ヘアカラーリング代の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるヘアカラーリング代の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.3ポイント上昇し105.1。前月との比較では0.2ポイント上昇。上がったのは5ケ月連続。

最大値・・・105.1(2025年1月)
最小値・・・97.4(2018年12月)
平均値・・・100.6
標準偏差・・2.32

下表は地域別(都市別)のヘアカラーリング代の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のヘアカラーリング代の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のヘアカラーリング代の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のヘアカラーリング代の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とヘアカラーリング代の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のヘアカラーリング代の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のヘアカラーリング代の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は6,440円。標準偏差は831円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.9%。ヘアカラーリング代の変動係数をその他の品目と比較した結果、ヘアカラーリング代の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

ヘアカラーリング代の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は38となりました。
47都市の中でヘアカラーリング代の値段が最も安い都市のランキング第1位は5,008円[単位:1回]の盛岡市、次いで5,035円の那覇市、5,275円の長崎市の順です。同様に、ヘアカラーリング代の値段が最も高い都市は9,128円の高知市、次いで7,900円の奈良市、7,833円の熊本市の順です。また、最も高い高知市と最も安い盛岡市との価格差は4,120円となっています。

ヘアカラーリング代の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	7,022	7,076	7,076	37
青森市	5,445	5,445	5,445	6
盛岡市	4,870	5,008	5,008	1
仙台市	6,206	6,393	6,393	25
秋田市	6,330	6,330	6,330	22
山形市	5,725	5,725	5,725	10
福島市	6,800	7,050	7,050	36
水戸市	6,220	6,358	6,358	24
宇都宮市	7,288	7,288	7,288	43
前橋市	5,965	6,061	6,336	23
さいたま市	6,294	6,044	6,044	17
千葉市	7,019	7,019	7,019	35
東京都区部	7,111	7,176	7,131	38
横浜市	7,108	7,153	7,153	40
新潟市	5,080	5,433	5,433	5
富山市	6,275	6,275	6,460	27
金沢市	6,298	6,380	6,490	28
福井市	7,045	7,150	7,150	39
甲府市	5,183	5,733	5,733	11
長野市	5,645	5,770	5,770	13
岐阜市	6,713	6,738	6,738	30
静岡市	5,462	5,478	5,478	7
名古屋市	5,896	6,013	6,154	19
津市	6,985	7,068	7,285	42
大津市	7,325	6,750	6,750	31
京都市	7,638	7,750	7,758	44
大阪市	5,467	5,767	5,767	12
神戸市	6,309	6,351	6,310	20
奈良市	7,750	7,900	7,900	46
和歌山市	6,038	6,038	6,038	16
鳥取市	6,803	6,920	6,920	34
松江市	6,433	6,433	6,433	26
岡山市	5,788	5,888	5,888	15
広島市	6,479	6,905	6,905	33
山口市	5,618	5,618	5,618	8
徳島市	5,648	5,648	5,648	9
高松市	7,725	6,900	6,900	32
松山市	6,118	6,118	6,118	18
高知市	9,128	9,128	9,128	47
福岡市	7,325	7,200	7,200	41
佐賀市	6,325	6,325	6,325	21
長崎市	5,275	5,275	5,275	3
熊本市	7,182	7,833	7,833	45
大分市	5,900	5,775	5,775	14
宮崎市	5,168	5,415	5,415	4
鹿児島市	6,563	6,563	6,700	29
那覇市	5,035	5,035	5,035	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。