固定電話機の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ固定電話機の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2021年7月における固定電話機の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2015年を100として2.7ポイント上昇し101.3。前月との比較では2.5ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・108.5(2019年4月)
最小値・・・85.3(2018年8月)
平均値・・・96.3
標準偏差・・5.55

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の固定電話機の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の固定電話機の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年12月日本地図でみる都道府県別の固定電話機の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1セット]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の固定電話機の表のから2021年12月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と固定電話機の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の固定電話機の値段・価格と2021年12月の安値ランキング

2021年12月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の固定電話機の値段・価格[単位:1セット]とランキングを見てみましょう。

13都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は22,458円。標準偏差は1,630円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.3%。固定電話機の変動係数をその他の品目と比較したところ、固定電話機は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

固定電話機の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は3となりました。
13都市の中で固定電話機の値段が最も安い都市のランキング第1位は21,473円[単位:1セット]の高松市、次いで21,608円の大阪市、21,780円の仙台市の順です。同様に、固定電話機の値段が最も高い都市は27,800円の長野市、次いで23,475円の大分市、22,884円の東京都区部の順です。また、最も高い長野市と最も安い高松市との価格差は6,327円となっています。

固定電話機の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2020年12月 2021年11月 2021年12月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1セット、順位]

都市名	2020年12月	2021年11月	2021年12月	ランキング (安値順)
仙台市	21,010	20,767	21,780	3
さいたま市	22,078	20,760	21,890	10
東京都区部	21,685	21,531	22,884	11
長野市	20,627	24,240	27,800	13
岐阜市	22,783	21,573	21,870	7
名古屋市	20,957	21,840	21,852	6
大阪市	22,257	21,576	21,608	2
神戸市	21,907	21,870	21,870	7
和歌山市	20,567	21,210	21,800	5
松江市	21,160	21,158	21,870	7
高松市	21,160	21,473	21,473	1
熊本市	22,973	21,810	21,780	3
大分市	22,645	23,475	23,475	12

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。