自動車オイル交換料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における自動車オイル交換料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.4ポイント上昇し118.9。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・118.9(2025年1月)
最小値・・・95.8(2018年6月)
平均値・・・104.3
標準偏差・・7.73

下表は地域別(都市別)の自動車オイル交換料の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の自動車オイル交換料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の自動車オイル交換料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車オイル交換料の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車オイル交換料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車オイル交換料の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車オイル交換料の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は4,683円。標準偏差は813円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.4%。自動車オイル交換料の変動係数をその他の品目と比較すると、自動車オイル交換料は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車オイル交換料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は4。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は41となりました。
47都市の中で自動車オイル交換料の値段が最も安い都市のランキング第1位は3,320円[単位:1回]の名古屋市、次いで3,364円の鹿児島市、3,400円の福井市の順です。同様に、自動車オイル交換料の値段が最も高い都市は6,315円の新潟市、次いで6,225円の福島市、6,220円の長野市の順です。また、最も高い新潟市と最も安い名古屋市との価格差は2,995円となっています。

自動車オイル交換料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	5,490	5,490	5,490	39
青森市	4,208	4,308	4,308	13
盛岡市	3,315	3,440	3,440	5
仙台市	4,510	5,875	5,875	42
秋田市	3,877	4,798	4,798	29
山形市	5,808	5,808	5,808	41
福島市	5,800	6,060	6,225	46
水戸市	3,180	3,730	3,730	7
宇都宮市	3,805	3,760	3,760	9
前橋市	4,000	4,000	4,415	17
さいたま市	4,400	4,180	4,430	18
千葉市	4,620	4,620	4,620	23
東京都区部	5,243	5,416	5,416	38
横浜市	4,550	4,625	4,625	24
新潟市	5,145	6,315	6,315	47
富山市	5,140	4,850	4,850	32
金沢市	5,450	5,605	5,605	40
福井市	3,400	3,400	3,400	3
甲府市	4,125	4,840	4,840	31
長野市	5,957	6,220	6,220	45
岐阜市	5,072	5,072	4,633	25
静岡市	4,755	4,755	4,755	27
名古屋市	3,320	3,320	3,320	1
津市	3,747	3,747	3,747	8
大津市	4,490	4,490	4,490	20
京都市	4,720	4,720	4,720	26
大阪市	3,490	4,212	4,212	12
神戸市	4,895	4,345	4,345	14
奈良市	5,005	4,525	4,525	22
和歌山市	4,405	4,205	4,205	11
鳥取市	5,905	6,055	6,055	43
松江市	4,010	4,359	4,359	15
岡山市	3,245	5,060	5,060	35
広島市	4,345	4,758	4,758	28
山口市	4,930	5,020	5,020	34
徳島市	4,040	4,365	4,800	30
高松市	4,369	4,369	4,369	16
松山市	5,705	6,070	6,070	44
高知市	3,400	3,400	3,400	3
福岡市	4,330	4,530	4,480	19
佐賀市	4,930	4,930	4,930	33
長崎市	4,845	5,218	5,218	37
熊本市	3,480	5,205	5,205	36
大分市	3,640	3,640	3,640	6
宮崎市	4,605	4,505	4,505	21
鹿児島市	3,364	3,364	3,364	2
那覇市	3,763	3,763	3,763	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。