自動車オイル交換料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における自動車オイル交換料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.3ポイント上昇し118.2。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは7ケ月ぶり。

最大値・・・118.4(2024年8月)
最小値・・・95.8(2018年6月)
平均値・・・103.5
標準偏差・・7.21

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の自動車オイル交換料の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の自動車オイル交換料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別の自動車オイル交換料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車オイル交換料の表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車オイル交換料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車オイル交換料の値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車オイル交換料の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は4,603円。標準偏差は823円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.9%。自動車オイル交換料の変動係数をその他の品目と比較すると、自動車オイル交換料は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車オイル交換料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は5。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は39となりました。
47都市の中で自動車オイル交換料の値段が最も安い都市のランキング第1位は3,245円[単位:1回]の岡山市、次いで3,320円の名古屋市、3,364円の鹿児島市の順です。同様に、自動車オイル交換料の値段が最も高い都市は6,220円の長野市、次いで6,070円の松山市、6,060円の福島市の順です。また、最も高い長野市と最も安い岡山市との価格差は2,975円となっています。

自動車オイル交換料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	5,490	5,490	5,490	39
青森市	4,043	4,308	4,308	15
盛岡市	3,265	3,440	3,440	7
仙台市	4,510	5,770	5,770	42
秋田市	3,877	4,798	4,798	29
山形市	5,808	5,808	5,808	43
福島市	5,635	6,060	6,060	45
水戸市	3,180	3,330	3,389	4
宇都宮市	3,805	3,760	3,760	10
前橋市	3,600	4,000	4,000	12
さいたま市	4,800	5,425	4,805	30
千葉市	4,620	4,620	4,620	24
東京都区部	4,737	5,408	5,408	38
横浜市	4,250	4,625	4,625	25
新潟市	5,145	5,565	5,565	40
富山市	4,975	4,850	4,850	33
金沢市	5,445	5,450	5,605	41
福井市	3,400	3,400	3,400	5
甲府市	4,125	4,840	4,840	32
長野市	5,667	5,957	6,220	47
岐阜市	4,315	5,072	5,072	34
静岡市	4,755	4,755	4,755	28
名古屋市	3,320	3,320	3,320	2
津市	3,747	3,747	3,747	9
大津市	4,490	4,490	4,490	21
京都市	4,720	4,720	4,720	27
大阪市	3,424	3,990	4,041	14
神戸市	4,895	4,895	4,345	16
奈良市	4,235	4,525	4,525	22
和歌山市	4,405	4,405	4,405	20
鳥取市	5,245	6,055	6,055	44
松江市	3,990	4,359	4,359	18
岡山市	3,245	3,245	3,245	1
広島市	4,345	4,345	4,345	16
山口市	4,880	5,120	5,120	35
徳島市	4,040	4,040	4,040	13
高松市	4,369	4,369	4,369	19
松山市	5,705	6,070	6,070	46
高知市	3,300	3,400	3,400	5
福岡市	4,230	4,580	4,530	23
佐賀市	4,930	5,130	5,130	36
長崎市	4,845	5,218	5,218	37
熊本市	3,840	4,680	4,805	30
大分市	3,440	3,640	3,640	8
宮崎市	4,330	4,705	4,705	26
鹿児島市	3,364	3,364	3,364	3
那覇市	3,763	3,763	3,763	11

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。