講習料(音楽)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における講習料（音楽）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比1.8%増の102.8。13年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の講習料(音楽)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の講習料(音楽)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の講習料(音楽)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か月]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の講習料(音楽)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と講習料(音楽)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の講習料(音楽)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の講習料(音楽)の値段・価格[単位:1か月]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は7,981円。標準偏差は736円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.8%。講習料(音楽)の変動係数をその他の品目と比較したところ、講習料(音楽)は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

講習料(音楽)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は15となりました。
2023年において、47都市の中で講習料(音楽)の値段が最も安い都市のランキング第1位は6,233円[単位:1か月]の那覇市、次いで6,383円の鳥取市、6,600円の岐阜市の順です。同様に、講習料(音楽)の値段が最も高い都市は9,460円の奈良市、次いで9,405円の千葉市、9,228円のさいたま市の順です。また、最も高い奈良市と最も安い那覇市との価格差は3,227円となっています。

講習料(音楽)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か月、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	8,250	8,250	8,250	30
青森市	7,700	7,700	7,700	16
盛岡市	8,067	8,067	8,006	23
仙台市	8,140	8,186	8,049	24
秋田市	7,700	7,700	7,700	16
山形市	7,517	7,517	7,517	11
福島市	8,429	8,507	8,720	40
水戸市	7,143	7,342	8,163	28
宇都宮市	7,653	7,633	7,633	15
前橋市	7,793	7,793	8,340	31
さいたま市	8,983	8,983	9,228	45
千葉市	9,167	9,234	9,405	46
東京都区部	7,855	7,958	8,231	29
横浜市	7,700	7,776	7,929	22
新潟市	7,361	7,514	7,517	11
富山市	8,067	8,098	8,067	25
金沢市	7,517	7,517	7,444	9
福井市	7,517	7,517	7,517	11
甲府市	7,700	7,700	7,700	16
長野市	7,340	7,340	7,340	7
岐阜市	6,783	6,600	6,600	3
静岡市	8,250	8,357	8,433	34
名古屋市	8,265	8,265	8,457	36
津市	6,600	6,600	6,600	3
大津市	8,225	8,485	8,534	39
京都市	8,433	8,525	8,937	43
大阪市	8,889	8,596	8,754	41
神戸市	8,837	8,678	7,560	14
奈良市	9,803	9,958	9,460	47
和歌山市	7,521	8,360	8,497	38
鳥取市	6,383	6,383	6,383	2
松江市	7,701	7,710	7,373	8
岡山市	9,093	9,093	9,020	44
広島市	8,250	8,296	8,433	34
山口市	6,600	6,692	7,150	6
徳島市	7,500	7,625	7,500	10
高松市	8,067	8,067	8,067	25
松山市	7,394	7,517	7,853	20
高知市	8,303	8,383	8,463	37
福岡市	8,617	8,663	8,878	42
佐賀市	8,360	8,360	8,360	33
長崎市	7,883	7,929	8,067	25
熊本市	7,688	7,700	7,839	19
大分市	7,920	7,920	7,920	21
宮崎市	6,893	6,893	6,935	5
鹿児島市	8,243	8,238	8,351	32
那覇市	6,233	6,233	6,233	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。