歯ブラシの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における歯ブラシの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より12.6ポイント上昇し117.8。前月と同水準。

最大値・・・117.8(2024年9月)
最小値・・・95.5(2018年3月)
平均値・・・101.9
標準偏差・・5.15

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯ブラシの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯ブラシの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の歯ブラシの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯ブラシの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯ブラシの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯ブラシの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯ブラシの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は124円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.9%。歯ブラシの変動係数をその他の品目と比較した結果、歯ブラシの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

歯ブラシの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は79となりました。
81都市の中で歯ブラシの値段が最も安い都市のランキング第1位は86円[単位:1本]の佐賀市、次いで97円の大分市、102円の青森市の順です。同様に、歯ブラシの値段が最も高い都市は182円の那覇市。また、最も高い那覇市と最も安い佐賀市との価格差は96円となっています。

歯ブラシの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	99	107	107	4
函館市	121	152	152	78
旭川市	96	107	107	4
青森市	102	102	102	3
盛岡市	113	130	130	48
仙台市	115	115	121	37
八戸市	96	107	107	4
秋田市	111	111	111	25
山形市	107	124	124	39
福島市	91	107	107	4
郡山市	106	139	139	64
水戸市	91	107	107	4
日立市	85	107	107	4
宇都宮市	110	130	130	48
小山市	107	107	107	4
前橋市	107	119	119	33
さいたま市	96	113	113	26
熊谷市	107	107	107	4
川口市	108	107	107	4
所沢市	108	119	119	33
千葉市	109	123	123	38
佐倉市	107	130	130	48
浦安市	102	118	118	29
東京都区部	116	133	133	60
八王子市	107	107	107	4
立川市	104	140	140	66
府中市	130	139	139	64
横浜市	138	147	147	75
川崎市	132	152	152	78
相模原市	113	113	113	26
横須賀市	129	140	140	66
新潟市	109	130	130	48
長岡市	96	129	129	46
富山市	93	124	124	39
金沢市	110	147	147	75
福井市	108	141	141	69
甲府市	133	133	133	60
長野市	98	141	141	69
松本市	107	107	107	4
岐阜市	102	124	124	39
静岡市	107	107	107	4
浜松市	121	130	130	48
富士市	98	142	142	73
名古屋市	107	107	107	4
岡崎市	108	141	141	69
津市	114	126	126	45
松阪市	140	140	140	66
大津市	124	124	124	39
京都市	109	131	131	59
大阪市	105	120	120	36
堺市	107	108	108	20
枚方市	107	107	107	4
東大阪市	107	107	107	4
神戸市	124	141	141	69
姫路市	103	130	130	48
西宮市	121	152	152	78
伊丹市	107	108	108	20
奈良市	90	118	118	29
和歌山市	130	146	146	74
鳥取市	121	130	130	48
松江市	114	114	114	28
岡山市	106	135	135	62
広島市	105	129	129	46
福山市	108	108	108	20
山口市	105	124	124	39
宇部市	108	119	119	33
徳島市	124	130	130	48
高松市	103	135	135	62
松山市	107	118	118	29
今治市	107	118	118	29
高知市	108	124	124	39
福岡市	121	130	130	48
北九州市	99	130	130	48
佐賀市	77	86	86	1
長崎市	195	150	150	77
佐世保市	91	108	108	20
熊本市	103	130	130	48
大分市	85	91	97	2
宮崎市	95	108	108	20
鹿児島市	107	107	107	4
那覇市	182	182	182	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。