ＰＴＡ会費(小学校)の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるＰＴＡ会費（小学校）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比1.6%減の96.8。4年連続の減少。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のＰＴＡ会費(小学校)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のＰＴＡ会費(小学校)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のＰＴＡ会費(小学校)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か年]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のＰＴＡ会費(小学校)の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とＰＴＡ会費(小学校)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のＰＴＡ会費(小学校)の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のＰＴＡ会費(小学校)の値段・価格[単位:1か年]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は3,212円。標準偏差は1,145円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は35.5%。ＰＴＡ会費(小学校)の変動係数をその他の品目と比較すると、ＰＴＡ会費(小学校)は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

ＰＴＡ会費(小学校)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は29。同様に、下落した都市の数は36、変化のない都市の数は16となりました。
2023年において、81都市の中でＰＴＡ会費(小学校)の値段が最も安い都市のランキング第1位は829円[単位:1か年]の函館市、次いで858円の堺市、1,257円の富士市の順です。同様に、ＰＴＡ会費(小学校)の値段が最も高い都市は7,104円の松江市、次いで5,880円の那覇市、5,610円の徳島市の順です。また、最も高い松江市と最も安い函館市との価格差は6,275円となっています。

ＰＴＡ会費(小学校)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1か年、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	1,556	1,720	1,704	7
函館市	1,592	1,205	829	1
旭川市	2,250	1,819	1,769	8
青森市	2,680	2,680	2,680	26
盛岡市	3,967	4,000	4,020	64
仙台市	2,818	3,395	3,483	50
八戸市	5,387	4,437	3,640	54
秋田市	2,640	2,483	2,417	19
山形市	3,942	3,902	3,942	61
福島市	2,740	2,740	2,730	27
郡山市	3,330	3,355	2,867	36
水戸市	4,530	4,664	4,860	75
日立市	2,800	2,800	2,800	34
宇都宮市	5,124	5,124	5,124	77
小山市	2,807	2,807	2,807	35
前橋市	3,680	3,635	3,665	55
さいたま市	3,616	3,616	3,796	58
熊谷市	3,000	3,000	3,000	39
川口市	2,600	2,378	2,267	15
所沢市	1,658	1,600	1,567	6
千葉市	2,575	2,405	2,400	18
佐倉市	2,967	3,025	3,258	44
浦安市	2,556	2,667	2,667	25
東京都区部	3,143	2,923	2,478	20
八王子市	2,212	1,917	1,800	9
立川市	2,360	2,407	2,597	21
府中市	1,719	1,858	1,900	10
横浜市	3,881	3,885	3,726	56
川崎市	3,135	3,270	3,133	42
相模原市	2,311	2,400	2,325	17
横須賀市	4,200	4,400	4,100	66
新潟市	3,150	3,160	3,349	46
長岡市	2,673	2,673	2,145	13
富山市	2,780	2,703	2,640	24
金沢市	4,220	4,080	4,210	69
福井市	3,552	3,552	3,507	52
甲府市	2,064	2,013	1,988	12
長野市	2,769	2,736	2,736	28
松本市	4,000	4,000	3,333	45
岐阜市	4,423	4,800	4,920	76
静岡市	2,157	2,542	2,791	32
浜松市	1,606	1,388	1,284	4
富士市	1,570	1,480	1,257	3
名古屋市	3,512	3,538	3,440	49
岡崎市	3,933	4,000	4,000	63
津市	3,400	3,400	3,400	48
松阪市	5,200	5,172	5,200	78
大津市	3,156	3,405	3,255	43
京都市	4,225	4,140	4,121	67
大阪市	2,661	3,065	3,125	41
堺市	742	744	858	2
枚方市	2,600	2,600	2,600	22
東大阪市	3,467	3,500	3,500	51
神戸市	2,513	1,886	1,432	5
姫路市	2,600	2,600	2,600	22
西宮市	2,241	2,388	2,150	14
伊丹市	2,567	2,600	2,750	29
奈良市	2,690	2,380	2,285	16
和歌山市	4,038	3,779	3,960	62
鳥取市	5,600	5,173	4,840	74
松江市	6,024	6,834	7,104	81
岡山市	2,567	2,760	2,780	31
広島市	2,137	2,063	1,940	11
福山市	2,911	2,861	2,867	36
山口市	4,232	4,274	4,274	70
宇部市	2,717	2,717	2,779	30
徳島市	5,155	5,660	5,610	79
高松市	4,368	3,646	2,799	33
松山市	7,008	5,082	4,440	71
今治市	2,733	3,226	3,367	47
高知市	2,880	2,880	2,890	38
福岡市	3,570	3,890	3,930	60
北九州市	3,984	4,083	3,748	57
佐賀市	3,800	3,800	3,800	59
長崎市	4,092	4,080	4,080	65
佐世保市	4,600	4,600	4,600	73
熊本市	2,890	2,918	3,040	40
大分市	4,547	4,360	4,540	72
宮崎市	4,116	4,072	4,128	68
鹿児島市	3,590	3,570	3,560	53
那覇市	5,618	5,843	5,880	80

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。