電子辞書の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ電子辞書の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2021年7月における電子辞書の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2015年を100として10.5ポイント低下し95.0。

最大値・・・127.7(2020年2月)
最小値・・・81.8(2019年1月)
平均値・・・99.7
標準偏差・・9.66

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の電子辞書の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の電子辞書の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年12月日本地図でみる都道府県別の電子辞書の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の電子辞書の表のから2021年12月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と電子辞書の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の電子辞書の値段・価格と2021年12月の安値ランキング

2021年12月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の電子辞書の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は32,174円。標準偏差は830円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は2.6%。電子辞書の変動係数をその他の品目と比較したところ、電子辞書は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

電子辞書の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は29となりました。
47都市の中で電子辞書の値段が最も安い都市のランキング第1位は30,580円[単位:1台]の宇都宮市。同様に、電子辞書の値段が最も高い都市は34,138円の神戸市、次いで34,133円の福井市、33,617円の鳥取市の順です。また、最も高い神戸市と最も安い宇都宮市との価格差は3,558円となっています。

電子辞書の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2020年12月 2021年11月 2021年12月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2020年12月	2021年11月	2021年12月	ランキング (安値順)
札幌市	35,475	33,190	32,915	38
青森市	33,891	31,537	31,537	12
盛岡市	34,418	30,877	30,877	3
仙台市	34,725	31,940	31,940	20
秋田市	35,320	32,120	32,120	25
山形市	35,334	32,047	32,047	23
福島市	35,000	31,387	31,387	8
水戸市	33,040	31,387	31,387	8
宇都宮市	33,219	31,580	30,580	1
前橋市	34,107	31,313	31,313	5
さいたま市	34,275	32,903	32,245	28
千葉市	35,535	32,985	32,985	40
東京都区部	34,498	32,937	32,719	32
横浜市	35,787	33,223	33,223	43
新潟市	36,019	32,387	32,720	33
富山市	35,560	32,460	32,793	37
金沢市	35,700	31,313	31,313	5
福井市	38,133	33,800	34,133	46
甲府市	33,980	31,460	31,460	10
長野市	34,567	31,313	31,313	5
岐阜市	35,334	32,387	32,387	29
静岡市	33,439	32,053	32,053	24
名古屋市	36,734	33,093	33,093	42
津市	36,019	32,387	32,720	33
大津市	36,240	32,727	33,060	41
京都市	36,306	34,347	32,613	31
大阪市	36,528	33,593	33,327	44
神戸市	35,534	33,460	34,138	47
奈良市	34,124	31,653	31,987	21
和歌山市	36,019	31,653	31,987	21
鳥取市	36,463	32,617	33,617	45
松江市	37,593	32,217	32,217	27
岡山市	37,130	32,727	32,727	35
広島市	36,989	32,190	32,190	26
山口市	36,356	31,653	31,653	13
徳島市	35,719	31,653	31,653	13
高松市	37,593	32,727	32,727	35
松山市	35,033	31,877	31,144	4
高知市	35,178	30,580	30,580	1
福岡市	35,423	33,190	32,915	38
佐賀市	36,356	31,653	31,653	13
長崎市	36,327	31,910	31,910	19
熊本市	35,310	32,393	32,393	30
大分市	35,587	31,653	31,653	13
宮崎市	36,259	31,653	31,653	13
鹿児島市	35,586	32,387	31,460	10
那覇市	36,327	31,653	31,653	13

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。