講習料(水泳)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における講習料（水泳）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比3.7%増の109.8。1990年以降で当年が最大。1990年から一貫して増加傾向が続いている。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の講習料(水泳)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の講習料(水泳)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の講習料(水泳)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か月]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の講習料(水泳)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と講習料(水泳)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の講習料(水泳)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の講習料(水泳)の値段・価格[単位:1か月]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は7,650円。標準偏差は518円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.9%。講習料(水泳)の変動係数をその他の品目と比較したところ、講習料(水泳)は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

講習料(水泳)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は45。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は2となりました。
2023年において、47都市の中で講習料(水泳)の値段が最も安い都市のランキング第1位は6,004円[単位:1か月]の山形市、次いで6,842円の鹿児島市、6,891円の大津市の順です。同様に、講習料(水泳)の値段が最も高い都市は8,983円の千葉市、次いで8,933円の東京都区部、8,464円の山口市の順です。また、最も高い千葉市と最も安い山形市との価格差は2,979円となっています。

講習料(水泳)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か月、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	7,453	7,480	7,480	16
青森市	6,509	6,838	6,893	4
盛岡市	7,394	7,445	7,957	36
仙台市	7,751	7,957	8,134	41
秋田市	7,077	7,346	7,590	23
山形市	5,500	5,592	6,004	1
福島市	6,881	7,324	7,376	11
水戸市	7,389	7,709	7,773	31
宇都宮市	6,959	7,199	7,636	25
前橋市	6,985	7,114	7,345	9
さいたま市	7,098	7,239	7,443	13
千葉市	8,067	8,540	8,983	47
東京都区部	8,236	8,599	8,933	46
横浜市	7,187	7,266	7,896	35
新潟市	7,367	7,718	8,207	43
富山市	7,370	7,618	8,103	40
金沢市	7,407	7,407	7,535	19
福井市	6,893	7,153	7,553	20
甲府市	7,150	7,468	7,590	23
長野市	6,667	6,802	7,229	8
岐阜市	7,138	7,278	7,706	29
静岡市	7,560	7,834	7,957	36
名古屋市	7,222	7,526	7,746	30
津市	7,083	7,077	7,462	14
大津市	6,675	6,774	6,891	3
京都市	7,921	8,025	8,059	38
大阪市	7,578	7,981	8,424	44
神戸市	6,728	7,159	7,346	10
奈良市	7,072	7,448	7,664	27
和歌山市	7,379	7,509	7,517	18
鳥取市	6,310	6,689	6,976	5
松江市	7,297	7,489	8,097	39
岡山市	7,370	7,615	8,195	42
広島市	7,773	7,773	7,790	33
山口市	7,737	7,822	8,464	45
徳島市	7,333	7,425	7,700	28
高松市	6,802	7,013	7,169	7
松山市	7,058	7,150	7,150	6
高知市	7,294	7,471	7,787	32
福岡市	6,957	7,312	7,639	26
佐賀市	6,571	7,264	7,507	17
長崎市	6,737	7,116	7,382	12
熊本市	6,958	7,060	7,476	15
大分市	7,230	7,205	7,563	21
宮崎市	6,886	7,425	7,572	22
鹿児島市	6,174	6,448	6,842	2
那覇市	6,567	7,011	7,822	34

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。