歯ブラシの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月における歯ブラシの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より12.5ポイント上昇し117.3。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは6ケ月連続。

最大値・・・117.3(2024年6月)
最小値・・・95.5(2018年3月)
平均値・・・100.8
標準偏差・・4.11

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯ブラシの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯ブラシの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別の歯ブラシの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯ブラシの表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯ブラシの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯ブラシの値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯ブラシの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は123円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13%。歯ブラシの変動係数をその他の品目と比較した結果、歯ブラシの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

歯ブラシの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は71となりました。
81都市の中で歯ブラシの値段が最も安い都市のランキング第1位は91円[単位:1本]の大分市、次いで92円の佐賀市、97円の八戸市の順です。同様に、歯ブラシの値段が最も高い都市は182円の那覇市。また、最も高い那覇市と最も安い大分市との価格差は91円となっています。

歯ブラシの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	99	107	107	5
函館市	121	152	152	78
旭川市	96	107	107	5
青森市	96	102	102	4
盛岡市	113	130	130	49
仙台市	115	121	121	41
八戸市	96	107	97	3
秋田市	111	111	111	27
山形市	107	124	124	43
福島市	91	107	107	5
郡山市	106	139	139	64
水戸市	91	107	107	5
日立市	85	107	107	5
宇都宮市	110	130	130	49
小山市	107	107	107	5
前橋市	107	119	119	37
さいたま市	96	138	113	28
熊谷市	107	107	107	5
川口市	108	109	109	26
所沢市	104	119	119	37
千葉市	109	123	123	42
佐倉市	85	130	130	49
浦安市	102	118	118	33
東京都区部	116	132	133	61
八王子市	107	107	107	5
立川市	83	140	140	66
府中市	130	139	139	64
横浜市	138	147	147	75
川崎市	132	152	152	78
相模原市	113	113	113	28
横須賀市	129	140	140	66
新潟市	109	130	130	49
長岡市	96	96	129	47
富山市	93	108	108	19
金沢市	110	136	147	75
福井市	108	130	141	69
甲府市	133	133	133	61
長野市	106	141	141	69
松本市	107	107	107	5
岐阜市	102	108	108	19
静岡市	107	107	107	5
浜松市	121	130	130	49
富士市	104	142	142	73
名古屋市	107	107	107	5
岡崎市	107	119	141	69
津市	114	126	126	46
松阪市	140	140	140	66
大津市	124	124	124	43
京都市	109	131	131	60
大阪市	107	120	120	40
堺市	107	108	108	19
枚方市	107	107	107	5
東大阪市	107	107	107	5
神戸市	118	141	141	69
姫路市	103	130	130	49
西宮市	121	152	152	78
伊丹市	107	107	108	19
奈良市	90	118	118	33
和歌山市	136	146	146	74
鳥取市	114	130	130	49
松江市	114	114	114	31
岡山市	106	135	135	63
広島市	105	129	129	47
福山市	108	108	108	19
山口市	102	124	124	43
宇部市	108	119	119	37
徳島市	124	130	130	49
高松市	104	114	114	31
松山市	107	118	118	33
今治市	107	118	118	33
高知市	108	124	113	28
福岡市	121	130	130	49
北九州市	99	130	130	49
佐賀市	77	92	92	2
長崎市	195	150	150	77
佐世保市	91	108	108	19
熊本市	106	130	130	49
大分市	85	82	91	1
宮崎市	95	108	108	19
鹿児島市	107	107	107	5
那覇市	182	182	182	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。