テレビの価格の推移

3. 年次指数(全国)

ダウンロード方法

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるテレビの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比1.1%減の100.9。前年より減少となったのは2年ぶり。

2021年日本地図でみる都道府県別のテレビの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のテレビの表のから2021年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とテレビの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のテレビの値段・価格と2021年の安値ランキング

2021年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のテレビの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は47,309円。標準偏差は2,288円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.2%。テレビの変動係数をその他の品目と比較したところ、テレビは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

テレビの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は27。同様に、下落した都市の数は20、変化のない都市の数は0となりました。
2021年において、47都市の中でテレビの値段が最も安い都市のランキング第1位は41,586円[単位:1台]の和歌山市、次いで42,737円の奈良市、43,755円の佐賀市の順です。同様に、テレビの値段が最も高い都市は51,346円の福岡市、次いで51,298円の岐阜市、51,276円の那覇市の順です。また、最も高い福岡市と最も安い和歌山市との価格差は9,760円となっています。

テレビの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2019年 2020年 2021年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2019年	2020年	2021年	ランキング (安値順)
札幌市	49,982	50,987	47,961	32
青森市	42,908	43,684	45,196	10
盛岡市	54,667	51,248	49,980	40
仙台市	56,169	47,681	50,026	41
秋田市	45,682	44,272	47,355	24
山形市	48,598	44,743	47,341	23
福島市	44,066	42,691	46,061	14
水戸市	45,097	48,524	47,653	28
宇都宮市	44,999	43,854	46,932	18
前橋市	49,683	46,616	48,286	33
さいたま市	48,258	45,460	47,020	19
千葉市	50,073	46,566	47,890	31
東京都区部	48,243	46,504	45,990	13
横浜市	43,755	45,196	47,661	29
新潟市	45,195	41,947	47,324	22
富山市	43,232	40,379	44,503	7
金沢市	52,722	45,269	45,803	11
福井市	49,409	47,698	47,059	20
甲府市	42,609	42,491	44,261	6
長野市	45,405	45,582	47,804	30
岐阜市	51,971	51,179	51,298	46
静岡市	45,915	41,610	45,841	12
名古屋市	45,404	46,714	48,479	34
津市	55,523	48,854	49,242	38
大津市	57,136	51,421	44,156	4
京都市	53,599	48,129	47,588	27
大阪市	53,529	48,601	47,526	26
神戸市	46,010	44,670	47,212	21
奈良市	55,534	48,562	42,737	2
和歌山市	51,265	45,057	41,586	1
鳥取市	49,221	50,851	50,988	44
松江市	47,236	46,286	49,018	35
岡山市	59,848	46,389	45,154	9
広島市	48,953	49,287	49,525	39
山口市	52,044	45,631	44,181	5
徳島市	47,492	49,425	46,292	15
高松市	49,531	45,882	44,670	8
松山市	47,677	49,409	49,113	37
高知市	53,065	54,393	50,266	42
福岡市	50,654	53,443	51,346	47
佐賀市	56,968	47,632	43,755	3
長崎市	55,754	49,763	46,399	16
熊本市	48,831	44,929	49,035	36
大分市	50,543	47,289	50,520	43
宮崎市	47,479	47,332	47,437	25
鹿児島市	54,184	47,663	46,777	17
那覇市	50,386	47,611	51,276	45

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。