
神戸市	235	232	234	42
姫路市	217	212	222	21
西宮市	242	247	262	71
伊丹市	230	229	229	31
奈良市	232	239	248	57
和歌山市	277	263	252	61
鳥取市	191	196	204	4
松江市	230	222	216	14
岡山市	232	234	257	68
広島市	240	242	249	59
福山市	214	232	263	72
山口市	209	208	225	26
宇部市	208	229	245	53
徳島市	231	247	238	46
高松市	266	261	257	68
松山市	243	250	279	80
今治市	224	222	225	26
高知市	232	249	272	78
福岡市	209	208	216	14
北九州市	190	198	220	19
佐賀市	219	227	230	34
長崎市	214	206	205	5
佐世保市	196	186	178	1
熊本市	219	229	248	57
大分市	192	211	254	64
宮崎市	184	200	226	28
鹿児島市	195	199	212	10
那覇市	318	304	303	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。