補習教育(高校・予備校)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月における補習教育（高校・予備校）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.5ポイント上昇し115.8。前月と同水準。

最大値・・・115.8(2024年6月)
最小値・・・92.9(2017年3月)
平均値・・・101.9
標準偏差・・6.39

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の補習教育(高校・予備校)の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の補習教育(高校・予備校)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別の補習教育(高校・予備校)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か年]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の補習教育(高校・予備校)の表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と補習教育(高校・予備校)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の補習教育(高校・予備校)の値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の補習教育(高校・予備校)の値段・価格[単位:1か年]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は672,952円。標準偏差は159,241円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23.7%。補習教育(高校・予備校)の変動係数をその他の品目と比較すると、補習教育(高校・予備校)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

補習教育(高校・予備校)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は47となりました。
47都市の中で補習教育(高校・予備校)の値段が最も安い都市のランキング第1位は330,000円[単位:1か年]の鳥取市、次いで394,680円の津市、400,000円の和歌山市の順です。同様に、補習教育(高校・予備校)の値段が最も高い都市は900,000円のさいたま市。また、最も高いさいたま市と最も安い鳥取市との価格差は570,000円となっています。

補習教育(高校・予備校)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か年、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	810,000	841,667	841,667	38
青森市	562,033	558,750	558,750	13
盛岡市	710,000	710,000	710,000	28
仙台市	845,000	880,000	880,000	41
秋田市	650,000	709,500	709,500	27
山形市	631,800	631,800	631,800	19
福島市	470,000	585,000	585,000	14
水戸市	570,000	709,000	709,000	26
宇都宮市	422,400	422,400	422,400	4
前橋市	597,667	700,000	700,000	24
さいたま市	865,000	900,000	900,000	45
千葉市	790,667	814,000	814,000	35
東京都区部	802,000	840,750	840,750	37
横浜市	845,000	880,000	880,000	41
新潟市	690,000	720,000	720,000	29
富山市	465,000	465,000	465,000	6
金沢市	450,000	450,000	450,000	5
福井市	628,333	555,833	555,833	12
甲府市	465,333	465,333	465,333	8
長野市	490,000	500,000	500,000	9
岐阜市	850,000	890,000	890,000	44
静岡市	865,000	900,000	900,000	45
名古屋市	800,000	855,000	855,000	40
津市	403,920	394,680	394,680	2
大津市	560,000	594,000	594,000	15
京都市	865,000	900,000	900,000	45
大阪市	805,000	845,000	845,000	39
神戸市	736,667	756,667	756,667	31
奈良市	300,000	755,700	755,700	30
和歌山市	750,000	400,000	400,000	3
鳥取市	330,000	330,000	330,000	1
松江市	500,000	500,000	500,000	9
岡山市	620,000	640,000	640,000	20
広島市	845,000	880,000	880,000	41
山口市	740,000	760,000	760,000	32
徳島市	627,000	627,000	627,000	17
高松市	575,600	627,653	627,653	18
松山市	479,100	649,500	649,500	21
高知市	520,000	520,000	520,000	11
福岡市	810,000	840,000	840,000	36
佐賀市	561,500	596,500	596,500	16
長崎市	640,000	650,000	650,000	22
熊本市	693,000	706,333	706,333	25
大分市	740,000	760,000	760,000	32
宮崎市	580,000	760,000	760,000	32
鹿児島市	723,333	686,667	686,667	23
那覇市	422,500	465,000	465,000	6

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。