歯ブラシの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における歯ブラシの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.3ポイント上昇し106.2。前月との比較では0.6ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・106.2(2024年2月)
最小値・・・95.5(2018年3月)
平均値・・・100
標準偏差・・2.73

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の歯ブラシの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の歯ブラシの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の歯ブラシの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の歯ブラシの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と歯ブラシの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の歯ブラシの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の歯ブラシの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は111円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は14.4%。歯ブラシの変動係数をその他の品目と比較した結果、歯ブラシの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

歯ブラシの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は70となりました。
81都市の中で歯ブラシの値段が最も安い都市のランキング第1位は75円[単位:1本]の佐賀市。同様に、歯ブラシの値段が最も高い都市は182円の那覇市、次いで150円の長崎市、141円の岡崎市の順です。また、最も高い那覇市と最も安い佐賀市との価格差は107円となっています。

歯ブラシの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	99	102	102	18
函館市	121	121	121	60
旭川市	96	96	96	11
青森市	91	102	102	18
盛岡市	113	124	124	65
仙台市	115	115	115	58
八戸市	96	85	85	2
秋田市	111	111	111	51
山形市	107	107	107	22
福島市	91	91	91	8
郡山市	106	106	106	21
水戸市	96	96	96	11
日立市	85	85	85	2
宇都宮市	110	102	110	50
小山市	107	107	107	22
前橋市	95	107	118	59
さいたま市	96	85	85	2
熊谷市	107	107	107	22
川口市	108	108	108	39
所沢市	104	108	108	39
千葉市	109	109	109	46
佐倉市	85	85	85	2
浦安市	102	107	107	22
東京都区部	111	113	113	52
八王子市	107	107	107	22
立川市	104	129	129	71
府中市	130	130	130	73
横浜市	138	138	138	77
川崎市	132	132	132	75
相模原市	113	113	113	52
横須賀市	129	129	129	71
新潟市	109	109	109	46
長岡市	96	96	96	11
富山市	87	93	98	14
金沢市	109	110	126	70
福井市	108	108	125	69
甲府市	133	133	133	76
長野市	106	98	98	14
松本市	107	107	107	22
岐阜市	97	102	108	39
静岡市	107	107	107	22
浜松市	121	121	121	60
富士市	104	99	98	14
名古屋市	107	107	107	22
岡崎市	107	108	141	79
津市	114	114	114	55
松阪市	140	140	140	78
大津市	124	124	124	65
京都市	103	109	109	46
大阪市	105	113	113	52
堺市	107	107	107	22
枚方市	107	107	107	22
東大阪市	107	107	107	22
神戸市	113	124	124	65
姫路市	103	108	108	39
西宮市	96	121	121	60
伊丹市	107	107	107	22
奈良市	90	90	90	7
和歌山市	130	130	130	73
鳥取市	114	121	121	60
松江市	114	114	114	55
岡山市	106	109	109	46
広島市	105	107	107	22
福山市	108	108	108	39
山口市	102	105	107	22
宇部市	108	108	108	39
徳島市	124	124	124	65
高松市	104	114	114	55
松山市	107	107	107	22
今治市	107	107	107	22
高知市	108	97	108	39
福岡市	132	121	121	60
北九州市	128	99	99	17
佐賀市	77	75	75	1
長崎市	195	150	150	80
佐世保市	91	91	91	8
熊本市	106	92	103	20
大分市	85	85	85	2
宮崎市	95	95	95	10
鹿児島市	107	107	107	22
那覇市	182	182	182	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。